奏歌 翔音 2020-08-14 23:38:38 ID:5762b1903 |
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>月宮さん
もふ「めへやー、またあそぼーねー!」
ゆるーい空気を醸し出しつつ、もふは嬉し楽しそうに手を振って月宮さんを見送った。
もふ「……ふめっへっへ。遊びに行く時、どういう感じで行こうかなー……」
……扉が閉まり、月宮さんが完全にいなくなったあたりで、そんな悪巧みしてそうな言葉をぼそっとつぶやくもふ。が、どう足掻いても顔が(´ω`)なので……そこまで悪そうには見えないのである。
>似蛭さん、氷華さん
クロ「んー……これ(市販のもちぬい)の素材かぁ。使われてるのは普通に綿とかみたいなモコモコしたやつと、クッション素材に使われるような柔らかいものばっかを合わせた感じだとは思うけど……あ、なんだったら本人に聞いてみる?これを作った人……もとい子なら、僕よりかは詳しいかもよ。」
なんならすぐ呼べるよ?とクロはおもむろに携帯を取り出す。
>月さん 凛夏さん 了さん
「ほんほん、もう少し待っとってなぁ。
この「たこやきき」とやらのせってぃんぐに手こずってもうて……」
既に食事をするテーブルにはたこ焼きの素(下調理済み)や食器類が置かれていた。
台所ではクツクツと何かを煮込むような音と共に出しの香りが漏れている、月さんが望んだたこ焼きやお好み焼き等をするために準備を続けていた。
如何せん普段しないことをしているため時間は掛かっているものの着々と用意を進めて言った。
>クロさん
氷華:
……そんなホイホイ呼び出せるようなヤツなのか?
似蛭:
お、じゃあお願いしてもいーい?どんな人が作ったのか見てみたいし!
(携帯を取り出したクロさんに、気軽にホイホイと呼び出せるような人物なのかと少し疑う氷華と、純粋にどんな人が作ったのか気になる似蛭。そうした3人の会話を他所に、魔具に毛布を被せてもらい完全に惰眠を貪る態勢に入った知枝。二匹の蜘蛛型魔具が、知枝の眠るソファを持ち上げて別室へと移動していくところを見ると、自身は巻き込まないで、と言ったところが強いのだろう。)
>似蛭さん、氷華さん
クロ「うん、まぁ基本暇なはずだし、その人も大概普通じゃないから4、5分で着くんじゃないかな?じゃ、呼ぶねー。……はーいもしもし。うん、ニクスちゃん暇?うんうん、アルバイトは今日ないんだね。えーっとね、もちぬいぐるみの作り方をちょっとレクチャーして欲しくて…今すぐ来れる?4分くらい…え、1分で行ける?バイトの子と一緒に?うんうん、わかったー。場所は魔力探知で来れるね?じゃ、待ってるよー。………えっとね、思ったよりはやく来るってさ。しかも誰かもう一人追加で来るらしいよ。僕も誰かは把握してないけど、まぁニクスちゃん人を見る目はあると思うから問題ないかも。」
と、クロが告げて少しすると……遠くの方から急速接近してくる反応2つと、それに伴って聞こえてくる風が吹く音。恐らくは……高速で飛行して近づいてるのだろう。家の前で緩やかに停止すると風の音も止み……玄関前にクロが呼んだ人が現れる。
ニクス「……ん、来た。……ここ、変わった場所………居心地、よし。」
IX「んー?なんかやたら変わった所というか……これあれか、一般じゃなくて非日常のお客さんか。」
そこに現れたのは、フリーの使い魔少女のニクスと……銀河さんとのやり取りがあって以来行方がわからなくなっていた、IXが居た。
>もふさん
……上手く誘えて、良かった…
(もふさんに向かって手を振り返しながら扉を閉めれば、施設へ遊びに来るように無事誘えたことにほっとし、思わず独り言を呟く。その後、次に会う時を楽しみにしながら施設へ帰ろうと足を踏み出して行った)
(/星奈はここで退場させます。絡みありがとうございました!)
>クロさん、ニクスさん、Ⅸさん
氷華:
なんじゃ、随分めんこいガキとヘンテコなマスク着けとるのう。本当に小僧の知り合いか?
