誇大妄想狂 2020-08-20 11:06:10 ID:5a7104027 |
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>462
「条件としては基本自由でやらせてもらう。命令だけは聞く。」
(すぅっと息を吸い力を手に入れたいが自分的には頼まれるものをだけを受け他はどうでもいいと思っていることを相手に伝えようとし「それとひとつ俺の異能力で力はつくのか?」と疑問に思ったことを言い)
>477
( 天都がメガホンを用いて作り出す轟音に悲倉の目が不快そうに細まる。耳がつまる耳閉感。その鋭い音は脳を揺らすような嫌な感覚に襲われる。
しかし一方で、天都の位置からちょうど斜め後ろの向こうには、手押し車に頼るヨボヨボの老婆、おそらく難聴であろう人物が道端を歩いていた。ちなみにその手押し車には傘が設置されている )
「 お前なりのやり方じゃあ、僕たちを止めることはできないさ 」
( 老婆へ銃を向け、引き金を連続して引いた。いくつもの弾丸が、老婆よりほんのわずか手前で、空中に浮かぶようにして停止。否、限りなく停止に近い限界にまで減速させた。
一つの弾は、老婆の額直前、残りは首から腹部にかけての手間でまばらに点在。それはどれも老婆が、あと一歩か二歩踏み出すとちょうど直撃するであろう至近距離に位置している。残念なことに、そのヨボヨボの優しそうな老婆は何も気づいていない様子だ )
>473
>476
( どうやら堺美波は、意識を失っているらしい。先ほどの尋常じゃない暴れ具合から言って、相当な精神的なダメージに起因しているだろう。しかし、不思議なことに、彼女の身体は、残りの機能する虫の脚に支えられ、無数の(実際には40本ほどだが)例の脚がゆっくりと、再び生えてつつあった )
「 まだやるかァ 」
( 意識を喪失した堺美波のもとに近づいていく。餓狼の全身の筋肉は悲鳴を上げていた。特に、さっきパンチを打ち込んだ方の腕は使える状態にない。その肉体でたどり着いた地点、餓狼の足元に現在進行形で生え続けている無数の虫の脚に視線を落とし)
「 オマエたちはオモテ側の世界にいるべきじゃないぜ 」
( 使える方の腕を天井付近にまで持ち上げ、指の一つ一つを折り曲げ拳を握る。血まみれの全身から熱気を放つ餓狼は、再び身体をひねり、構え出す。狙いは、床の無数の百足脚。筋骨をゴリゴリとならし筋肉の一つ一つが少しずつ膨張。その様を、室内に入ってきた、赤髪褐色肌の日本人ならざる顔立ちの少女が目撃したのだろう )
「 終わらせてやるッ…! 」
( 餓狼はその少女など認知すらしていない。餓狼が見るはただ一点。
そして、ちょうど真下の無数の対象に向けて半身を曲げて拳を、つまりは今一度の力の捻出物を思いっきりにぶつける。重々しい隕石が地表に衝突し、円状の衝撃波を引き起こすかの如く、おびただしい肉片として無数の百足脚を周辺に散らし続けた。拳をドリルか何かのように扱う餓狼。まだまだ力を弱めない。今や、餓狼は白目で気絶しそうになりながらも、ぐちゃぐちゃになった肉片の山に向けてさらなる力を注ぐ )
「 潰れろォ…ッッ! 」
( 瞬間、外の天都の拡散器での声を打ち消すほどの凄まじい振動音と共に廊下床のヒビの隙間が徐々に広くなったと思えば、バキバキと瓦礫状になって、餓狼、堺、悪食、そして例の少女を含め真下(下階の部屋のリビング)へと、落下。瓦礫煙が天井まで勢いよく生じる。
すぐに瓦礫を払って立ち上がった餓狼は、呼吸が荒い。しかし、仕事を遂行しようと、煙で視界不良の中、両腕のない悪食を見つける。そして、堺を探す )
>481
『 構わない。私の命令に従うのであれば、他の活動内容に関しては自由を保障しよう。
