誇大妄想狂 2020-08-20 11:06:10 ID:5a7104027 |
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>539
>all
(/設定遠のくことしてしまったのは申し訳ありません……。もし鈍間さんが先に拾っても、日常パートでそこで話完結でもよろしかったドッペルでエステラ救助ルートで合わせてみます。後日本編(?)ということで闇落ちルートを開始するというのはどうでしょう?
とりあえず>530の続きは一番最初に拾った方に合わせます。)
>アパート現場
「 派手にやらかしたものです。建物には亀裂が入り、崩落箇所がいくつかありますね。警察が来る前に、さっさと転送してしまいましょう 」
( 割れたベランダ方面からある男が入ってくる。
骸骨の仮面を被り、分厚いロングコートを身につけた長身の男。フードも被っているため肌の見える箇所はない )
「 あなたが負けるとは、一体戦った相手はどのようなものだったのでしょう。その黒焦げた肌に雷に打たれたような痕、電流…ですかね。ん?(液体の入った小さな容器を拾い上げ)これは一体? 」
( 周囲の瓦礫の散らばり具合を見てもこの容器に傷一つ入っていないのは不自然だった。しかも餓狼のすぐそばに落ちていたというより、置かれていた感じだ。もし、落ちていたならば、餓狼が活動していた時の風圧で吹き飛ぶ可能性が高い。となると、やはり倒れてから意図的に置かれたものだと推量できる )
「 不可解極まりないですが、念のため持って帰るとしましょう。異能力によるものの可能性は排除しきれませんからね 」
( コート懐から、レジャーシートのようなものを餓狼の身体の上に被せた。そのシートには大きな六芒星が一つ描かれている )
「 転送お願いします( フード上から耳元を抑え、誰かに通信するように)」
( 淡い光と共に餓狼とレジャーシートが消える。そして、ゾンビ男を発見次第、同じようにして転送させた )
「 堺美波さんの方は、逃してしまったようですね。実に残念です 」
>佐藤くん
『そっか、気を付けてねぇ』
(ゆっくりと手を降り歩いていく。大学の講習には間に合いそうだ、と鼻唄混じりに道を歩く)
>アパート組ALL
「…上が静かになった…?」
(先程まで電気の通る音や瓦礫が散乱する音がしていた上が明らかに静かになっていた事に気付き、アパートの方を見る。警察や消防車のサイレンがなっているのが聞こえると少しだけ考えるように顎に手を当てて、銃を下ろす)
【/アパートにいる皆さん。よろしければなんですけど、椿原君のお金の力で警察や消防を退去させてもよろしいでしょうか?後処理は椿原家の使用人達がやりますので。ダメでしたら無視で構いません】
>椿原さんの背後さん
(/こちらからは了解です!むしろそちらの方面で助太刀できず申し訳ございません!椿原さんとも、機会があれば出会ってRPしたいと中の人も思っております!)
>堺さん、悲倉さん、エステラさんの背後さん
(/堺さんを誰が拾うかに関する自分の考えなのですが、自分は「エステラさんを回復させた後、入れ違いで避難していった、交番を探してたときのお姉さん(堺さんのこと)を追う」という形を取って、堺さんを救出しようかなーと思っています!(そうなった場合は、多分エステラさん主導でいくかな?)