似蛭:
あ、ひょっとしてキミ達がクロくんの言ってた人達?じゃあさじゃあさ!これの作り方教えて―――
(研究所の家主が惰眠を貪りに行ったために一応代理人として責任を務めるのか、氷華は研究所へやってきたニクスさんとⅨさんを、ひとまず代理人として本当にクロさんの知り合いかどうかを確認する。その一方で、挨拶もしなければ全くの無警戒無用心と言った様子でいきなりニクスさん達に「もちぬい」を見せながら作り方を教わろうとするバカ(似蛭)の後頭部を容赦なくノーモーションでひっぱたく。)
>似蛭さん、氷華さん
ニクス「ん?………わたし、ニクス。もちぬい、私が作った…。私は、えっと……元は、夢の世界の住人……。あやしく、ないよ……?」
IX「お嬢、世間一般では怪しくないって言っても余計に怪しく見えてしまうのが世の常だぜ?…って、こんなものつけてる俺が言っても説得力ないか。悪いな、ここに来るまでに飛行してたから……念の為マスクをつけてたんだ、これが俺の正装なんでな。」
と、ニクスをフォローする形で話をしていたIXが、ペストマスクを脱ぐ。
IX「便宜上の名前はIX…勿論偽名だが、俺が魔法絡みで傭兵として活動してる時は、この名を使っている。区分で言えば、俺たちは悪側だが……日常生活を脅かすような悪事はしてないさ。少なくともお嬢はそうで……俺は傭兵として汚れ仕事はやってたけど、いまは分け合って休業中だ。」
クロ「なるほど……ニクスは僕が夢の世界から引っ張ってきたから存在は知ってるけど、まさか噂のIXがいるとは思わなかったよ。IXって言ったら、悪側の間では汚れ仕事を引き受ける凄腕の傭兵……もとい殺し屋って聞いたけど、なんか思ってたより話が通じそうなイメージだね。」
IX「……傭兵家業は分け合って休業中だ。ちょっとまぁ……自分を見つめ直すようになってな。だからといって何もしねぇのはなぁ、って思ってたら……なんか道端で会った初見のお嬢に「手伝って」って言われて……なんか知らねーけどもちぬい作らされるの手伝ってんだわ。そこのやべー気配の割にぼけっとしたアンタ(似蛭さんのこと)と同じで、お嬢も大概警戒したりしねーんだわ。」
ニクス「……IXの死気は、いい方の死気だったから、問題ない。……あなた(似蛭さん)も、こってりした死気だけど……のほほんしてるから、問題ない。」
IX「…………こんな感じでよ、訳分かんねー判断基準なんだわ。まぁこれが信用になるかは分からんけど……要はなんかおっぱじめる気はねーよ。」
>クロさん、ニクスさん、Ⅸさん
氷華:
ここの家主が元々悪と正義の境目自体曖昧に捉えているヤツじゃし、その辺は気にする事無いぞ。儂も一応定義的には"悪"とされているようじゃが、その辺の事情にそこまで詳しいワケじゃないからのう。
似蛭:
このババアウソついてるよ。普段からぼクにとんでもなく殺意の籠った視線向けてくるし、ちょっと何か言っただけで裏拳飛んでくるし
氷華:
そりゃてめえが今みたいに余計な事口走るからじゃ。
(ニクスさんとⅨさん、各々からここに来るまでとここに至った経緯をかいつまんで聞いていた氷華は、"悪側"という事に関しては知枝自身が気にしていないので自身も同様なモノであると説明する。そこですかさず似蛭が余計な事を口走ったせいで有無を言わさず顔面に"メキョッ"という音とともに裏拳を叩き込まれて「前が見えねえ」状態にされた。)
>似蛭さん、氷華さん
クロ「おぉう、似蛭さんの顔がめりこんどるぅ……い、一応本題に進もっか。ニクス、君が作ってる「もちもちぬい」の作り方を聞きたいんだけど……」
ニクス「ん………材料、ここに持ってきた。……良かったら、実践する。」
そう言ってニクスが背中に背負ってたリュックからぽんぽん材料を取り出す…ぬいぐるみのガワ、綿、クッション材………一通り取り出し終わったそれは、なんだったら市販で売られてそうな材料でもあり……その中に特段特別なものはなさそうだった。
ニクス「やることは……簡単。特別なことも、してない。………まず、これ(ぬいぐるみのガワ)に、綿とかつめる。……なるべく優しく……ゆっくり。」
IX「…一応俺はぬいぐるみのガワを作ったりしてる。ちなみに言っておくと、そのガワに特殊な細工やら材料を使ってる訳でもない、とも言っておく。」
ニクス「……いつもどうり、詰め終わったら………むむむ…………にゅあ~~……」
何やら力んだニクスが、急に気の抜けたような腑抜けた声を上げながら……手のひらからバレーボールくらいの魔力を取りだし、それをぽすっ、ともちもちぬいに押し込むように入れ……魔力は綿に染み込んで行くように消えた。
ニクス「……これで、空いてるところを縫って、完成。……何も特別なこと、してないでしょ?」
クロ「やってるやんけ。」
思わずクロが真顔で、普段使ったことも無い言い方でツッコんだ。特別なやり方……バリバリやっておられる。
>クロさん、ニクスさん、Ⅸさん
似蛭:
なるほど、なるほど……。
氷華:
おう、適当に相槌打っとるだけなんじゃなかろうな?ちゃんと、理解して聞いてたか?
