誇大妄想狂 2020-08-20 11:06:10 ID:5a7104027 |
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>299
(鈍間の注文を受けて、棚の中にあったコーヒー豆の袋を取り出した。
普通にコーヒーを淹れる際よりやや余分に掬いカウンター上にある電動のミルへ、カリカリと豆が挽かれる音が微かに響く。
お湯は電気ポットで、ミネラルウォーターを注ぎ入れスイッチを入れる)
……。
(注文内容はシンプルで、自分から何か話題を切り出す訳でも無い、故に時間は静かに過ぎる。
挽いたばかりのコーヒー豆を沸いたばかりのお湯でゆっくりとドリップ、透明な保温ポットに2杯分。
グラスには大きい丸氷を一つ転がし、それが溶けることを想定して少し濃いめに淹れたコーヒーを注ぎ入れた。
それを、注文通りに二つ)
……どうぞ。
(カウンター席で待つ鈍間の前へアイスコーヒーを並べる、ミルクとシロップがそれぞれ入った小瓶もその横へ)
>300
(掴まれた腕を無理矢理に引き剥がし、放たれた空気の弾丸を咄嗟に右腕を前に出して受ける。
押し込まれて飛び退き後退りながら、「へぇ」と楽し気に一言)
空気を固めて弾丸にしたり、瓶を球にしたり砂にしたり、か――形状変化、状態変化、まぁその辺りの系統で仮定してみるか。
良い能力じゃねぇか、「当たり」だな黒条世良。
(痺れる右腕を軽く一振り、伸びた黒い鎖が絡みつき鎧を纏ったような姿になる。
黒く包まれた指を曲げ伸ばし)
人間に適用出来ないとは限らない、となると、だ。
素手でやり合うのは危ねェな、よっしゃ「コレ」で行くか。
(……どうやら続行する気満々らしい。
本気で止めるならば、或いは付き合ってられないと逃げるならば、今の内がベストだろう)
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