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奏歌 翔音 2020-08-14 23:38:38 ID:5762b1903 |
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＞ベアードさん
クロ「……うーん、ここまで細く切る必要は無かったけど……でもまぁちゃんと切れてるから良し！問題はここからだね。野菜を炒める……あ、痛めつけるとは違うよ？見てもらうのが早いけど、こうやって……」
と、クロはフライパンを用意してコンロの上に置き、火加減を弱めに設定。フライパンに野菜を入れて、さっさっ、と菜箸で野菜を逐一混ぜていく。
クロ「こんな感じで、直火じゃなくてフライパン越しとかで熱するのを、料理だと「炒める」って言うんだ。コツは…野菜って焦げやすいから、火加減は弱火にすること。あくまで使うのはコンロの火で…多分ベアードさんが日を用意すると弱火以上になるからそこは避けてね？…うん、気をつけていくべき点はそこかな？それじゃあやってみよう。」
＞月宮さん
もふ「んめへー……そっかー、危ない目に遭わせちゃったこと、後悔してるかぁー。……でもまぁ、悪いことばかりじゃなかったはずだよ？確かに1番根付いてるのが悪い記憶だったとしても…いいことだって会ったはずだし。それに…その子の手を取ったから、星奈ちゃんは変われて……変われなかったら、もふと仲良くなれなかったかもよ。ま、もふはそれでも仲良くなれる自信あるけどっ。」
めへっ、と何故か得意げにそう言うもふ。
もふ「んーしかし、事実星奈ちゃんが心配してるのは気がかりだし…やっぱもふもそのお友達探し手伝おっか？もふ、人だったら沢山宛があるから、案外何とかなるかもよー。うなーちゃんとか鳥くんとか、アホ毛君とかみっちーとか。」
>クロさん
ベアード：
ふむ…ふむ……よし、わかったぞ！
(一通りクロさんからの説明と、菜箸で手際よく野菜を混ぜて炒める所作を確認したベアードは、早速自分で短冊切りになってしまった野菜をフライパンに放り込んで炒め始める。焦げ目が付きすぎないように、クロさんがやってみせた所作と同じようにやり通していく。そうしていく内に、やがて野菜から香ばしい香りが出てきて―――そうして十数分後、フライパンで炒めていた料理が出来上がった。
―――"麻婆豆腐"が。)
ベアード：
？？？？？？？？？？
(当のベアード本人も、頭の上に大量の疑問符を浮かべて素っ頓狂な表情を浮かべている。フライパンは、ちゃんとした中華鍋ではない、何処にでも売ってある市販のフライパンだ。…確かに麻婆豆腐は煮物料理だと思いがちだが実は炒め物に分類される。だからと言って、普通に野菜を炒めて、別に色んな調味料や豆腐も入れるようなそんな野暮な事はしていない。だというのに、ベアードが手に持つフライパンの上には、何処からどう見ても立派な麻婆豆腐が出来上がっていた。
……見た目だけなら普通の、何の変哲もない麻婆豆腐。しかし、フライパンの上に現れたソレを見て、ベアード達の料理に戦慄していた知枝と氷華が"ゾワワッ！！"と鳥肌を立たせて、絶望の表情を浮かべていた……。)
>クロさん
ベアード：
ふむ…ふむ……よし、わかったぞ！
(一通りクロさんからの説明と、菜箸で手際よく野菜を混ぜて炒める所作を確認したベアードは、早速自分で短冊切りになってしまった野菜をフライパンに放り込んで炒め始める。焦げ目が付きすぎないように、クロさんがやってみせた所作と同じようにやり通していく。そうしていく内に、やがて野菜から香ばしい香りが出てきて―――そうして十数分後、フライパンで炒めていた料理が出来上がった。