私が考えるに、君の異能力を含めどんな異能力にも成長の見込みは平等に与えられている。もちろん各能力ごとに成長性の高低に差はあるがね 』
>幻くん
「幻くん、本当にありがとu((えっ!?」
「!?」
「アワワワ……!!」
「いや!お礼はこっちが言いたいんだけど…」
(いきなり大粒の涙を流した相手に四人組は訳がわからないといった様子に慌てて、日向もびっくりしていて)
「えっちょ、どないしたんねん!?」
『アララ~、四人に変わって言わせてもらうよぉ。本当に、ありがとうね。幻ちゃん』
(ポケットからハンカチを出せば、渡すように差し出し、優しい笑顔で、しかし本当に感謝の心を持っているのか、篭矢のしゃべり方の特徴であるちょっと伸ばすしゃべり方をしないできっちりとお礼を述べて)
>佐藤くん
『ホント、相手は一体何者なんだろうねぇ?』
(先程飛んでいったドローンの方を見ながら呟く様に言えば、相手の誘導棒を降る瞬間を見ようと振り向き)
『っ……!分かってても…やっぱり怖いね~。でも、』
(現れた車の中には誰も居ない、しかし車は動いていた。そんなあり得ない光景に少し恐怖を覚えつつ佐藤の後ろに下がって袖をつかめば苦笑いで感想を述べて)
>悲倉鈍間
「嗚呼、思い出した。この前の爆破事件の犯人か」
(相手の、悲倉鈍間の声に何処か聞き覚えがあると思ったら爆破事件の犯人ではないか。あの爆破事件ではウチ(椿原家)が運営していた会社に甚大なダメージを及ぼした事件の犯人…いわば害獣のネズミに近い者が目の前にいる。時期当主である自分が捕まえたいが向こうにいるお婆さんが人質に取られていた。『さてどうするか?』と小さく呟き)
>悲倉 鈍間 >堺 美波 >椿原 帝 >エステラ・アリーシア
……ちぇっ、中で何が起こっているのやら。どうも想像以上にヤバい目的で来てそうだが。
(挑発すればでかい方が出てくるかと思ったが、同時に鳴り響いた振動音にかき消されたようで、思わず舌打ちするが、弾丸が発射された方を見ては、軽く嘆息して、スマホをちょっと操作したかと思うと、迷わず電話のコールボタンを押す―――)
「あれま?」
(すると、唐突に老婆が止まり、ポケットからバイブレーション機能で震えるスマホを取り出した。当然難聴の彼女に電話が使えるわけもないが、かかってきた人物の名前を見て、首をかしげる老婆は、振り返って手を振っていた天都と眼が合うと驚いた後に晴れやかな笑顔を天都に向ける)
「あら、天都ちゃん。どうしたの?」
(ただ単純に知り合いと偶然遭って嬉しいという風の老婆に、天都は手話で"ちょっと立て込んでいるから、向こうから帰って欲しい"と伝える。老婆は訝しそうにしていたが、天都が頼み込むように両手を合わせると、"何か知らないけど、天都ちゃんが言うなら。気を付けてね"と踵を返して来た道をすぐ戻って、別の道へと向かって行くだろう。それを見て、おどけたような仕草をしながら鈍間の方に振り返り)
うん。病院に通ってらっしゃった中野さんだ。難聴もそうだが、足腰が弱くなってしまっていてね。病院では、僕がサポートすることも多かったよ。……うん、君が見逃してくれた病院の患者さんだ、いやぁ、良かった良かった。あれ、君が見逃したのは、あの時の負傷者だけだったっけ……まぁいいや。
(そのまま満面の笑みで鈍間と相対するが、"まぁいいや"と言った瞬間に、眼が鋭く細められ、威圧的な雰囲気へど移行する)
さて、じゃあ僕なりのやりかた、プランBだ。
(そして、スイッチを押せば、出てくるのは1m以上の長さの高枝切りばさみだ。その柄をまるで木刀でも握るみたいに持ち)
君を喚き散らさせれば、お仲間も流石に聞こえるだろう。あ、君に信頼がないってんならしょうがないが?
