誇大妄想狂 2020-08-20 11:06:10 ID:5a7104027 |
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>悲倉 鈍間 >堺 美波 >椿原 帝 >エステラ・アリーシア
……ちぇっ、中で何が起こっているのやら。どうも想像以上にヤバい目的で来てそうだが。
(挑発すればでかい方が出てくるかと思ったが、同時に鳴り響いた振動音にかき消されたようで、思わず舌打ちするが、弾丸が発射された方を見ては、軽く嘆息して、スマホをちょっと操作したかと思うと、迷わず電話のコールボタンを押す―――)
「あれま?」
(すると、唐突に老婆が止まり、ポケットからバイブレーション機能で震えるスマホを取り出した。当然難聴の彼女に電話が使えるわけもないが、かかってきた人物の名前を見て、首をかしげる老婆は、振り返って手を振っていた天都と眼が合うと驚いた後に晴れやかな笑顔を天都に向ける)
「あら、天都ちゃん。どうしたの?」
(ただ単純に知り合いと偶然遭って嬉しいという風の老婆に、天都は手話で"ちょっと立て込んでいるから、向こうから帰って欲しい"と伝える。老婆は訝しそうにしていたが、天都が頼み込むように両手を合わせると、"何か知らないけど、天都ちゃんが言うなら。気を付けてね"と踵を返して来た道をすぐ戻って、別の道へと向かって行くだろう。それを見て、おどけたような仕草をしながら鈍間の方に振り返り)
うん。病院に通ってらっしゃった中野さんだ。難聴もそうだが、足腰が弱くなってしまっていてね。病院では、僕がサポートすることも多かったよ。……うん、君が見逃してくれた病院の患者さんだ、いやぁ、良かった良かった。あれ、君が見逃したのは、あの時の負傷者だけだったっけ……まぁいいや。
(そのまま満面の笑みで鈍間と相対するが、"まぁいいや"と言った瞬間に、眼が鋭く細められ、威圧的な雰囲気へど移行する)
さて、じゃあ僕なりのやりかた、プランBだ。
(そして、スイッチを押せば、出てくるのは1m以上の長さの高枝切りばさみだ。その柄をまるで木刀でも握るみたいに持ち)
君を喚き散らさせれば、お仲間も流石に聞こえるだろう。あ、君に信頼がないってんならしょうがないが?
(ハサミを引きずるようにしているが、どことなく慣れているような雰囲気がある。もしかしたらいつもはこれを使っているのかもしれない―――そんなバカげたことを思わせる程の自然な動きだった)
君も今の見たろ?ここは隠れていた方がいい。何かするのには限度ってもんがあるんだ。
(暗に自分が守れるか分からないと言いながら、椿原の方を見る。彼がメガロマニア所持者であろうが、そうでなかろうが、天都の意思は同じだった)
>椿原 帝(黒ゴス)
女装趣味もないのに往来を出歩くまでするとは……何、強いられてるの?
(女装する目的も握手を求める理由も理解できず、困惑していたが、ここは早く離れてもらうためにも、と内心で腹をくくり)
しょうがない。握手したら離れてくれるというなら、やってあげようじゃないか。
(と、渋々右手を差し出すだろう)
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