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奏歌 翔音 2020-08-14 23:38:38 ID:5762b1903 |
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＞ベアードさん
クロ「あー……勝手にアレンジは確かに良くないかもね。なまじ自信のある人のそれって、失敗する要素が多いとしても「間違ったことをした」って認識はないと思うから。」
クロは若干呆れたような感じで、似蛭さんのその様子を聞いて想像し……脳裏に良かれと思ってアレンジを加えている、にへっとした表情で鍋に劇物を投下する似蛭さんが浮かんだ。
>シド様
楽しんだもの勝ち、ですか。
ふふっ...。
(その言葉にすこし嬉しそうな笑みを浮かべて)
>シド様
楽しんだもの勝ち、ですか。
ふふっ...。
(その言葉にすこし嬉しそうな笑みを浮かべて)
＞邪聖さん
シド「そうだ、楽しんだもん勝ちだ。せっかく生きてるわけだからよ……命尽きるまでに、やりてー事をやって、とことん楽しんで……そんで、最後に「あー楽しかった」って言えるのがほんとに上等だと俺は思うんだわ、ホント。…ってなわけで、何をするにしても楽しんでみよう。それが俺のモットーだ。…まぁ胸糞悪い時とかはさすがにそういうの無理だけどな？心意気の話だよ。」
>もふさん
……まずは1つ目｡ソフィのことを知っている者がいたら､その者の名前を私に伝えてほしい｡もしかしたら､私の知っている人かもしれないから
そして2つ目｡もしソフィが警戒しているようであれば､これを見せて…私がソフィのことを探している､と伝えてほしいの
(そう言って､懐から1枚の写真を取り出してもふさんに見せて｡その写真は､お花畑の中で2人の少女がそれぞれ笑いながらこちらを見ているものだった｡1人は星奈とよく似た少女､もう1人は…特徴から見て恐らくソフィアであるのだろう)
これは彼女のお母様が撮ってくれた､幼少期の私とソフィアの写真よ
これを見せて……"サテラ･ヴィオレット"があなたのことを探している､と伝えて｡あ､サテラって言うのは私の本名…だから
……まぁ､このふたつを伝えてくれれば多分…正体を明かしてくれるはずよ
＞月宮さん
もふ「めっへや、了解したよー。」
と、もふは写真をしっかりと見て、記憶しておいた。
もふ「…星奈ちゃんのホントの名前、そっちだったんだねー。まーでも、名前呼ぶなら星奈ちゃんでいっかー。さっちゃん呼びしてみたかった気もするけどー……そのお名前は出すにしても、ふぃっちゃんが見つかってからかな。」
>クロさん
氷華：
そうじゃのう…まぁヤツの場合は、"間違ってる事"と"正しい事"の分別も経験もまだ足りてないのが最もな理由じゃろうな。こればっかりは、儂らの教養だけじゃどうにもならん。じゃから、せめてベアードの料理作りの練習には夢坊主も付き合ってくれんか。仕上がりが妖術紛いの代物である事以外は伸びしろ自体は良いはずじゃ。
(似蛭の料理作りに関しては、最早氷華と知枝も匙を投げているらしい。圧倒的な、人生経験不足が響いていると言い放ったが、"多分どれだけ練習しても無理"と考えているようだ。代わりに、まだ伸びしろのあるベアードの料理作りの練習には、どうかクロさんも手伝ってやってほしいと言う氷華。"妖術紛いの代物"と余計な一言には、ベアードの方も"ぶ～……"と頬を膨らませていたが。)
>もふさん
さっちゃんにふぃっちゃん……ふふっ､面白いかも｡彼女が見つかったらそう呼んでもらおうかしら？
(もふさんが記憶したのを確認すると写真を片付けると､彼がつけたそれぞれの呼び方が気に入ったのかクスッと笑い､ソフィアが見つかった後はそう呼んでもらおうかと検討している様子で)
＞ベアードさんになってるし、氷華さん
クロ「…まぁ確かに、長年で固まった習慣とか考え方とかはなかなか治らないからね。うん、僕でよければ、ベアードさんの料理作り、手伝えるところまでやってみようと思うよ。…それとまぁ一応、似蛭さんの事もね。……今のうちに聞くけど、似蛭さんかベアードさんのことで直して欲しいところってある？」
最後の一言に関しては、なるべくベアードさんと似蛭さんには聞こえず、氷華さんと知枝さんに聞こえるように小声で話した。
＞月宮さん
もふ「めっへっへや、そうだねー。ふぃっちゃんが見つかった時はー、さっちゃんになるねー。よぉーし、その時は星奈ちゃんがつんつんさっちゃんだった時の話を聞くぞぉー。」
めっへっへー、と緩いがどこか悪そうな笑みを浮かべつつ、もふは追加の紅茶を2人分淹れる。
>クロさん
氷華：
『どうしようもなく腹減った時に近所の塀を食べるところ。』
知枝：
『人の部屋を勝手に散らかすところ。』
(クロさんの頭の上で惚気てるベアードを傍目に、氷華と知枝はクロさんにしか見えないように咄嗟に取り出した紙にペンでスラスラと要望を書き出してクロさんに見せた。知枝の要望に関しては、半ば猫のような性格をしているところからだろうが、氷華の要望に関しては2人の"悪食"の事を言っているのだろう。なんでも食べる事は悪い事ではないが、それが公共のモノだったり他人のモノであったりすると話が変わってくるからである。)
ベアード：
…んむ？3人で何の話をしているのだ？？？
(紙の内容はベアードには見えない角度であったためか、クロさんの頭の上から何の気なしに尋ねてきた。)
＞ベアードさん、氷華さん、知枝さん