(ハサミを引きずるようにしているが、どことなく慣れているような雰囲気がある。もしかしたらいつもはこれを使っているのかもしれない―――そんなバカげたことを思わせる程の自然な動きだった)
君も今の見たろ?ここは隠れていた方がいい。何かするのには限度ってもんがあるんだ。
(暗に自分が守れるか分からないと言いながら、椿原の方を見る。彼がメガロマニア所持者であろうが、そうでなかろうが、天都の意思は同じだった)
>椿原 帝(黒ゴス)
女装趣味もないのに往来を出歩くまでするとは……何、強いられてるの?
(女装する目的も握手を求める理由も理解できず、困惑していたが、ここは早く離れてもらうためにも、と内心で腹をくくり)
しょうがない。握手したら離れてくれるというなら、やってあげようじゃないか。
(と、渋々右手を差し出すだろう)
>篭矢さん、日向さん、四人組さん
「……あ、ごめんなさい!何て言いますか……こう、感謝されるのに、慣れてなくて……その、嬉しかったです。忌避されないで……素直に喜んでくれたことが。だから……救われた気分、なんでしょうかね。」
(そんなことを、どこか晴れたような笑顔で涙をぬぐいながら語る幻。実際に、幻のなかの心は晴れた。……「晴れてしまった」、または「自信がついてしまった」とも…言い換えられるが。
幻は四人の方へ向き直る。)
「えっと、皆さんにもやりたいこととか、夢があるんですよね?その……僕はまだ赤の他人かもしれませんが……応援してます!皆さんのやりたいことを、これから成し遂げたいことを、影ながら。」
(そんな祝福の言葉を送り、篭矢さんへ向き直る。スマホからメールアプリを開き、そのアドレスを見せる。)
「僕の方こそ……色々な忠告とか、ありがとうございます。その……これ、僕のメールアドレスです。何か僕に用事があったりしたら、利用してください。僕からも篭矢さんを頼りにするときが来るかもしれませんけど…それでもいいなら、お願いします。」
(と、幻は篭矢さんがメールアドレスを受け取ってくれるなら、素直に渡すつもりだ。他にもこの場所にいる日向さんや、四人組の人たちも……ほしいと言えば、明かすつもりでもある。)
「……えっと、僕はそろそろ家に帰ります。その……暗くなると、メガロマニアの方でも、『危ないクエスト』とか増えやすくなるので……。」
(このタイミングでメアドを渡そうとしたのは、そういう理由もある。)
>485
「 お前は、そういう表情もするんだな 」
( 悲倉は、こちらを睨みつけるような目つきをした天都よりも、ずっと後ろに視線をやった。悲倉が捉えていたのは、踵を返し、元の道を辿っていく老婆が、天都が促した別の道へと向けて角を曲がりかけた瞬間である。その時、先ほどの位置に止まっていた弾丸が、悲倉の小さく呟いた「 解除 」の一言である程度の速度を取り戻すと、それらは老婆の足腰を撃ち抜いた。老婆が水たまりにパシャリと倒れこむと、そこに滲み込むようにして彼女の血が広がる。ただ、元々老婆の額を狙っていた弾丸は軌道から外れ、当たらなかったようだ。)
「 外したか 」
( 目線を天都に戻す )
「 それで、そんな物騒なもん、しまえよ。僕だって痛いのは嫌いだ 」
>悲倉 鈍間 >椿原 帝
(後ろで誰かが倒れ込む音が雨の中でも聞こえてくる。迂回させたが、完全に射線から外れることはできなかった―――分かっていたことだった。だが他の方法も思いつかなかった。天都の能力は超人的な何かを自発的にするような能力じゃない。中に入っている物も一般人である天都が手に入れられるものばかりだ。防ぐ方法がないわけでもない。だがそれはあの距離では中野さんをも巻き込むものばかりだった。最低でも被害を被るのは避けられなかった―――)
