奏歌 翔音 2020-08-14 23:38:38 ID:5762b1903 |
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>もふさん、操さん、???さん
「いらっしゃい。星奈ちゃんから話は聞いてるよ。もうすぐ来るだろうから、少し待っ」
「とうちゃぁあーく!!あ、お客さん!こーんにちーはー!」
「あらら、張り切っちゃってるねぇ。よっぽどこの日を楽しみにしていたのかも」
(入口で待っている3人の所へ、1人の女性職員が現れる。彼女は「いらっしゃい」と笑顔で歓迎し、星奈達が来るまで少し待って欲しいと伝えようとするが…その直後、1人の少女が「いそげー!」と叫びながら玄関へ走ってやって来て。職員は苦笑を浮かべながら「いきなりびっくりさせてしまったかもね」と伝えて)
「今日はいつもより走るスピード、早かった。あ、そっちのおにーさん達、はじめまして」
「ごめんなさい。いきなり騒がしくて…ようこそ、もふ。あ、操さんも。……と、そちらにいるのは…?」
(その後、遅れて星奈ともう1人の少女が玄関へ到着。もう1人の少女は全く表情を変えずに「はじめまして」と挨拶し、星奈も続いて「ようこそ」と歓迎するが、ひつじの着ぐるみを着たもふもを見れば少し困惑したような面持ちで「そちらの方は?」と尋ね)
>似蛭さん、氷華さん
クロ「うわー!!??なんか似蛭さんがバグってるーーー!???!?衛生兵、えいせいへーーい!!」
クロはクロで慌ててる。なにか彼女を直すのに友好的なやつは、と思って背を向けて何も無い空間から「変わった水晶体」を取り出し、あれでもないこれでもないと呟きながらぽろぽろとガラクタを足元へぽいぽいする。……多分あの水晶体が、何も無い空間からものを出させているのだろう。見る人が見ればわかるが、半分「魔力」で、もう半分が「機械」で構成されている。
にくす「にゅー。にゅむー、もっきゅもっきゅ」
くろ「ぷえっ?ぷえぷーえー♪」
にくすはひかさんが分けてくれたレンコンをもっきゅもっきゅと一緒に食べ始め、くろは慌てるクロと変な様子の似蛭さんに気づいて、ぽてぽてと移動開始。
>月宮さん
外導「あ、こちらこそお騒がせして申し訳ねぇっすー。自分、白雲模符の保護者を務めてます、外導操って言うっす。どうもどうもー、あ、これお土産の菓子折りなんで、ここの人達用にどうぞっす~。」
外導は職員さんや駆けつけてきた子供たちに挨拶をしつつ、紙袋をよいしょよいしょと下ろす。中身は……お土産屋さんに売っているような沢山入ってて美味しい類の洋菓子とかそういうやつだ。子供たち用だけではなく、多分大人も楽しんで食べれるようバリエーションが豊富だ。
もふ「はろはーだよー。星奈ちゃんはひさしぶりー、はじめましての人は初めましてー。もふは白雲模符って言うよー、仲良くしてねー。」
もふはいつも通り、ふわふわしたようなのんびりしてるような独特な雰囲気で挨拶をする。で、それに合わせて隣の着ぐるみが無言で手を振っている。
もふ「でねー、この子はもふの個人的なお友達でー、着てるのは前見せたアニメのキャラの着ぐるみなんだー。……えーと、喋っていいんだよー?」
???「ん?着ぐるみってのは喋らずキャラに徹するのが子供と世のためだって聞いたことがあるんだが。」
もふ「…あながち間違ってないかもだけどー、別に喋っても問題ないと思うよー?それに、月宮さんのこと知ってるんでしょー?1度顔を出して喋った方がいいかもよー。」
???「あー…確かにそうだな。なんか謎に月宮を困惑させちまったみたいだし……というか、ホントに雰囲気変わったな月宮。よいしょ、っと。」
まるで月宮さんを知ってるふうな話し方をする着ぐるみ……声的には男が着ぐるみの頭の部分だけ取ると、そこに居たのはもふよりは青年、な顔つきの男で……月宮さんは1度あったことがある人だ。
???「俺の名前はシド、シド・ランページだ。気軽にシドって呼んでくれ……んで久しぶりだな月宮。俺のことは…覚えてるか?とりあえずまぁ、元気そうでなによりだ。」
