誇大妄想狂 2020-08-20 11:06:10 ID:5a7104027 |
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>悲倉 鈍間 >大阪 日向 >一ノ瀬 翔 >夢野 桃華 >夜明ヶ原 窓子
えぇい、数が多すぎる!あぁ、すみませんね、ちょっと揺れますよ、っと!
(必死に怪我人を載せた台車を押して、意識のある怪我人を今、鈍間に向かって行っている女性の一人の能力範囲内の店舗に押し込む形で安全な場所へと避難させていく。意識不明の重体の患者は一時的に懐中時計の中に回収し、忘れないように人数のメモも取ってある。懐中時計の中は時間が停まっている―――回収した人は病院へ運ぶまで命の危険はない。ただいかんせん、怪我人の数自体が多すぎて、天都一人では手が回らない状態だった。その時、鈍間を撃ったももと呼ばれていた少女の発砲音がする)
ッ!動く……詰め寄ろうとするっていうことは近づく必要のある能力か……!なら―――
(大きな発砲音で意識が戦闘の方に向けられたおかげで鈍間の動きを把握することができた。ただ流石に距離が遠い。直接的な支援は間に合わない。だが構わない、と懐中時計のスイッチに手をかける)
本当に色んな物をしまっていて良かったと思うよ……!こんな風に……!
(スイッチを二回押して出てきたのは、どこの枠から外したのか、身体全体を映すための剥き出しの鏡と警備員が持っているようなでかい業務用のライトだ。天都は取り出した鏡を躊躇なく、戦闘している三人の方へ蹴り砕き、破片を散らせ、ライトを構えた)
視界を守るんだ、二人とも!それとあんまりその人を近寄らせるんじゃないぞ!?
(その警告と同時にライトから強烈な光が放たれる。その光を砕かれて今、宙を舞っている鏡の破片が乱反射させ、それはまともに見れば視界が眩む光の弾幕と化した)
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