君、病院に連絡を。そして中野さんをそのまま安全なところまで。
(振り返らずとも椿原にそう言う。その時にはもう完全に目は据わっていた)
…………ふぅ。
(限りなく最悪の気分だ―――そう思うと彼は自然と息を吐き、そして無言のままスイッチを押した。そのカチッという音も雨音に消される中、静かに鈍間の右肩へと飛び出したのは、さっき自分に打ち込まれた弾丸だった)
>484
そりゃ車がひとりでに動いてたら怖いですよね、俺もちょっと怖いです。でもよかった、これが分かって。ありがとうございます。(また自分にしがみついてきた篭矢の方を向きながら、軽く笑ってそう言う。)
えっと…これは篭矢さんが買ったものなので、お返しします。貸してくれてありがとうございました。そうだ、何かお礼をさせてください。出来ることならなんでもいいので(一旦離れて正面に立ってから誘導棒を両手で持ち、真っ直ぐに差し出し、またお礼を伝える。そしてここまでしてくれたから何かお返しがしたいとさっきからずっと思っていた佐藤は続けてそう伝える。)
>天都 上矢 >餓狼 >エステラ・アリーシア
…………。
(足場を崩され、虫の脚は咄嗟に美波本体に巻き付くようにバリアになって体全体を覆うと、下の階に落ちた後もしばらく美波本体を保護する。タイムリミットが来たか寿命を迎えた虫のように脚達はカサカサとうごめきながら、1本また1本と美波の胴体へと戻っていくが、まだ美波本体の意識は戻っておらず)
>488
( 天都の何をしたかも分からないわずかな動作を捉えた時には、血飛沫が飛んでいた )
「 痛ってぇ」
( 火傷のような痛みが広がる右肩に手をあてがい、悲倉は何かをつまむような動作をする。そこそこ厚いパーカーを突き破り、さらに皮膚に入り込み、肉の筋が絡みついたそれを強引に摘まみ取った )
「 やっぱりか。減速させていなかったら、完全に致命的だったな。お前の異能力は意外と応用が効きそうだ 」
( それは最初に天都に撃ち放った弾丸だった )
「 だけどお前のやり方ではやっぱり無理だ。僕たちを止めることができない 」
( 弾丸を捨て去り、天都との一定距離を保ち、隙を見せないように歩いた。そしてたどり着いた先には、豪邸がある。敷地内を守る大きな壁に扉。その扉は顔認証で開かれる仕組みらしい。その扉に手を置き )
「 僕はこの扉を破壊し、そしてこの豪邸に住む一家を殺すことができる。一方でお前はどうだ。殺すことができないんじゃないか?それは異能的な問題で言ってるんじゃなくて、自分の精神的な問題だ。いや、もっと別の言い方で言ってもいいかもしれない。僕は、周囲の人間を巻き込み、意図的に殺しながらお前と殺り合うこともできるってことだ。そこで疑問なんだが、お前にはそれを許容することができるか?」
>490
「 手間をかけやがって 」
( 傷一つない堺を見つけると、彼女を肩に担ぎ上げ、そして両腕のない悪食をもう片方の肩に乗せる。この場から立ち去ろうと、瓦礫まみれのリビングから廊下へと向かおうとする )
>天都 上矢 >悲倉 鈍間
「わかった。……病院まで遠すぎるな」
(相手に忠告に近い台詞と指示を投げ掛けられればコクリと正直に頷き、近くにある丁度よく積まれた布団の上に見物人が如く座る。雨で濡れてはいるが地面よりは幾分かマシである。スマホをいじり始め、電話をかけた)