>もふさん、操さん、シドさん
「いいの?こんなに頂いちゃって。ありがとね」
「椛ちゃん、見て。お菓子がいっぱいある」
「やったー!!大量だよ、レティ!」
(下ろされた紙袋の中身がチラッと見えたのか、3人ともそれぞれ違う反応だが、お土産をもらったことに対し喜んだ様子を見せる。ただ、職員の方は大量のお菓子を貰ったことに少し驚いていたようだ)
「えぇ、もちろん覚えています。……お久しぶりです、シドさん。…って、椛?」
「えーっと、もふにぃと、みさにーと、シド兄!うん、覚えた!!」
(一方で、星奈の方は着ぐるみから顔を出したシドさんを見て思わぬ再会に驚いた表情を浮かべた後、ぎこちない笑みを浮かべながら挨拶を返して。初めに出会った頃、シドさんには冷たい態度をとったことのあるせいか、若干の気まずさを感じているのかもしれない。そうしていると、先程『椛』と呼ばれていた少女が星奈達の前にやって来て、勝手に呼び名を付け始めた)
「…あぁ、そうでした。彼女達の紹介がまだでしたね」
「なら最初は私から。私はレティ。レティ・アルジェント。よろしく」
「椛は、椛!朱村椛(あけむらかえで)!!」
「あー、私は…皆からは『みっちゃん』って呼ばれてるけど、まぁ好きに呼んでくれて構わないよ」
(星奈が紹介を忘れていたことを思い出せば、無表情な少女から順に3人とも軽く自己紹介を始めて。ちなみに、元気いっぱいな子が「椛」、無表情な子が「レティ」、職員の1人は「みっちゃん」である)
>月宮さん、レティさん、朱村さん
シド「レティに、朱村に、みっちゃん…おーけー、把握したぜ。よろしくな。」
外導「よろしくするっすよー。」
もふ「よろしくー。とりあえずお話をするならー、どこへ着いてけばいいかなー?任せるよー。」
3人はそれぞれの名前を把握し、とりあえずはもふについてきたのでこちら側はもふが率先してお話をするらしい。
もふ「あ、そういえばだけどー、言われてた駄菓子と可愛い動物系のグッズ、持ってきたよー。」
もふは背中に背負ってたリュックと、片手で持ってた紙袋を指す。リュックには羊やゴマフアザラシのぬいぐるみやストラップなどがはいっており、紙袋には……ほんとに様々な駄菓子が沢山入っていた。
>クロさん、ニクスさん、Ⅸさん
氷華:
けったいな代物じゃのう。何なんじゃソレは?何かと繋がったポケットみたいなものか?
(バグった似蛭を何とかしようと慌てふためくクロさんを、横からその様子を眺めていた氷華が口を挟んでみる。似蛭の様子については何となく察しがついているようではあるものの、クロさんの取りだした水晶体から色んなモノがポイポイと取り出されては投げ捨てられる様子に、アレは何かしらの"ポケット"もとい"異なる空間と繋がった何か"なのではと考えているようだ。)
ひか:
モグモグモグモグ。
ひる:
ニヘー。
(似蛭達の様子は我関せずと言った勢いで口の中に頬張ったレンコンを咀嚼するひか。食事を邪魔するほど野暮な事はしないつもりで、ひるの方はバグっている似蛭の頭の上によじよじと上っていた。)
>もふさん、操さん、シドさん
「わはー…!!すっごい!いっぱい入ってる!ありがとー!!」
「それ、欲しいと思っていたぬいぐるみ…ありがとう」
(もふさんがリュックと紙袋を指差した後、突然椛は駄菓子、レティはグッズのある方へそれぞれ走って行き、中身を見た瞬間に2人とも喜びながらそれらを見つめて。その反応から、先週星奈が別にお願いしたお土産は彼女達が欲しがっていたものだったと察せるだろう)
「そうね、立ち話もなんだし…早速行きましょうか」
「施設の案内なら、私の出番だね。それじゃ、ついてきて」
(もふさんにどこへついて行けば良いか尋ねられると、星奈はチラっと職員のみっちゃんの方を向き、対するみっちゃんは「よし」と胸を叩けば自分についてくるよう伝えて。それに気付いたレティは「あ、そろそろ行くみたい」とシドさん達に知らせて)
>似蛭さん、氷華さん