で、保護する先なのですが……病院か、エステラさんの自宅か、幻の自宅のどれかを現状は考えているのですが、堺さんが狙われてた、といった旨をエステラさんから聞ければ、病院ではなく誰かの個人の家で守った方がいいと思えるので、個人的には意見が通る場合は、どちらかの自宅で保護、というのを推しておきます。)
…さて…(その場から離れた。まだやることはある。とりあえず次は…そうだ)
…そうだ、これなら色々ありそうだ…(メガロマニア利用者を探すことを考えていた時、情報を集める方法が思いついた。早速実行しようとスマホを開く。ちなみに利用しようと考えたのは、掲示板だ。見ようとしているのは学校が建てられたとか、嘘みたいなホラーの話とかの伝説が残され、その他にも様々なジャンルの情報が集まるものである。情報源としては信憑性が怪しいが、100%嘘というわけでもなく、、嘘みたいな本当の話が紛れ込んでいたりすることもある。メガロマニアのような特殊例では、それも鍵となり得る。そして母数も圧倒的に多い。完全に匿名でいいのでこちらから発言することも出来る。そこからなら、何かしら得ることが出来るかもしれない。都市伝説系を主軸として、過去ログを漁り始めた。)
…ん?(爆破事件についてのスレが目に止まった。本来なら都市伝説系には入ってこない部類のもののはずなのだが、何故かそこにある。不自然さを感じた佐藤は、そのスレの中身を見ることにした。中身は完全に冗談を言っているもの、まことしやかなことを発言する者、考察を始める者、陰謀論を唱え始める者、都市伝説(メガロマニア)と関連付けて発言する者、その他諸々と雑多だった。だが最終的に辿り着いていた結論は、『この事件は何かおかしい』というものだった。そして配信があったらしく、それをキャプチャしたmp4ファイルをアップしている者もいた。ここでずっと突っ立ってスマホを見ているのもアレなので、歩いてどこか座れるところでも目指しながら見始めた。)
>幻さん
ん、ぐぅ・・・
(いつも吸っている姉の血とは違い、甘くてフルーティーでとても美味しくてたまらないと脳内で吸血欲求が高まり、もっと血が欲しいとジュルジュルと獣が得物を貪るように血を啜っては、逃がさないように無意識に抱きしめている腕を強く締め付けようとして)
>霧さん
(血を吸われる虚脱感に、抗うこともなくされるがままの幻。そもそも、血を抜かれ過ぎれば貧血を起こし、最悪死にかねないのが人という生き物だが……幻の場合は呼吸さえしていれば血は増えるので、その心配はない。なので、今の状況に何ら恐れも危機も感じていない。
そして、霧さんが無意識的に逃がさないように強く締め付けるのを感じとり……幻は、「今の僕は、お姉さんに必要とされている」とより強く思い始め、心が満たされるような気持ちになっていた。
人に求められ、必要とされ、喜ばれること……それが幻という歪んだ少年の、満たされる条件。付け加えるなら、両親にさえ抱き締められたことのない幻は、初めての人の温もりに無意識的に喜んでいる。普通であれば捕食同然のこの状況を、容赦なく血を吸われ虚脱感を受け続けている、いかにも恐怖的な状況を……幻は、嬉しがっている。)
「大丈夫だよ、お姉さん。僕は何処にも逃げないし、いたくないからね?沢山吸って、満足するまでしてていいから……ね?」
(いっそ、人を依存させるような……人を欲に掻き立てかねないような。そんな甘く蠱惑的な言葉を、霧さんに囁く。相手が欲求によって自制が聞いていないと様子からわかっていても、幻は優しく宥めるかのように、その行為を肯定し、自らも霧さんから離れないようにと、両腕を霧さんの首の後ろに回して抱きついた。)
>544
了解です。自然な流れとしてはそうですね。
>エステラさんの背後さん
(/ エステラさんと同じ高校に通っている新キャラを投下したいです )
「 ………… 」
[名前]蠢木 怪次郎 (うごめき かいじろう )
[性別]男
[年齢]15
[職業]高校生(1年生)
[容姿]https://picrew.me/share?cd=cisRAR32YZ
身長は170。目つきが悪い。目立つ外見をしているが本人の意向ではない。
[性格]コミュ力皆無で人前に出ると銅像みたいに静止する。一度も話したことがないエステラ先輩の正義感に密かな憧れを抱いている。臆病。
[異能力]『バケモノ生成』
【グロロ】怪次郎が偶然作ってしまったバケモノ。黒くて丸い目玉の生き物。放っておくと増える。イタズラ好きで、人の身体をいじり、血管などを使って勝手にデコったりする。グロいからグロロ。
【キモモ】
