誇大妄想狂 2020-08-20 11:06:10 ID:5a7104027 |
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(/丁寧にお答えいただきありがとうございます。)
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( 大規模な公園、舗装されたハイキングロード、その道端にはポツポツと続く地中埋設型ライトに、一キロごとにはニュースモニターが設置されている。そのためこんな夜でも明るく、ちらほらと利用者が走っているのが見られる。
そんな日常の一部を眺めていたのは、ベンチに腰をかけている非日常的存在、ゾンビの男とその隣の男性会社員である )
「 で、どうする?DMで言っていた通り、すぐに死にたいか? 」
『…はい、』
「 アンタの死体は俺が好きなようにしてもいいんだよな?それが例えば、アンタの死肉を食べることであったとしても 」
『…か、構いません』
「 じゃあさっさと移動しよう。ここじゃあ誰かに見られる 」
( ベンチを立ち上がったその時、メガロマニアから通知が来る。
クエスト追加【鈴木正弘の命を守ること】
スマホを取り出し、その通知をゾンビの男が確認すると、表情は何一つ変わることなく、スマホを静かにしまう。鈴木正弘とはこの男性会社員のことでこの男の位置情報まで記載されてあった。 しかし、ゾンビの男は「 こんなくだらないクエストはしばしば起こる、どうせ誰も助けにきやしないさ 」と確信し、ゆっくりと歩き始める )
『 あの…悪食さん、最後に両親に電話をかけてもよろしいでしょうか? 』
「 なるべく早く済ませろよ 」
( 未だかつて同じメガロマニア保有者と実際に会ったことがない。もう何度もこうして自殺願望のある人間を募集しては、定期的に食っている。俺のしていることは少なくとも生産性のあることだ )
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