クロ「ん?これは「イースフラグメント」っていう名前の…えーと、魔力を永久的に生み出し続ける装置?って言えばいいかな。これ、魔力で作った擬似隔離空間とかと接続したり、魔力や資材を使って武器とか物体を生成したり、記録した情報を閲覧したりできる……要は色んなことが出来る装置なんだ。僕は専らものを入れる便利なポケットぐらいにしか使ってないけどね。……えーと、あ、これこれ!」
ぽいぽいガラクタを放り出しながら装置の説明をするクロ。……しれっと「魔力を永久的に生み出し続ける」とかいうとんでもないワードがでてきたが、まぁそれをツッコム人がいるかどうか。
それはともかくとして、クロが取り出したそれは……ピコピコハンマーだ。厳密な名前は「巻き戻しハンマー」。叩いた対象の思考状態を最長で30秒前に戻すという変わった代物だ。使い道は……せいぜい「ド忘れとかした時に思い出すために使う」とか、「めちゃくちゃ美味しかったものの味を忘れて、また味わうため」くらいにしか使わない。
クロはそんなピコハンをえいっ、と似蛭さんの頭に叩きつける。痛くはなく、似蛭さんの思考はオーバーヒートする前の状態、「知枝さんのもちぬいを想像する前」の状態に戻る。……これでまたさっきみたいに「知枝さんのもちぬい」の話題を出さなければ、同じふうにはならない……と思う。
>月宮さん、レティさん、朱村さん
もふ「おっけーだよー。案内よろしくお願いしますねー。」
外導「お願いするっすー。」
シド「頼む。」
三者はみっちゃんさんの先導の元、大人しく着いていくことにする。
シド「…一応言っておくが月宮、俺は気にしてねーぞ?誰しもその時の気分とかあるもんだからな、腹減ってりゃあ元気もねーし、嫌なことあったらそういう気分もそうそう晴れねーもんだ。今が良けりゃいいんだよ。お前のことは……最近になってひつじんからひつじんとの関係のことを聞いたから把握してるぜ。とりま、おめでとう。」
もふ「めへー……シドくーん、もふのこと「ひつじん」って呼ぶのなんかなぁー……なんかなぁー………」
外導「ひつじん…あ、羊みたいな人間だから、ひつじん?」
シド「お、わかってんじゃん……えっと、大臣?」
外導「なぜに大臣呼ばわり!??」
シド「いや、なんかそのうさんくせー顔が、俺のよく知ってる家臣の顔と同じだから……」
外導「……どこから突っ込めばいいのか……おっさんとか言われるよりかはマシ……んー、いやでも胡散臭いって……うーーーーん。」
もふ「めっへっへ。みっちーはねー、そーいう顔だから「不審者」とか「胡散臭い」って呼ばれるのけっこー気にしてるんだぁ。んでシドくんはねー、こんな見た目だけど未成年だし、確か年はー……月宮さんより低いんだよー。」
歩いている間、もふはレティさん達とお話をしている。シドは月宮さんに対しては以前の態度のことは全然気にしてないのと、もふとの関係は知ってることを話した。
>もふさん、操さん、シドさん
「…ありがとうございます。気にしていないのなら良かったですが……いえ、それでも無礼を働いたのは事実ですから………謝らせてください」
(みっちゃんの先導の元、一同は子供たちの集まるホールへと足を進めていく。その途中でシドさんの「気にしていない」という発言に星奈はどうして気にしていることが分かったのかと疑問に思いつつも、歩きながら小さく頭を下げ、祝ってもらったことへの感謝とこれまでの無礼を謝罪し)
「えっ!?シド兄よりもせーねーの方がおねーちゃんなの!?」
「最近の小学生はここまで成長するものなんだねぇ。お姉さんびっくりだよ」
「…シド兄のあだ名センスにはツッコまないの?」
(一方で、椛達はシドさんが高身長であるにも関わらず星奈よりも年下であることを知り、椛はややオーバーリアクションに驚き、みっちゃんは少し羨ましそうに驚いたと口にして。しかし、レティら2人共あだ名に関してスルーしていたことが気になったのか「誰もツッコまないのか」と即座に指摘し)
>クロさん、ニクスさん、Ⅸさん
似蛭:
ウがっ―――!?