怪次郎が寝ている間に作ってしまったバケモノで身体に寄生する目玉型。怪次郎の身体には10匹いる。たまに脳内に話しかけてくる。キモいからキモモ。
【カタマリ】
たくさんのグロロがくっついてできる謎のゼリーのような黒い物質。ほんの数分であれば硬質化させたり、気体化させることができる。光を受け付けないため、相手の視界を一時的に奪うこともできる。
※本人は、バケモノの作り方が分からないのと、凶悪なバケモノを生成してしまうことを恐れている。
[キャラ概要]
エステラ先輩と同じ高校に通っている。ド派手な見た目のせいで、校内では不良扱いされているが、本人は友達が欲しい。派手な見た目をなんとかしようとしても、結局グロロに戻されるため、諦めている。
親戚が六角教信者で困っている。
>実験現場
「 巳狂乱臨郷器阿嘉瑠照流…」
( お経のようなものを唱え続ける中年男性が、怯えながら、地面が血塗れの空間内を歩き回る。
男性の後ろからは、尋常じゃないうめき声が上がっている。それは獣のような人間のような、まるで見当がつかない異常な声。どこまでもまとわりついていくその声の正体を男は知っていた )
「 行業六角親戀…行業六角親戀…… 」
( ぎょうぎょうろっかくしんれん、その言葉は六角教団のお経にある。男はただひたすらにその言葉に縋り付いた。しかし、どれだけこの血塗れの床を歩こうとも、背後の死者はどこまでも付いてくる。この広い空間に出口などないのだから )
「 ヴ…ぁ…ヴヴヴ 」
「 …はぁはぁ… 行業ぅ…ろ…っかく 」
( 脚がもう動かない。壁面の高い位置にある肉厚なガラスの向こうには、多数の白衣を着た連中らがこちらを見ていた。男は涙を流し絶望して膝をついた。這い寄る死の影 )
「 息子に会い」
( 背からくる鈍痛。あまりの痛みに男は一瞬固まる )
「 やだぁ、やだやだやだやぁぁだぁぁあ!!!!あああああああっっ!! 」
( ぶちぶちと引きちぎられる感覚。後ろの死者の貪りの勢いのあまり、前のめりになるほどに押し倒され食われていく。
一方でガラス越しに観察していた研究員たちは )
「 これがゾンビの異能力…、開始から1時間が経過しました。被験者60名はゾンビ10体に食われ全員死亡。30分で蘇った者もいますが、おそらく一日ほどで残りの全員がゾンビ化すると思われます 」
「 …死屍山 甦生(ししやまこうせい)、SNS名は悪食。異能力はゾンビ。彼の歯が人間の皮膚に食い込むと、ゾンビ化の源である病原菌が注入される。そこで人間の細胞内に感染の病原体が暴露すると、その人間は感染し、ゾンビ化する。そしてゾンビ化した人間は、人間を貪り続ける殺戮装置へと成り果てるわけだ。殺戮装置は人間を喰らい殺し、その人間たちもまた死者として、平均して1日ほどで甦る。ここ一週間の実験結果で確定してきたことだ。だがまだまだ不明点がある。実用化には時間がかかりそうだ 」
「 はい、…ただこれ以上の被験者利用は避けた方が良いかもしれません。ここ一週間で600名以上を実験消費してしまっています 」
「 確かにそうだな。我々、研究班の資材のためにも六角教団にはさらに尽力してもらわなければな。
ところで、彼の様子はどうだ 」
「 …彼の脳神経細胞の活動は正常です。ただ、原因不明なことに手足の再生速度が上昇傾向にあります。自動的に手足を切断する装置にかけているので問題はありませんが、原因究明はした方が良いかと思われます 」
「 未知の領域だからな。課題は山積みだ。ーー例の液体のこともあるし 」
「 …ですね。私はどちらかというと、ゾンビよりもそっちの方がよっぽど恐ろしいです。データを見る限りですが、例のそれはどんな負傷も、それこそ病ですら治癒してしまうのかもしれません。サンプル量があまりにも少ないのが残念ですが、間違いなく異能だと考えていいでしょう。
ただ、私たちの役割としては、そうした異能を科学的に説明付けるということです。はっきりといってしまえば絶対に不可能ですよ。物理的な因果法則から逸脱した存在、亜原子粒子量を無視した存在、数理では処理不可能な存在、それがメガロマニアの異能力です。こんなもの、科学では到底解析できません 」
「 んなことはわかってんだよ。だが、それが俺たちの仕事なんだよ、分かるだろ?…リサーチャーに指示されたのだから。できなくてもやるしかない 」
>540
んあー……どちら様?
(静電気に近い電流が未だ身体のあちらこちらで弾けている。
柵に手をかけ突っ伏した体勢から、ころんと転がり仰向けに、背中を柵に預け寄り掛かった体勢へ移行)
ボクは大丈夫だよ、それよりもこの騒ぎで他に怪我人が出てないかの方が……あ、薬?
