奏歌 翔音 2020-08-14 23:38:38 ID:5762b1903 |
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>雪菜ちゃん
「………」
(くるりとタイミングよく振り返った白髪の少女。しかし、その目は冷めきっていて、まるで…夜中に見るフランス人形のように不気味だった。)
「あら、雪菜お姉様、ご機嫌うるわしゅう。夜のお散歩ですか?いいですわね。姉妹でお散歩でもどうです?」
(そう言って、スッと片手を前に出す。笑顔な少女。しかし、先程の表情を見たせいか…その笑顔の奥に裏があるようで不気味だった。)
>ひかりちゃん、夏苗ちゃん
デネブ「ふふ、ありがと。僕の魔法はこの相棒がいるからね。」
(その言って、自信ありげに、頼むよ。と言うと、デネブが作った白鳥が飛び出した。実際の白鳥は湖に泳いでいるのだが、これは魔法で作られた白鳥だから、軽やかに飛んだ。そして、キラキラと水色の羽がひかりちゃん、夏苗ちゃん、ナナ、デネブへとどんどん集まり…白鳥は、パリンと薄いガラスが割れたような音を立ててキラキラと、4人に降り注いだ。)
デネブ「よし!完璧!うん!我ながらいい出来だね!」
(満足げにするデネブ。)
ナナ「いつ見てもいいわねー!へんしーん!って感じ!ただピンクとかあればもーっとかわいいのに!」
(そう言って、自分も使えたらいいなと考えるナナだった)
>似蛭さん、氷華さん
クロ「お、おあああぁぁぁ……」
ちびくろ「ぷ、ぷえぇぇ~」
にへっとしている似蛭さん達と密着してる大小クロは、すぐさまほかほかモードON…してるが、まぁ概ね満足してそうではある雰囲気だ。
ニクス「んふー、いい仕事した。」
IX「何がどうなってあんなことが出来たのか………あー、あれじゃねぇか?好きな物だからこそ、余計にいつもより良く感じるというか……んー例えばだぞ?そのちび羊がアンタの好きな誰かのちびだったとしよう。想像できるか??」
>クロさん、ニクスさん、Ⅸさん
氷華:
好きな誰か……――――
(好意的、特に異性に対する恋愛感情と言ったモノを八紘の一件で喪失している氷華にとって"好意を抱ける相手"="親愛・家庭内に向けられる情愛"という形でしか形容する事が出来ない。そうなってくると、真っ先に頭に思い浮かべられるのは"母親"の存在だった。とはいえ、母親に対するその感情は"親愛"というには少々歪で、母離れし切る前に離別してしまったが故に70になる手前でも母親に"依存"しているという形が正しい。
当然、そんな母親離れが出来ていない氷華は夢羊を抱えたまま"母親"の存在を思い出してしまったが故に"ず~~~~~~~ん………っ"と表情がドンドン暗くなっていき、若干ノイローゼ気味なまでにテンションが目に見えて落ちて行っていた。)
似蛭:
うわ、まぁたババアのめんどくさいスイッチ入っちゃった。この様子だとお母さんの事か何か彷彿して自爆したんだろうけど。酒の飲みすぎで悪酔いした時とかたまになるんだよね~。
(ほかほかになったクロさんを抱き寄せて頭を撫でながら、氷華の変化についてザックリと掻い摘んで説明する似蛭。「ニヘニヘー」と鳴く似蛭のもちぬいはちびくろさんにすっかり懐いたようで、"モチモチ"と変な擬音を立てながらちびくろさんの上によじ登ろうとしていた。)
>デネブさん、ナナさん、アルタイルさん、龍さん
「およ?………おぉ~、変身したなの~!」
「ふふっ、皆さんとっても似合ってますよ!」
(2人はデネブさんの魔法によって制服姿に変身する。それぞれデネブさんの魔法に対して興味を持ちつつ、夏苗はその場でクルクルと回りながら制服姿を堪能し、ひかりはデネブさん達の姿を見て「似合っている」と伝えて)
>雪菜ちゃん
「あら…何故って?だって、これからじゃないですか。美味しそうなご馳走が食べれる時間。やだ、お姉様、震えてらっしゃる?寒いのかしら…」
(ペロリと舌を舐めた彼女。そして、わざとらしいような心配するような素振り。)
「ゆーちゃん、お姉様と仲良くなりたいだけですわ。一番上のお姉様は残念でしたが…2番目の雪菜お姉様と3番目の末っ子ゆーちゃんで仲良くしましょう?雪菜と、雪花、お名前もそっくりですわ。残念ながら、ゆーちゃんは一番上のお姉様と同じ『夜桜』ですが…」
>ひかりちゃん、夏苗ちゃん
ナナ「よーし!乗り込むわよー!みんなー!ゴー!」
デネブ「やれやれ…全く相変わらずだね。ま、僕がいるから問題ないけど!あ、龍くん、制服届いたら着替えて中入って来て。部下に送り出したって連絡が届くからさ。としたら門の前まで僕が迎えに行くよ。」
龍「あ、あぁ、分かった。黄空、日彩、気をつけてな。」
デネブ「なーに!僕がいるから問題ないよ!」
>似蛭さん、氷華さん
IX「うぉ、おぉぅ………その、なんだ……えっと、すまないな………」
そこまで落ち込むとは思わず、焦ったように「どうするべきか」と考え、謝るIX。それをじーっと見てたニクスが、むむむーっと考える。