(痛みを感じず"ピコン"という音を立てて似蛭の頭へ叩きつけられるピコハン。叩かれる前の思考状態が無理矢理30秒前のモノへと巻き戻されるという未知の過程に見舞われた事で、一時的な記憶の混濁が発生する。巻き戻しは「忘れる」「失う」というわけではない。そういった場合には「異なる形」で残ってしまうのだ。
そうして、ピコハンを叩きつけられしばらく白目を剥いて静止状態だった似蛭だが、記憶の整理がついた似蛭は、すかさずひるを抱えて言い出す。)
似蛭:
そうだった!もちぬいで料理しなくっちゃだワ!
ひる:
ニヘー!?
>もふさん、操さん、シドさん(/すいません、表記ミスあったので訂正させてください…)
「…ありがとうございます。気にしていないのなら良かったですが……いえ、それでも無礼を働いたのは事実ですから………謝らせてください」
(みっちゃんの先導の元、一同は子供たちの集まるホールへと足を進めていく。その途中でシドさんの「気にしていない」という発言に星奈はどうして気にしていることが分かったのかと疑問に思いつつも、歩きながら小さく頭を下げ、祝ってもらったことへの感謝とこれまでの無礼を謝罪し)
「えっ!?シド兄よりもせーねーの方がおねーちゃんなの!?」
「最近の子はここまで成長するものなんだねぇ。お姉さんびっくりだよ」
「…シド兄のあだ名センスにはツッコまないの?」
(一方で、椛達はシドさんが高身長であるにも関わらず星奈よりも年下であることを知り、椛はややオーバーリアクションに驚き、みっちゃんは少し羨ましそうに驚いたと口にして。しかし、レティら2人共あだ名に関してスルーしていたことが気になったのか「誰もツッコまないのか」と即座に指摘し)
>似蛭さん、氷華さん
クロ「わ゛っ!?え、あ、違うよ、もちぬいちゃんはペットにするんだってば!料理はしないんだってば!に、似蛭さーん!正気に戻ってー!あーこんなモノで叩くんじゃなかったー!!!」
にくす「にゅあー、にゅあにゅあー。」
クロは似蛭さんの様子を見て合わてふためき、ぽーいと何も無い所へピコハンを放っておいてからひしっと似蛭さんにしがみついて止めようとする。にくすも落ち着いてー、といわんばかりに似蛭さんの肩によじよじ登る。くろは「ぷえー?」と遠巻きで首を傾げていた。
IX「…あ、とりあえず俺はそろそろ退散しとくわ。多分後のことは……まぁお嬢がいれば何とかはなるだろうし、それに俺の方も……まあ個人的な事情があるからな、ここらでお暇するぜ。」
元気でな、と氷華さんに挨拶だけをして、IXは一足先に去ろうとする。
>月宮さん、レティさん、朱村さん
シド「まぁ俺は気にしてねーけど、月宮がそうしなきゃ気が収まらねーなら、その謝罪しかと聞いた…ってことで、この一件は終了でいいな。ん?あー俺な、確かにこんななりだけど未成年だぞ。歳は……ひー、ふー、みー………あぁ、11歳だな。」
と、両手で人差し指を立てながらそう答える。
外導「自分、シドくんと会うのはさっき車で送り迎えした時が初めてだったんすけど、やっぱ独特なネーセンっすよね。」
もふ「なんだったっけなー。確かヒノネちゃんはー…」
シド「うなうな言う子供だから、うなすけ。」
もふ「だったねー。えーとほむら君だと…」
シド「ほむら?……あ、とりぼーのことか。ぴやぴや鳥みたいな事やってるやつだから、とりぼー(鳥坊)」
もふ「…で、もふのことは」
シド「ひつじん。羊みたいな人間だから。」
もふ「……なーんでもふのことは可愛く呼んではくれないのかなー。」
シド「そもそも、俺がこう言うあだ名付けをするのは俺の気分……もとい、個性が強くて仲良くなれそうなやつ相手には、っていう話だ。」
親しみもあるんだぜ?と弁護するように言うシド。シドは今のところ朱村さんとレティさんを見て、「見たことあるやつとちょっと似てはいる、のか?…まだ明確な個性が見えない限りは、あだ名つけられそーにねーな。」などと考えていた。というか独り言として口から漏れていた。