(首を傾げじっと幻の瞳を見つめる、ほんの少しの警戒心)
(……悪意は無さそうだなぁ……)あは、ありがとう、助かるよ。
(見立てが絶対であるという自信は無いが、少なくとも幻の様子からは悪意の様なものは感じられず。
故に善意は有難く、薬を受け取り喉へと流し込んだ。
如何にも薬じみた人工的なイチゴ風味とその奥にある微かな鉄の味――口の中でも切っていたのだろうかとぼんやり思う途中、ふと、身体が奇妙な程に軽くなる感覚がした)
……お、お?おぉ?
(薄れる痺れと疲労感に目を丸くして、両手を握りしめては開いてを繰り返す。
立ち上がって足踏み、そして、パッと笑顔を幻に向けて見せた)
凄い効き目だ!本当にありがとう、おかげで動けるよ!
君の名前は?ボクはエステラ・アリーシア、通りすがりの正義の味方さ!
(流れる様に自己紹介、唐突に名乗る「正義の味方」、動き回ったせいでやや乱れた着物姿に奇妙な言動をする奇妙なスペイン人少女の姿がそこにはある)
……ところでもしかして、この効き目が君の「力」かい?
(小さな声で、顔を幻に近付けながら。
それは、幻がもしかしたらメガロマニアを知る人間かもしれないという勘から来る質問だ。
飲んだ薬の効き目が「彼の異能力」であると考えれば、一番しっくり来る)
>543
背後;はい、今回の様な場合はその展開で大丈夫ですよ、正直騒ぎが大きくなりすぎで少し心配な面はありましたので助かります。
ただ、「どんな時でもお金と権力の力で大体解決出来る」みたいなことは避けておいた方が良いので、使い所だけお気を付けください。
>544 >548 >550
背後;その展開で問題無いかと思います。
エステラの自宅は学生寮ですので、どちらかと言えば幻さんのご自宅の方で保護していただいて、エステラがその場所を教えてもらって時々そちらを訪れるという形にした方が都合は良いと思いますね。
>548
背後;確認しました、問題ありません。
怪物達を連れた奇抜な男の子、とても魅力的だと感じます、バケモノ達は大勢の前では極力出さない方が良いですね。
蠢木さんに椿原さんにと、エステラ周囲もなんだか人が集まって来て楽しいです、よろしくお願いします。
…そうか、なるほど…。(ファイルをダウンロードしてキャプチャ動画を見ていく。確かにそれは、
ただの凄惨なテロというには、不自然で、メガロマニアの利用者が絡んでいるように見えた。しめた。この事件を追えば、他のメガロマニア利用者に会えるかもしれない。引き続き追おう。『よし』と呟いた)
(/さて、佐藤は現在メガロマニア以外とその他もろもろに探り入れようとしてるんですが、これは個人的にまずいから始末する!とかやめろー、それ以上言うなー!とか脅しかけて利用したい!とかシンプルにブッ飛ばしてぇ!という人は居ないでしょうか、居たら是非絡みませんか)
>エステラさん
「あ、えっと、エステラさんですね。僕は明星幻、好きなように呼んでください。」
(外国人、と話すのはなんだかんだで幻にとっては初めてで、日本人と違う肌色で着物を着ている様子は、端からみればなかなか変わったもので……幻の視線も、見慣れないものをみるような感じではあるが、幻に関しては「着物をみるのが初めて」なので、そう言う意味が強めの視線ではある。
そして、エステラさんの問いかけ……「そう言う力なのか?」という問いかけに、幻はあっさりと答える。)
「はい。僕の力はメガロマニアで与えられたもので……人を癒す力をもっています。その薬に、その効果が付与されていたので、エステラさんの傷や痺れを治せたと思います。……えっと、エステラさんも、多分メガロマニア利用者、ですよね?身体から静電気というか……放電現象が起きてるように見えてたので、そうなんじゃないかなーって。」
(と、そこまで話したところで、はっとした表情になり)
「!そうだ、あの、多分エステラさんが助けようとした人でしょうか?えっと、あの家にいた女性の…交番を探そうとしてくれたときに見かけたお姉さん(堺さんのこと)。あの人、慌てた様子で誰かに助けを求めに、あの場から避難してたのをみたんです。えっと……追いかけた方がいいですよね?一応、どの方面に逃げたかは覚えてますので。追いかけるなら先導します!」
(幻は、あのフラッシュグレネードを投げる手前で、入れ違い様に逃げていく堺さんを視界にとらえ、グレネードの効果が切れる迄は、フラッシュと爆音から逃れるために背を向けて耳を塞ぎ、ついでに堺さんが避難していった先を目で追っていた。
そしてまだ、堺さんとの距離はそこまではなれていないはず。堺さん側で銃を発砲した警官も、恐らくは異形の百足の足をみて、現場から逃げ他の警官に要請をしようとしている最中だろう。
よって、今からエステラさんが幻と一緒に追いかければ……銃に打たれ、気絶している堺さんを保護することは可能だろう。)
>明星 幻 >エステラ・アリーシア
>all
………あれ……?……ここは……?