「もしもし、ボクだ。ネズミを見付けた」
『本当ですか!?そこを早くお逃げになさってください!直に確保にあたりま』
「よせ、相手はメガロマニア使用者…しかも戦闘向き能力だろう。無駄死にはさせないしさせる気もない。」
(かけた相手は驚いたようだが、急いで向かうといいかけたときに椿原が遮り。)
「あれを持ってこい。座標はスマホの位置で間違っていない。あと、お婆さんが一人負傷している、すぐに車と医者を用意しろ」
『かしこまりました。……どうかご無事で坊っちゃん!』
(電話を切ると、ものの数分で車が到着。中にいた、いかにもという黒服達はお婆さんを優しく車に乗せる。すると、一人が銀色のアタッシュケースのような物を持ち椿原の所に来て)
『帝様。どうぞ』
「ありがとう。では佐伯、お婆さんを任せたぞ?」
『かしこまりました。』
(一礼すれば帰っていき)
>幻くん
「ありがとよ!」
「全国優勝の旗、絶対見せてやるよ!」
(幻の言葉を聞いたバスケ二人組はニカッと笑いながら)
「ありがとう、幻くん。これは最高の演奏会にしないといけないようだ」
(メガネの青年はメガネをクイッと整えて決意を新たにし)
「駅伝完走…いや、一番最初にゴールしてやる!」
(ガッツポーズをしながら)
(祝福の言葉を受けた四人はそれぞれの決意や思いを新たにし自分の大会に望むだろう)
『うん、暗くなると危ないからね。おれはなにもしてないよぉ?あと、また頼むことがあったらよろしくねぇ』
(フフフと笑いながらゆっくりと近づいて飴をくわえ直せば頭を撫で、メールアドレスを認証する。すると後ろに居た日向が「メルアド?」と呟いて此方に)
「やったらオレももらってええ?お礼にいろんなモンご馳走したるし」
(笑顔でそうのべれば自分のスマホを取り出して)
>佐藤くん
「ん?いいよぉ、その誘導棒はあげる。おれは使わないしね」
(相手から離れつつ、首を横にフリフリすればニコニコ笑いつつ、理由を述べてから『使う理由のある君の元の方が誘導棒君も嬉しいだろうしねぇ?』と付け加えて)
『お礼?ン~、君のメールアドレスを見せて?また会うだろうしねぇ』
(こちらもスマホを取り出せば)
>悲倉 鈍間 >椿原 帝
(相手の能力は接触型。しかし、無難に距離をとる相手を見て、彼は積極的に人を巻き込む態勢に入っているのだと分かる―――それが分かると、少しだけ椿原の方に向き、駆け付けた黒服たちが中野さんを運び込むところだった)
……ありがとう
(雨音に交じり消えゆくほどの小さな声でそう呟くと、今度は鈍間に向かって一歩―――間合いを詰める)
前提が違うな、それは。
(暗に自分と戦えば大勢の人が巻き込まれると言われるが、既に関係のないことだ。もう引き下がるつもりなど毛頭ない。この後にどんな凄惨なことが起こったとしても。そしてそこまで戻れなくさせたのは、鈍間自身だ)
その扉をどうぶっ壊すか知らないが……兵器を使うにしても、能力を使うにしても、だ。
(天都は二つの段ボール―――組み立てられる前で天都の身体よりも大きい段ボールを前方に二枚重ねた状態で出現させた。奇妙なのは、その段ボールは雨が濡らすよりも前に何かびしょ濡れになっていたことだ)
兵器を取り出す時間―――能力を使ってぶち破ってそして解除する時間―――その前に君を挟み込んで音を上げさせてやる。僕の攻撃を容易に捌けなければ、巻き込むなんて夢の話だろう!