―――"麻婆豆腐"が。)
ベアード：
？？？？？？？？？？
(当のベアード本人も、頭の上に大量の疑問符を浮かべて素っ頓狂な表情を浮かべている。フライパンは、ちゃんとした中華鍋ではない、何処にでも売ってある市販のフライパンだ。…確かに麻婆豆腐は煮物料理だと思いがちだが実は炒め物に分類される。だからと言って、普通に野菜を炒めて、別に色んな調味料や豆腐も入れるようなそんな野暮な事はしていない。だというのに、ベアードが手に持つフライパンの上には、何処からどう見ても立派な麻婆豆腐が出来上がっていた。
……見た目だけなら普通の、何の変哲もない麻婆豆腐。しかし、フライパンの上に現れたソレを見て、ベアード達の料理に戦慄していた知枝と氷華が"ゾワワッ！！"と鳥肌を立たせて、絶望の表情を浮かべていた……。)
＞ベアードさん
クロ「なんで？？？？？？？？？？？」
真顔で、首がえぐれるくらいの角度で横に傾けるクロ。正直いって理解が追いつかないというか…入れてもいない豆腐が何故かあって、麻婆豆腐が出来ていた。何を言っているか分からないが、多分誰にも分からない。見たとしても分からない。なんというか……錬金術でも見た気分だ。もしかしたらベアードさん、似蛭さんの作る料理は麻婆豆腐固定になるのかもしれない。
クロ「……とりあえず、実食してみるかなー。」
>クロさん
ベアード:
ク、クロくんが食べるのなら我も食べるぞ！食材を粗末にするのは勿体ないからな！
(粗末にするも何もそもそも入れてすらいない食材が入っている麻婆豆腐の形をしたその何かは、果たして本当に料理と呼べるのだろうか。
さて、作ったベアードですらこの反応である事は、知枝と氷華は少し想定外と言った顔だ。つまり、2人が"ク/ソマズ"と判断したのは"似蛭の麻婆豆腐"という可能性がある。もしかすると味が酷いのは似蛭の料理であって片割れにして本体であるベアードの料理は意外とまともなのではという推論をスパコン並みの速度で脳内構築し始めていたが、それは秒で崩れ去った。)
ベアード：
……え、なにこの麻婆豆腐……ジャリッとしてて……のクセしてガリッとしてる部分があるような……というか、味も甘いのと酸っぱい感覚しかなくて……なんだ、なんだ…コレ……
(作った料理が明らかに変であるという自覚と、一応似蛭ほどバカ舌ではないベアードは、口にした麻婆豆腐がどう取り繕っても"マズい"としか頭に浮かんでいない。しかし、どういう味なのかを表現しようとしても、あまりにも表現し難い数多の味が濃縮されすぎたそれは、強いて言うなら―――)
ベアード：
―――テロいな……。
＞ベアードさん
クロ「んー……見た目は悪くなさそうに見えるんだけどなー。いただきます。」
もっきゅもっきゅ……。しばし、食べてから沈黙するクロ。なんというか、難しい顔をしながら咀嚼し……もう一口。
クロ「ん？んー………んーーー………。」
思ってた以上に、クロがク\ソマズに反応をしない……なんなら顔色変わらず、普通に食べてる。そしてある程度食べたところで一言。
クロ「思ってた以上に食べれるね。」
けろっ、とした表情で言った。ちなみにクロの内心は…困惑である。ベアードさんの料理の味に、が3割、なぜ麻婆豆腐に？が3割………残りは、割とこういうのを食べれる自分に対して、だ。クロとしてはここまでアレな料理を食べるのは初めてで……てっきり倒れるか可笑しくなるか、は覚悟してた。だから、割かし驚いている。
>クロさん
ベアード：
なんと。クロくん、これを食べて何とも無いのか？我ですら冷や汗が止まらんこの代物をだぞ。