ニクス「……にゅあー。」
クロや似蛭さんがやってたように、どこからか取りだしたもちぬい生地にニクスが魔力を込めると……もちぬいの目がぱちっ、とまばたきをし、「ひょい」と二足で起き上がる。
ちびにくす「にゅ~~?……にゅあ~~。」
とてとて、と氷華さんの足元に歩いて、足にひしっ、としがみつくちびにくす。……元のニクスが「死気」という死にまつわる気配、不穏なそれを糧とするように、ちびにくすは……ざっくりとした範囲だが、人の負の感情辺りを食料とする。多少ではあるが、ちびにくすがどんよりしてる人のそばに近づけば……いくらかは肩代わりはしてくれるので、少しだけ気分は晴れる……かもしれない。
一方、抱き寄せられたクロは再加熱、ちびくろは「ぷえや~」と鳴いてされるがままにぽけーっとしていた。
>龍さん
てくてくと、ご機嫌な歩調と陽気な声で変な歌を歌いながら歩く子供がひとり居た。
陽人「ずばーっととうじょー、かっけーヒーロー!こしーににほんっのかたなたずっさえー♪マントひっるがえしてばばーっとじゃーんぷ!こまーるひとびーとみーんなたっすけー、きょうもかっつやーくサムライヒーロー!みんーなだーいすき、さむらいひーいーろー!」
そこそこ大きめな声量で、ジャージ服を着たつんつん跳ねた頭をぴょこぴょこ揺らし、公園にいる子供のごとくどこからか拾ってきた細い木の枝を剣かなにかに見立てて持っている子供がいた。
ジャージに名前が書かれており……「1ーC、ふたばはると」と書かれているので、どこかの学生さんだとわかるだろう。背格好やら本人の言動、見た目的には…中学生ぐらいに見えるかもしれない。そんな彼がふと、足を止めて……その辺をキョロキョロしている。よく見れば鼻をすんすん鳴らして、匂いをさぐっているようにも見える。
陽人「……なんかありそうな気がする匂いがするゾ!」
そう、これは彼にとってわかる感覚でしかなく……なんなら外れる時もある。が、彼は運はいいほうなので……「何事がありそう」と思って動けば、なんとかなって、その何事かに行き着くことができる。ちょうど今がそれだ。
そしてそのきっかけとして……これまでの歌っている所から今に至るまで、ちょうど龍さんには見えているし聞こえていたことだろう。もしかしたら他の人にも、気づかれているかもしれない。
>雪花さん
…私には妹がいた覚えはありません。それにご馳走っていったい…?
(不可解なことを言い出すあなたにもはや怯えながらもそう答え)
>All
「社長、こちらでいいのでしょうか」と執事が言うので「構わないよ、ここはあまり人が来ない場所だし、予定の時間にはまだ時間があるから散歩するだけだよ」と金の装飾のあるきらびやかなドレスを着て少し長めのリムジンから降りながら言って「護衛はつけるんだろうけど、できるだけ1人にしてちょうだい」と公園をヒールの音をさせながら歩き始める
>月さん 知佳さん 禁忌さん 了さん
凛夏「…そうだね、行こっか」
(っとと、いけない。無意識のうちに顔に出てしまっていたのか、月さんを心配させているような。慌てて引き攣った笑顔を見せていると、月さんの笑顔が目に入る。その素直な笑顔には此方の心も明るくなるような感覚で、気付けば自然な笑顔を浮かべていて。軽く月さんと会話を交わしてから、月さんに付いていく形で知佳さんと禁忌さんの元へと駆け寄っていった)
「あの、すみません…た、たこ焼…き、が…ががっ…!?…ぇ」
(知佳さんと禁忌さんの元に辿り着くと2人に向かって声をかけようとするのだが…なんだこれ、いざ目の前にすると緊張する!元々のコミュ障に加えて此方が恐縮してしまうほど綺麗な2人を前にしては、上手く言葉なんて出て来るはずも無くて。声にならない声でなんとか呼びかけながら、2人を部屋まで連れ行こうとしていて)
>桜さん
陽人「ふあーー、つかれたぞ~!」
ぐてー、と公園のジャングルジムに寄りかかってだらけているのは、どっからどう見てもやんちゃ盛りそうな見た目の子供。が、その子供もただの子供ではない。
双刃陽人。名が知れ渡っている訳では無いが、主に「困っている人」を対象に「人助け」をしている、自称・背のたけーかっけーサムライヒーロー。こんなところでグダーっとしているのは、先程まで腰の曲がったおばちゃんの荷物運びとか、家から逃げ出した犬猫鳥の三匹のペットを探していたりと、それなりに苦労する人助けを沢山こなしていたのだ。
で、そんな陽人も流石に疲れたのか、パックのオレンジジュースをストローでちゅーちゅー飲みつつ、「でもたっせーかんはあるゾー」と、どこか嬉しそうにのほほんとしているわけだ。
ちょうど東野さんが入った公園と同じ位置にいるので……多分桜さんから見れば、公園で遊び疲れてオレンジジュース飲んで休憩している子供……とか、そんな見た目に見えるだろう。
>クロさん、ニクスさん、Ⅸさん
氷華:
……お。なんじゃ。このナマモノモドキは人を慰める事も出来るのか?それとも、こいつが単に人の感傷に敏感な個体、なだけか?