>クロさん、ニクスさん、Ⅸさん
氷華:
む、もう暇するのか。まあ無理に引き留めてその事情とやらを詮索するのは野暮であろうしな…あー待て。餞別代わりと言っちゃあ何じゃが―――
(そう言うと、氷華は似蛭達の騒動を他所に台所の冷蔵庫へと足を運び、野菜室の扉を開けて奥を漁り出す。そうして取り出した長い根野菜を手に取って、Ⅸさんへと歩み寄って来て彼へと差し出す。)
氷華:
うちの山で採れる蓮根じゃ。どんな食い物にも合う万能食材じゃぞ。
(ここに来て蓮根の布教である。にくすさんから貰った蓮根を食べていたひかも、口をモグモグさせながら目を輝かせて氷華の手にある蓮根へとターゲッティングを変更。手に持っている蓮根はそのままに、更にがっつこうと氷華の元へと駆け寄ってくる。……が、そこは氷華。顔はまっすぐとⅨさんへと向けたまま駆け寄ってきたひかの頭を左手で片手間のように押さえつけていた。「レンコ~~~~ン……!」と、届かぬ思いと共に儚い鳴き声がひかの心情を察していたが、流石にがっつきすぎるのは氷華的にもあまり快くは思わないようだ。)
>もふさん、操さん、シドさん
「11…私は今13ですから、年下だと言うのは本当だったわけですね」
「でもでも、椛とレティから見たらシド兄の方がおにーちゃんだ!」
「そりゃあ、2人より年上ですからね。と言っても、差はそれほどありませんが。椛は10歳、レティは9歳なので…」
(と、星奈は高身長のシドさんを少し羨ましげに見ながら話し、椛は「どーやったらそんなに大きくなるの!?」と目を輝かせながら質問して)
「確かに、シド兄のネーミングセンスは独特だけど…面白いから、いいと思う。もふにぃは納得してないみたいだけど」
(シドさんのネーミングセンスについてはレティも「独特だ」と操さんと同じ意見を述べるものの、「面白いから」とそのセンスを否定せず、むしろ自分にもあだ名をつけてほしそうに言って。しかし、まだあだ名は付けられないと言われれば、レティは「そっかー…」と少し悲しそうに述べ、一連の会話を聞いていたみっちゃんは「じゃあ、この機会に彼女達のことを知ればいいよ」と振り返りながら話し)
>似蛭さん、氷華さん
IX「うおぉ、すげー食いつき……はは、わりぃな、これ美味しくいただくよ。…じゃ、縁があればまた。」
蓮根を受け取り、外に出て軽く会釈をすると、静かに厨に浮かび上がり、風を操って空へと飛び去っていく。
ニクス「……どんまい。」
ニクスは悲しそうになくひかをみて、そんなことを呟いた。
>月宮さん、レティさん、朱村さん
シド「あぁ、別に悪い意味で言ったわけじゃねーさ。俺はバカだけどよ、そのくらいわかるぜ。お前らは面白くていいヤツらだ。だから仲良くなれる。っつーか、仲良くなりてぇ。だからあだ名はちゃんと考えるさ、これから話し合って、な。」
ニカッ、とシドが笑って返す。元々面白いことは好きな性格でもあれば、話すのも動くのも大抵の事は好むようなエンジョイ勢だ。元々の目的も忘れては無いが、縁も出来るいい機会だとも思っている。
もふ「それにしても、施設かぁー。なんか懐かしいねぇー。あの頃はたしか大人しくてー…んーー……あーでも、どうだったかなー。仲良かっただれかいたようなー。んーでも、そんなに良くもなくは…んーー??」
シド「?どうしたひつじん?なんか解せないような顔して。」
もふ「えっとねー。じつはもふも孤児院育ちだったんだー。親に……多分捨てられて、多分、孤児院にいて……寂しかったのは、確かだけど、えーと……あれ?こんなに「過去の記憶って曖昧」だったかなー?」
もふは首をかしげ、あれー、あれー?と呟く。その様子に別段悪そうな兆候はないが……何やら本人的にも不思議に思ってそうな、変わった状態。シドには何がなにやらさっぱり、と言った顔。
そしてその様子を見て1人だけ……外導操だけが、驚いたような顔をしていた。
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