似蛭:
聞いてたよ。バカにすんのは良いけどそこまで痴呆じゃないっての。
(ホントかのう…という氷華の呟きを無視して、似蛭は早速ニクスさんがやってみせたようにぬいぐるみのガワだけテキパキと見繕っていく。細かい作業を素でやろうとするとグチャグチャになるのは自明の理なので、体内の演算機と観測機を用いつつ、適切な材料等を用いて、それはドンドン形になっていく。
やがて似蛭を超ディフォルメ化したような、形だけで言えば似蛭のようなもちぬい(空)が出来上がる。「よりにもよって自分を模したのか…」と氷華がボヤいたのも束の間。ニクスさんが"魔力をもちぬいに押し込んだ"工程もちゃんと見ていた似蛭は、右手を掲げて球体上の、頭一つ分くらいのサイズの魔力を造り上げる。……が、その魔力の性質は、明らかにもちぬいに入れるためのモノではない。
形成された魔力は周囲へ無差別に赤雷の魔力をバチバチと放電しており、それが何なのか気付いた氷華は似蛭を羽交い絞めして取り押さえる。)
氷華:
てめぇやっぱり理解してねえじゃねえか!!どう考えてもそれは壊す用途の魔力じゃろう!!
似蛭:
ふんぬおおぉおおおおおおぉお~~~…!!は、離せぇぇええええ…!!魔力いるんだったら絶対沢山の方が良いに決まってるじゃんかあああぁぁぁあああ……!!
(多ければ多いほど良い、というのが似蛭の言い分だったようで、氷華に羽交い絞めされながらも無理矢理そのどう見ても"滅亡させる気配しかない魔力"を空のもちぬい人形に入れ込もうと抗っていた。)
>似蛭さん、氷華さん
クロ「……似蛭さん、多分その魔力込めたら呪いのもちぬいが完成するか、自我を持って「じぇのさいどもちぬい」になる可能性があるよ…んー、なんとなくは理解したけど、コツはもしかして……?」
ニクス「………にゅあ~~って、やればいい」
IX「いやお嬢、それはふわっとしすぎてて分かんねぇって。……俺が説明するよ。いいか?魔力を体から放出する時、「戦う容量で、殺意や戦意をみなぎらせて出す」んじゃなくて……「脱力し、平和なこととか緩いことを考えて出す」んだ。お嬢の場合、脱力した時と同時に、頭空っぽにしてゆるーくなる。んで、そんときに魔力を出すと……その魔力は元の性質以前に、「出した時の感情が乗った」ものとして出てくる。……これをもちぬいの中の綿に当てれば、魔力の性質が綿に浸透して効果を発揮する……って所だ。ぶっちゃけ簡単に言えばな……「リラックスして、ゆるーい状態で出せ」って感じだ。」
クロ「えっと……似蛭さんで言うところの、「にへっ」とした感じで出せばいいと思うよ。僕なら………ぷぇー…。」
クロは肩の力を抜くと……なんとも気の抜けた声を出しつつ、魔力をぽふっと出して、しれっと作ってた自分のもちぬいに当てる。すると……魔力は異状を起こすことなくもちぬいに吸われ……
くろもち「……ぷえー?」
クロ「……ゑ?」
なんか、もちぬいがひとりでに動き、鳴き始めた。
IX「あー、なんかなぁ……お嬢曰く、魔力が多すぎると逆に「もちぬいの性質を変えるどころか、自我を芽生えさせてしまう」らしくてな。そこのさじ加減は…やって慣れるしかないんだとさ。俺はたまたま1発でクリア出来たから、そうなったことは無いけど。」
>クロさん、ニクスさん、Ⅸさん
似蛭:
えなにあれすごく可愛い。
氷華:
そう思うならそれは入れるんじゃねえ。
似蛭:
やだ。
(それまでの説明過程をまるで無視するかの如く、氷華の制止をついに振り切った似蛭は、そのバチバチと放電する魔力を何の躊躇も無く人形に埋め込んだ。人形は何度も痙攣するかのように手足をビクビク跳ねさせていたが、やがてそれが落ち着いてくると、滅亡させる気配しかない魔力を入れられたとは思えない雰囲気で、呟いた。)
???:
ニヘー。
氷華:
……あ?
似蛭:
………?