(自宅を襲われた記憶はくっきりと残っているが、その後の記憶を思い出すのに時間がかかった。警察に誤認され撃たれたのだった。その後は意識は失っていた。なのでここはどこなのか、なぜここにいるのか、なぜ撃たれても無事だったのかまったくわかっておらずにいると)
(/エステラさんのOKも出たのでこちらで始めさせていただきます!)
>堺さん、エステラさんの背後さん
>551、>554に関する返答
(/了解です!では、RPの方針としましては保護した後に幻の家に匿い、身体の傷などは幻の血で癒し、エステラさんにも出入りが出来るように「エステラさんと堺さんの二人に、幻の家への出入りができるカードキーを渡す」という処理もしておきます!
そして時系列にもよりますが、幻としては幻自身に戦闘能力がないため、可能なら堺さんをいざというときに守るために、エステラさんにはなるべく時間があれば堺さんと一緒にいてくれるように頼むと思います!なので、堺さんが気絶してから、ここでは仮の仮定として「半日くらい」だと捉えて……堺さんが目覚めた際のRP時には、幻の家のなかにはエステラさんも滞在して待ってくれると助かります!)
>555追記
(/提案に関する話ですが、断ってくれても構いませんし、その場合はご要望があればそれに合わせます!重ね重ね、追記漏れ申し訳ございません!)
>主様
【/了解しました!お金の力を派手に使う際はこの様に聞きますので、よろしくお願いします】
>ALL
「クソッ、前の事件に続いてこれかよ」
(機嫌悪そうに新人の刑事の 田中徹(タナカ トオル) が呟く。今回の事件を加え前の爆破事件、警視庁は人手不足になりかけていた。新人の刑事達を地方から持ち出すほどに)
「はい………はい………おい、田中。引き上げるぞ」
(電話をしていたもう一人の刑事が長い沈黙のあと電話を切り、スッキリしないと言いたげな顔で田中に告げる)
「は?なにいってんスか。もしかしたらこの事件も例の事件と関係あるかも知れないんスよ?」
(これから鑑識さんや刑事の捜査という時にいきなりの「引き上げろ」に不満げな顔で文句に近い台詞を述べて)
「上からの指示だ………今回の事件(ヤマ)、マジで何か匂うな……」
「上?なんで上が…」
「いいからさっさと引き上げるぞ」
(刑事の二人…いやこの場にいたほとんどが歩き出し、警察本部や消防本部へスッキリしないまま戻った)
「よし、後始末は頼んだぞ。あのネズミやネズミの仲間に繋がる物を徹底的に探せ。害獣はさっさと駆除するに限る」
(電話を済ませれば、警察や消防が撤収していく、そういった機関の関係者に金と権力を行使しこの事件に関する捜査や撤去を打ち切らせたのだ。一体これにいくらつぎ込んだのかは…ご想像にお任せする)
『『『『『はい。』』』』』
(椿原の使用人達が一斉に動き出す。瓦礫の処理や犯人に繋がる証拠を探していく。)
「なんや騒がしいな……なんかあったんか?」
(近くの公園でまたバスケの試合をし、見事にボロ負けした日向は、フ●ンタと愛●スコールをコンビニで買ってここら辺を通れるが、やけに騒がしいアパートを見て気になり、足を運ぶ)
>幻さん
はぁ・・・あぁ・・・
(暫く血を啜れば空腹感と喉の乾きが癒されていき、心なしか苦しそうな表情が和らいでいき抱いている力も段々と緩くなっていって、口を首筋から離すが余程気に入ったのか2つの丸い噛み跡から流れ出てくる血を名残惜しそうにゆっくりと舐めようとして)
>霧さん