(若干バカ舌気味(悪食とも言う)の似蛭と異なり、味覚自体は正常の類にあるベアードも、クロさんの言葉に驚いた様子を見せる。人を選ぶ料理、という事なのかもしれないが、少なくとも料理としての前提を踏まえるなら"失敗"である。まず、材料から完成形を予め決めてもその通りのモノが出来ないのは、下手を通り越してむしろ才能に近い。知枝と氷華に至っては、クロさんの言葉に"え、ウソ……"と言った様子で若干引き気味になってる始末。)
＞ベアードさん
クロ「んー、率直に言っちゃえばね…お世辞にも美味しいとは言えないけどさ、食べれなくはないよ。……なんかこう、こういう類(メシマ/ズ)の料理食べたの初めてだと思いたいけど……うん、なんかね………「食べたら体が虹色に発行して奇行に走り出す」こともなければ、「たべたら身体中の穴から氷が飛び出る」とかないし、うん……全然食べれると思うよ。」
もっきゅもっきゅ、とクロは平然とした様子で麻婆豆腐を食べて、「ごちそうさま。個人的には食感と味覚がお祭り騒ぎで新鮮な気分だったよ。」と言って空になった皿をコトンと置く。…なんだろうか、クロには覚えのないことでも……なんとなーく頭に浮かんだ例(浮かんだもとは、身体に刻まれた生々しくも恐ろしい過去の惨劇)から、こいつ相当「鍛えさせられたんだろうな……」という感じがする。そう思えたのなら……何となく、きょとんとしているクロの目に底知れぬ闇を垣間見るかもしれない。
>クロさん
ベアード:
ーーーーーー
(クロさんからの料理に対する実直な感想と、例えとして出てきた恐らく食べさせられたのであろう料理と呼ぶには烏滸がましい何かの話を聞かされ、ベアードの顔からサ～っと血の気が引いて青ざめていく。そしておもむろにクロさんを抱き寄せて、子供のようにわんわん泣きわめきながらクロさんに謝罪しだした。)
ベアード:
ぅわぁーん！すまなかったクロくんー！我、今度からちゃんと料理練習するから！いつか美味しい料理食べさせられるようになるからぁー！
(自分の料理に対する感想でショックを受けたわけではないようだ。そも、ク/ソマズなのは本人も自覚している。では何故ここまで取り乱しているのか。
何となくだが、恐らくクロさんの抱える闇(メシマズ地獄)を察したのかもしれない。そして、少なくとも自分の料理がその一部を思い出させてしまったキッカケになったと思い込んでしまったらしく、食べられるとはいえ不味い事に変わりはない料理を口にさせたことに非と責任を感じたようだ。……ただし、横から氷華が告げる。)
氷華:
…いや、お前のは不味いけど食べられるが、本当にヤバいのは似蛭の料理じゃろ……。
＞All
「ん～やっぱり服がきつきつになってる」と服を色々と出すが「これでもかなりきついな」と服を箱に入れて古着屋に売りに行き「早く服探さないとな」とプチプチっと音がではじめたので服屋を探しながら歩く
>もふさん
………お願いしても､いいかしら…？
(まさか親友の捜索に協力する姿勢を見せられるとは思わず､驚いた表情を浮かべながらもふさんの方に顔を向ける｡…そして､しばらく考えた後友人の捜索に協力してほしいとお願いし)
＞ベアードさん、氷華さん
クロ「えわっ、ちょっとちょっと！？べ、別にそういう料理食べたことないよ僕！？あくまでイメージ……あれでもイメージにしては具体的？はっ、まさかこれは体に染み付いてる記憶？？前の僕なんかされてた！？？」
内心、「きっと美味しい料理も麻婆豆腐なのかな？」なんていうアホな考えがあったがそれは口に出さないお約束。
クロ「って……え、似蛭さんの料理ってそんなにアカンやつなの？」
＞月宮さん
もふ「めっへへへやー♪もふの人脈におまかせーだよー。あ、ところでその親友さんの名前とかなんか判別できそうな特徴ってある？」
>もふさん
…ありがとう､もふ