(一切躊躇の無い動作で、段ボールを前方に介したまま、全力でのタックルを敢行する。そして、段ボールによって、見えない裏で時計から取り出したのは既に火のついたライターだった。静かにライターを構えながら圧殺せんばかりに段ボールが鈍間へと突っ込んでいく)
>494
え、くれるんですか?ありがとうございます、そうですね、大事に使わせていただきます。ありがとうございます。(もう驚きっぱなしだし、感謝しっぱなしである。誘導棒は戻し、左手に持ち替えって、逆手に持つ。)
メアドだけでいいんですか?わかりました、どうぞ。俺もまた会いたいですし(相手からのお願いに『本当にそれだけでいいのだろうか…』ときょとんとしながら、スマホを取り出し、メアドも見せる)
>篭矢さん、日向さん
「はい、わかりました。では、こちらをどうぞ。」
(と、日向さんにもメールアドレスを教える。交換し終わると、リュックの中身も確認して、忘れ物がないかをしっかりとみてから背負い。)
「では、僕は帰りますね。皆さんもお元気で。」
(と、自分の家に帰るためにその場を去ろうとし)
>474
状態変化……自分自身にも適用出来んのか、良い能力だな。
しかしあンの野郎、警察呼びやがったな?いつの間にかいなくなってやがる。
(丁度戦いが熱気を帯びて来たタイミング、といったところでサイレンに邪魔をされ、苛立ちを露わに足元の小石を踏み砕いた。
しかし警察を敵に回せば、何よりも自分の自由が奪われてしまう。
それは何よりも避けなければいけない事態だった)
しゃーねぇ、この続きはまた次だ。
鍛えとけよぉ黒条世良、ハッハハハ!
(巨腕は解体され、負傷した右腕を庇う様に絡みつく)
>堺、餓狼達ALL
(廊下へと踏み出す餓狼の目の前に、着物姿の少女が一人。
落下により舞い上がった埃で各所が薄汚れてしまってはいるものの、それでもその場には不釣り合いな程に鮮やかで)
堺先輩を離せこのデカブツめ、ボクを無視しようなんて良い度胸じゃないか!
(正眼に模造刀。
多少武器を見る目があれば、一目で作り物と分かるそれを構えて仁王立つ)
ボク自身の正義に従い、ここから先へは行かせない!さぁかかって来い!!
(取るに足らない、蛮勇を振りかざすただの一般人、その太い腕で一度撫でれば容易く折れる細い枝。
餓狼からすれば「そう見える」かもしれない)
>病院組ALL
この事件だけで全て推測するのは難しいわね、不明点も、矛盾点も、考えだしたらキリが無い。
分かる事は一つだけ、彼らが決して逃がしてはいけない危険なテロリストだということ。
……そう考えると改めて、私の失策が悔やまれるわ。
(せめてもう少し上手く、油断せず、鈍間だけでも拘束することが出来ていたならば、得られる情報も多かったかもしれない。
溜息をコーヒーで押し流し、肩を竦めた)
>478
背後;既知設定は歓迎いたします、ではその様な形で、既にお互いのことは知っているという設定にしましょう。
>餓狼 >エステラ・アリーシア
………ぅ……。……エス……テラ………さん?
(活発な聞き覚えのある声に反応するようにわずかに意識を取り戻す自分。なぜ彼女がここにいるのか、自分が今どんな状態なのか、考えれないほど意識と視界がぐるぐるとぼやけているが)
>495
「 お前の行動は自暴自棄なギャンブルと一緒だ。だが結局、お前が行動すれば人が死ぬ 」
( 扉に手を当てがったまま )
「 それは積極的にせよ消極的にせよ、お前が人を殺したんだ。最初から分かっていたことなのだから 」
( 段ボールのようなものが出現するも、何ら姿勢を改めることなく )
「 お前は、僕の異能を知らなすぎる 」
( 黒マスクの内から血液がポタポタと溢れ出す。そして、眼球はいつも以上に充血した目だった。
天都がこちらへと力強いタックルをしてきた。瞬間、扉からは手が離されるも、一方で彼の手の甲を悪あがきのように掴み、力の加えられた方へ一緒になって互いの身体が傾倒していく。そして、次には突っ込んでくる段ボールの圧殺が待ち構えている )
「 仲良くしようぜ 」
( 悲倉の目の粘膜から血がこぼれ、一本の筋を描いた )
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