似蛭:
勝手に自爆して落ち込んでんのはそっちなんだから、ず~っと近くで辛気臭いオーラ振り撒かれてても迷惑なだけでしょ。
氷華:
お前儂が落ち込んでる時に限ってやたら切れ味増すよな。後で覚えてろよ。
(ちびにくすさんによって少しだけ気分を和らげられた氷華は、その原因もしくはキッカケがちびにくすさんによるものだと気付くと、ちびにくすさんを始めとした「もちぬい」にはそういう生態でもあるのかと、独り疑問に思っていた。
ただ、氷華のノイローゼ状態を幾度か目にした事のある似蛭の方は、辛気臭いモノを振り撒く今の氷華の状態はただただ迷惑だと容赦なく言い放ち、氷華からしれっと死刑宣告を受けていた。)
ひる:
ニヘー、ニヘー。
(もちぬい似蛭―――通称「ひる」の方はと言うと、ちびくろさんの上によじ登ると「モチャア」といった感じでちびくろさんの上でふにゃふにゃ状態になっていた。)
>デネブさん、ナナさん、アルタイルさん、龍さん
「れっつごーなの!」
「あんまり騒いだらバレちゃうよー?」
(そう言ってナナさん達の後を追いかけつつ、チラッと後ろを振り返れば「いって(きます/くるの)!」と龍さんに向けて大きく手を振りながら学園の中へ入り)
>陽人くん
(一人で静かに待とうと思っていたら、てくてくと歌を歌ってこちらにやってくれる少年。何かのアニメのテーマソングか?何かのキャラごっこしているのか?そう思っていたら、なんとなく微笑ましくて、頬が緩む。龍はそんな遊びはした事なかった幼少期だが、雪菜ちゃんとおままごとはした事ある為、なんとなく昔懐かしく思えたのだろう。)
こんにちは。元気なのはいいが、刀振り回すなら、周りに気をつけてな。
(そう言って、枝を指さした。枝と言った方がいいのかもしれないが、彼がアニメの世界観に入っているのに気分を壊して、現実的な話は野暮だと思ったのだ。)
>雪菜ちゃん
「無理もありませんわね。何故なら…雪菜お姉様が出て行った後に、ゆーちゃんあのお家の子になりましたの。雪菜お姉様もあのお家に戻りたいなら、ゆーちゃんが戻してあげますわ。」
(そう話す。どうやら、雪菜ちゃんが追い出された後にその家の子供になったのだろう。つまり…雪菜ちゃんと同じ養子か何かなのだろう。孤児院にいて引き取られた…と考えるのが無難だった。)
「ご馳走は…とっておきですわ。食べたら病みつきですわ。ゆーちゃんの大好物です!」
>龍さん
陽人「お?これはなこれはなー、さっき公園を通りがかったらたまたまみつけたぼーきれだゾ!程よく真っ直ぐダロ?なんかいー形だなーって思ったから、持ってるんだゾ!」
振り回すためじゃないんだゾ!と元気ににぱーっと答える。その姿はどう見ても紛うことなき中学生やんちゃ坊主……なのだが、そのジャージをよく見てみれば「ーーーー高校」と書かれていた。
陽人「ところで兄ちゃんはなにやってんダ?かくれんぼか?すにーきんぐみっしょんか?……それともフシンシャかー?そんないーやつそうな見た目して、フシンシャじゃないよなー、ヨナー?」
……こんなあったまゆるゆるな子供っぽい奴が、高校生である。……なんだったらその高校名、覚えてるなら偏差値そこそこ良さげな所だったはずだ。
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