(小さく微笑みながら感謝の言葉を伝えれば､名前や特徴について尋ねられ｢…あぁ､先にそれを言うべきだったわね｣と苦笑を浮かべつつも親友の特徴を下記のように話し)
まず､彼女の名前はソフィア･レーツェル｡身長は私と同じくらいよ｡髪の長さは私よりも長くて､色は薄い青色｡
…って言っても､正直名前は当てにしない方がいいわ｡……多分だけど､身を守るために本名を隠しているだろうから｡………まぁ､私がそうしてるから…なんだけど
＞月宮さん
もふ「めへ、ソフィアさんだねー。名前を隠してるってことはー、あまり無闇に言いふらさない方がいいねー。その名前をどこかで聞けたらー、本人か関係者とかって思えばいい感じだね。うん、わかったー。皆に探し人の特徴、言ってみるねー。…でもまー、みっちーの場合は「ボス」としてじゃなくて、「個人」として探して欲しいって言った方が良さげかな。」
もふが外導にたいして伝える場合の話をしたのも、訳がある。名を隠しているなら…というよりは、過去に「何かあった」のだから……それが第三者による何かしらの思惑の可能性がある。だから、探させるならなるべく少数がいい。もふはそう思った。
>クロさん
氷華：
少なくとも儂らにとっては"ヤバい"としか形容できん。本人は"カレー"を作ったつもりだそうじゃが、味はミントに塩水と鯖の缶詰をドロドロにして詰め込んだような有様じゃ。加えて食後も散々での。自分のありとあらゆる毛穴から形容し難い"何か"が膿み出てくる幻覚が見えたり、知枝に至っては"心が爆ぜた"。
(思い出すのも結構しんどいのか、冷や汗を流し続けながらも氷華は似蛭の作った料理を口にした後の反応らしき事をそのまま伝える。知枝の方は思い出したくもない事だったらしく、うつ伏せのまましっかりと両耳を手で押さえていた。……で、当の似蛭もといベアードはと言うと、咄嗟に抱き着いたせいかそのままクロさんの温もりに身を委ねきっており"にへ～"と破顔してクロさんの頭の上に顎を乗せていた。)
＞ベアードさん、氷華さん
クロ「んーー………それは確かに、聞いただけでもヤバそうなやつだねー……そっかー、そこまで深刻かぁ。」
世の中、夢見続ければ色んなことできるとは思っている。が…やっぱどうしようも無いことがあり、まさに似蛭さんとベアードさんのそれが、そうなのだろう。
>クロさん
氷華：
食べられるのと、改善の余地があるだけそっち(ベアード)はまだマシだがのう。あっち(似蛭)はそもそも開き直ってる節がある。"料理を作る"気がハナっから無いようにしか思えんのじゃ。…本人は真面目なのかもしれんが。
ベアード：
真面目なのは確かだぞ！だが姉君と××ババアの考えている事もあながち間違いではない。似蛭は聞く耳は持っているが本番で"こうした方が美味しいのでは？"と勝手に自分なりのアレンジを見えないところで加えるのが原因だな！
氷華：
余計悪いわ。
(似蛭の料理がゲテモノ化する主因の一端を明かすベアード。つまりは余計な蛇足を加えるのがゲテモノ化しやすい一因なのだという事だが……恐らく似蛭が割と"普通通りの事"に対して飽きっぽい性格をしている所以かもしれない。そうなってくると手の付けようがないので、氷華はジト目でクロさんを抱きしめたままのベアードに一言グサりと刺しておくのだった。)
>もふさん
そうしてもらえると､助かるわ
(と､頷いて少数で捜索することに同意して｡…本人は明かしていないが､下手に情報が出回れば身の危険に晒される恐れがある｡そのため､少数での捜索には星奈も同意であったのだ)
……でも､仮にソフィを見つけたとしても…素性を明かしてくれるとは限らない｡だから､あともう2つだけ伝えさせて
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