(ニヘーと鳴いたそのもちぬいは、開いているのか開いてないのかも分からない線のような眼のまま、腹這いの体勢で研究所の面々を見上げる。その後も「ニヘー。ニヘー。」と鳴きつつ、腹這いのままあちこち動き始めたりと、もちぬいというよりまるで猫のような、そんな雰囲気を思わせる存在に出来上がっていた。)
>ひかりちゃん、夏苗ちゃん
龍「え?魔法少女だったのか!?いや、一緒にいた友達は魔法少女だと言ってたが…そうなのか…いや、人にはいろいろな訳があって、やめることもあるよな。」
(無駄に詮索するのはやめておこう。そう思ったのだ。その理由は、自分だって、元アルタイル。しかし、その前に元ミナミだ。これを言うのは、良くないだろう。一般に戻って来れたのだから、一般らしく。そう思ったのだ。)
ナナ「むむ!ここ!ここがあやしー!」
デネブ「確かに…ここがちょっとだけ強い…大元がいるのかもしれない。」
>砂金くん
(時間前後します)
(ある日の昼下がり)
「あ!さっちゃん!いたいたー!良かったー!探してた!」
(そう言ってさっちゃんに渡したいものあるんだー!と言って、紙袋を取り出す。)
「これ!作ったの!さっちゃんのね!」
(そう言って、紙袋の中にはカップケーキが、入っていた。しかし、雪音の性格から分かるが、到底お菓子作りとか、正確さが必要になる調理は無理だ。つまり母親か、誰かしらに、手伝ってもらっているのだろう。でも、雪音が砂金くんにあげたいからという気持ちは本当だ。)
「せーっかく!いろいろさっちゃんとしよーって思ってたのに、いないんだもん。だから、ね。ハッピーバレンタイン!さっちゃん!だーいすき!」
(そう言って、砂金くんに抱きつく)
>知佳ちゃん、凛夏ちゃん
「わーい!たこ焼き!私も手伝うね!」
(そう言って、着替え等済ませたルナはたこ焼き機に油を敷く。買い食いも多かったが、自炊…っぽいものはして来た。もっぱら作るものは焼きそばだったが。少しは…慣れているのかもしれない。)
「よくね、フードコートのたこ焼き屋さんに行くけど、こんな感じにしてたよー!」
(どうやら見ようみまねらしい)
>デネブさん、ナナさん、アルタイルさん、龍さん
「やっぱり言ってなかったの。まぁ、ここちーなら話したがらないのも当然なの。だって、あれほどのことがあったら…誰だってやめたくなるの」
(心愛が魔法少女だと知った龍さんが驚く様子を見て予想通りだと言うように「やっぱり」と口にする。その後、囁くような声で過去に『引退を希望するほどのことがあった』ことをほのめかせば、「あ、今のは気にしなくていいなの」と恐らくその言葉が聞こえていたと思われる龍さんに向けてそう告げて)
「お、大きい…!?こんなに大きな校舎、初めて見た!」
「多分だけど~、この中にいるんじゃないかと思うなの~」
(ナナさん達の後に続きながら魔力を辿っていくと、赤レンガで建てられた校舎が特徴の学園が見えてくる。校舎を見たひかりはその大きさに驚き、夏苗は「うんうん」とデネブさんの言葉に対して頷き、この中にいる可能性が高いことを伝えて)
>ひかりちゃん、夏苗ちゃん
龍「やめたくなる…か。でも、どんな訳や、理由があったとしても、黄空は心配してこうやって探してるんだろ?それは、きっとこれから必要になる事だろ。お互いな。」
(辞めたくて、逃げ出したとしても、こうやって心配して探す。その友情は何よりも大切で、お互いプラスになる事では無いか。そう彼は考えていた。だから、こうやって協力するのだ。)
ナナ「よし!潜入よ!」
龍「いや、どうやって…」
ナナ「それなら、誰か制服を見れたらー、ちょちょいのちょいで、みんな制服の格好に魔法で!」
デネブ「服飾関係は僕にまかせてよね!よし!僕が先に潜入して、制服見てすぐ戻るよ。それでみんな制服に化ける!あ、龍はちょっと後になるけど。見たら至急デネブ団員に発注して、急ピッチで仕上げさせて、届けさせるから。1~2時間ぐらいでできる筈だよ。」
>似蛭さん、氷華さん
クロ「……全然物騒じゃないというか…」
ニクス「…猫っぽい。」
IX「なんか平和**って言葉が似合いそうなやつが生まれたな。」
にへー、と鳴いてどこかへ行くもちぬいの後ろを、「ぷえっ、ぷえーぷえー」と鳴きながらぽてぽて腹ばいになって動き着いていこうとする、クロのもちぬい。
クロ「……実際触り心地、どうなんだろうね?」
>月さん、知佳さん、了さん
凛夏「おぉ、凄い…わ、私も手伝う…!」
(慣れた手つきで油を敷いていく様子に素直に感心して尊敬の眼差しを月さんに向けつつ、何もしないのも悪いだろうと自分も油を敷いていく。ぎこちない所作で時間はかかるものの、8ヶ所程度油を塗り終えた所で鰹節のいい香りが鼻を抜けていき、思わず顔を綻ばせていた)
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