(霧さんが吸血行動をしていた間は、貪るように血を飲む霧さんを宥めるように、ぽん、ぽんと背中を優しく叩いて、霧さんが落ち着けるようにしていた幻。首筋から牙が離れ、噛まれた跡から出てくる血を舐める霧さんの様子を見て、ひとまずは落ち着いたっぽいことを悟る。)
「…大丈夫ですか、お姉さん?…落ち着きましたか?」
>導入
【【餓狼襲撃日より少し前】】
( 学校放課後、蠢木怪次郎はある建物の地下に着ていた。
エレベーターから降りると、すぐにお経に似た呪文を唱える不気味な人々の声が聞こえてくる。そこは、体育館ほどの広々とした空間で、人々が座禅を組みながら分厚い書物を手に持っている。宗教団体だ。
気味が悪い光景を前にしていると、白い着物を着た長身の男が近づいてくる )
「 どうされましたか。あなたもまた苦しみを? 」
「 いえ、俺は親戚を連れ帰りにきただけなんで」
( そう言って、足を踏み出すとその男が長い腕を伸ばして胸ぐらを軽く掴んできた )
「 行かせられませんよ。彼ら彼女らは苦しみに耐えあぐねて、最終的にこの救済地にたどり着いたのです。合理主義が未だに基礎となる現代において、我々人間は大いなる過ちを犯しているのです」
「 離してくださいよ 」
「 あなたもまた、現代の過ちそのものだ。人の心理を決して軽んじてはなりませんよ。心の苦しみは肉体の苦しみと同様に、免れる権利を持ちます。その権利を侵害しようなどとする行為は、六角教の教義理念上、到底看過できるものではありません 」
「 はぁ、…なら、キリスト教にでも改宗することを勧めてみますよ。別にこの宗教でなくても、心の痛みを癒すことはできると思うんで 」
( 男の腕を払って、足を進ませる )
「 …少年、あなたは何も理解していないようだ (男は手を伸ばし始め)、あなたの悲劇とはどんなものか、ぜひとも熟知の機会を与えて差し上げましょう。」
( 後ろから何かがくると振り向いた瞬間、男の掌が額に触れる。とてつもない身の危険を感じ、怖気が体中に走った)
「 グロロ…っ 」
( 学生服の着色として隠れていた黒い生き物たちが、男の目の前に飛び込んでは風船のように破裂していく。その瞬間に、真っ暗闇の黒煙に包まれていく。その隙に、額の男の腕を払いのけ、走り出す )
「 キモモ、俺の親戚のばあちゃんとじいちゃんがどこにいるのか、案内を頼む 」
『 構わんがお前の目指す未来に結実するとは限らんぞ 』
「 良いから早くしろ 」
( 頭や腕などまばらに潜む目の生き物たちが、黒煙の中を案内し、お経のようなものを未だに唱え続けていた親戚二人の元にたどり着く )
「 じいちゃん、ばあちゃん、俺だ、怪次郎だ。この団体はおかしい。早く逃げよう 」
( 蠢木は、親戚の腕を掴んでは急ぐよう促す )
「 やめんか、怪次郎!ワシらは今が幸せなんじゃ。邪魔をするでない!(怪次郎の手を振り払う)」
「 そうよ、怪ちゃん。今は浄化の刻限と言ってね。涅槃への到達は… 」
「 何を言ってるんだ。
この教団は、自殺者、行方不明者が何人も出ている。危険なんだよ 」
「 怪次郎、お前はには分からん。さっさと帰れ 」
「 …………分からず屋のくそじじい 」
( 蠢木は、背を翻してその場から立ち去った。
こういう時、実はどうすれば良いのかを俺は知っている。
弱い者が強い者に立ち向かう際、それは予め予想される結果を受け入れるということを意味する。
だが、俺には出来ない。勇気がない。エステラ先輩は、もし自分よりも強力な相手と対峙した場合、どうするのだろうか )
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