クロ(お、おぅふ……散らかすのはともかく、塀を食べるって……まぁ似蛭さんもベアードさんも悪食っぽいし、この2つは何とか頑張って直そ…。)
内心、普段の似蛭さんとベアードさんに振り回されてるんだなぁ…逆も然りな点はあるにしても、確かに直さなきゃなぁ、と氷華さんと知枝さんに同情しつつ、クロは嘘は言ってない範囲で答えを返す。
クロ「んー？料理の話とかだよ。似蛭さん……はどうなのかはあれだけど、ベアードさんはとりあえず料理……主に麻婆豆腐を頑張るとして、似蛭さんも似蛭さんでなにか出来たらいいねー、って感じのことをね。」
クロなりに思ってる事だが、ベアードさんは料理でいいとして……せっかくだから似蛭さんの方でも何か出来ることがあった方がいいだろう。いくつか考えてて思ったのは……
クロ「こう、なんかの道具作れるといいかもね？まだ具体的にはきめてないけど……電化製品とかみたいな難しいやつとかじゃなくて、ビーズとか…綿細工とか…んー、なんでこれが浮かんだのか分からないけど、枕とか。」
＞邪聖さん
シド「おう！……さて、なんだかんだ言ってたらもうちょいで散歩コース終了だが……この後に行く店な、2通りあるんだよな。片方がシュークリームがうめぇ店で、もう片方は……パンケーキか。なんかどっちも洋食っぽいな。ドラすけ、俺としちゃあどっちでもいいんだけどよ……ドラすけ的にはどっちが興味ある？」
>クロさん
ベアード：
枕？枕って、寝るときに頭を乗せるアレか？
(ベアードの今後の課題とすべき事は料理を上手になりたいのは確定として、似蛭が何か作れるようになるかという話で出てきた『枕』という単語に食い付いた。一般的に知られている枕のイメージとして何ら間違いはない。間違いはないはずなのだが、それを見ていた氷華がいまだにクロさんから離れないまま話をするベアードの方とを見合わせて『なるほど枕えi―――』と、似蛭やベアード以上の余計な一言を滑らそうとしていたところ、ある種の危険を察知した知枝が咄嗟にソファから起き上がって氷華の鳩尾にバインドアンカー(握り拳)を打ち込んで無理矢理黙らせていた……。)
>もふさん
ちょっ､ちょっと！勝手に変なこと聞こうとしないで…！
(どこか悪そうな笑みを浮かべるもふさんを見れば､慌てた様子で過去の自分のことを聞かないよう促して｡その慌てぶりから､彼女…ソフィアなら本当に過去の星奈のこと話してしまいそうだと分かるだろう)
＞ベアードさん、氷華さん、知枝さん
クロ「それそれ。……なんだろ、氷華さんの言おうとしてたことわかったけど、すっごくデジャヴを感じた。でね、事の経緯はある日お昼寝をしてた時のことなんだけど……市販の枕を使ってて思ったんだ。「物足りない」って。……んで、勘とか推測を頼りに枕を自作してみたんだけど……あぁ、これね。」
と、クロは何も無い空間に手を向けるとそこから黒いモヤが現れ……スポンっ！という音と共に白い枕が出てきた。ぽふぽふ、と叩きつつそれを「試しにどうぞ」と氷華さんに渡す。
それはクロ特製の枕だが…やたらふわふわフカフカで、程よいお日様の匂いがする素朴な枕だ。形状とかにこだわりはなく、スタンダードなやつで…多分中に綿でも詰めてるのだろう。しかし触れれば程よく望ましい形状になり、寝る上でとても心地いい……まさに「人をダメにしそうな枕」だ。
クロ「これは僕の受け売りなんだけどね、物作りとかって、その人の気質にあったものが結構作りやすく上手く出来ると思うんだ。ほら、似蛭さんってバイオレンスな部分あるけどあれって凶暴性と言うよりは「無垢だから」っていう感じがあるじゃん？それに本人、のほほんとしてる時ってめちゃくちゃ脱力できてるし…多分寝具とか落ち着く系の物作り、向いていると思うんだよね。僕の場合はほら、夢魔だから……悪夢寄りではあるけど、眠らせることに関しては一流な種族だからさ。」
＞月宮さん
もふ「めへへへ♪ごめんごめんって。でもね星奈ちゃん、実はもふもねー……今はこんなな感じだけどー、昔とかー、主にみっちーに拾われる前と、拾われてしばらくは全然違う性格だったんだよー。今はねー、こんな感じで落ち着いたけどー。もふはもっとつんつんしてた時があったんだー。」
>クロさん
氷華：
なるほどのう…ほう、これは―――ふんふん。
(クロさんから枕を渡されると、ぎゅむぎゅむと枕の触感を確かめる氷華。程よい握力によって変形を繰り返す枕に1人納得する様子を浮かべていたが、ある程度触感を確かめると、"ほれ知枝。今のお前にちょうど良さそうじゃぞ。"と、自分の鳩尾に拳を打ち込むために近付いていた知枝の頭の後ろにサッと枕を置き、そのままソファへと知枝の身体を押し倒した。"わっ、わっ…！"と慌てながら抵抗やむ無くソファへと再び寝転んだ知枝。だが次の瞬間、枕の絶妙な感触によって全身から張り詰めていた力が一気に抜け、『あ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"あ"～～～～～……』と、似蛭がクロさんに対してよくする"にへ顔"のような幸福と満足感溢れる表情を浮かべながら枕とソファに身を預け切っていた。)
ベアード：
寝具か……言われてみれば、似蛭が自分から要望する私物の多くは"ふわふわ"したモノが多かったな。たまに使えるようになった魔力を一か所に集めて、弾力性の高い球体を作って、その上でゴロゴロする事が多いのだ。
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