奏歌 翔音 2020-08-14 23:38:38 ID:5762b1903 |
通報 |
>天音さん、雪花さん、桜さん、碧莉さん、由美さん、聖良さん
(/すいません、とても今更になりましたがRP文を送りました…)
>月宮さん
もふ「めへっ!?せ、星奈ちゃんの、手作りパフェ……めへー、それとってもたのしみだなぁ♪是非ともおねがいするよー。」
一瞬だけ( ゚д゚)ハッ!として、すぐにめへめへと嬉しそうにニマニマ顔を浮かべるもふ。よほど嬉しかったようだ。
もふ「あ、そうだー。こういう機会だしー、ちょうどよさそーだから今渡すねー…………んーと、これでもなくてー、これでもなーい……」
と、もふは近くの棚にある引き出しを引いて、ごそごそと何かを探し出した。棚の中に入っていたのは、毛糸や綿、微妙に見覚えのあるスティック……主に編み物とか裁縫で使う用の道具が入った棚だ。ちらっと、棚の中に何匹分か(´ω`)←こんな感じの表情をしたもこもこぬいぐるみが見えている。
(/返信がとても遅くなりました、申し訳ございません…!)
>主様 ALL(参加者の皆様)
(/キャラできました!これから絡みなどでご一緒になるかと思いますのでよろしくお願いいたします!なりきり初心者なのでなにか不手際がありましたらそのあたりもよろしくお願いします!)
*名前 童樂游國命
*名前の読み方 どうらく ゆうくのみこと
*性別 男
*魔法戦士(厳密には正義寄りであり魔法戦士ではない) フリー
*身長、体重 193cm 75.3kg
*歳、誕生日 不明 2/24
*見た目(変身前) 金色の長髪を後ろで金の髪留めを使い一本にまとめ、整った顔立ちの青い瞳の男。服装は、少し緩めて鎖骨が見えるくらいに着流した白に黒の鳥の装飾が入った着物に着流したようなラフな袴で着物にあるようなカチッとした硬さのない恰好をしており緩めつつキュッと締めた黒と金の帯を付けている。足には黒と赤の一本下駄を履いている。顔には金のフレームにピンクと白のグラデーションのあるレンズをしたサングラスを着用しており金の耳飾りと複数の指輪といった豪華なアクセサリーをはめている。
それに加えて白と黒の半々羽織を着ており、赤い「天童」という大きな字が入っている。
*見た目(変身後) 変身後は、先ほどの服装の色が反転し黒い金属で作られた笠を被り、装飾は金から銀になり赤い宝玉が現れ瞳もそれに応じて赤い瞳になる。
*性格 基本的に口が悪く飄々として軽い様子の男で普段はのらりくらりと様々なところを捉えどころなく放浪したり、お気に入りの場所などで酒を嗜む、好みの女性をナンパするなど適当な人物。
だが、他人が危機に陥っている場面に立ち会うと率先して助けたり義理堅く約束を守るような「やる時はやる男」
*何で戦うか 刀、神道術(魔法とも妖術とも違う神の力、魔力を元として使うが原理が異なる)
*能力など詳細 【懐古憧憬童之戯游】と呼ばれる神道術は、一言で言えば「童の遊びを現実として対象の人物と強制的にその遊びを行う」という能力。
その力の対象とされると遊びの法則を変えたり能力を無効化するといったような力(いわゆる規格外の強力な力)は強制禁止とされ発動者本人の作ったルールで遊びを交えながら戦闘を行う必要があるため、行動を制限される。
このように強力な権能であるためデメリットのようなものも存在し、創り出すルールは必ず現実に存在する遊びを基にすることと相手も自分も必ず平等なチャンスを与えられる能力であることが条件。そしてそのルールを必ず相手に伝える事。という縛りが存在する
例として、影鬼(影を踏んだりして遊ぶ鬼ごっこ)やかくれんぼ、だるまさんがころんだなど
【春艶博賭熟之戯游】は、上記の「懐古憧憬童之戯游」を変えた物でありいわゆる「大人の遊び」(いかがわしいものではなく賭博などの意味)を現実とする権能。
この力は憧憬戯游と違い負担が大きいものの大人の汚さや権力を体現するようにうまく進めれば発動者の有利にイカサマやシナリオでことが進むため遊びであっても理不尽が存在する大人の世界を現実にしたような能力。こちらも能力の無効化などが強制禁止され規格外の力を制限するが、憧憬戯游と同じくルールを伝えるなどをする必要があるが、そこで「裏遊び」という本来の遊びと「建前遊び」という偽の遊びを創り出しある程度嘘を交えながら話すことが可能だが、完全にわからないような嘘は禁止。
この能力は魔力の消費が激しく発動を考えなければならない。
例として、チンチロ、丁半、麻雀など
【征伐懲悪恋劇心中】は、上記二つの能力を遊びではなく相手との「劇」にした物。これに関しては性質は憧憬戯游や春艶戯游などと同じだが、明確な?シナリオ’が存在し二種類の劇を行うことができる。
一つ目は、相手を「悪」、自分を「正義」として勧善懲悪劇を行うといういわゆる子供向けのヒーローステージのようなものを戦闘に反映する。
実際に本人たちが戦闘の中でそのシナリオ通りに戦うわけでなく、そのシナリオで起きる状況を効果として反映することとなる。進み方は起承転結に沿って行われる、語りは発動者
「起・良善酷悪」
まずは、悪と正義が決まる
「承・勝悪負善」
そして、悪が優位に立つ(ここで正義側で設定される発動者が弱体化しピンチに陥る)
「転・勧善復義」
だが、正義が優勢に転じて進み始める(ここで悪側が段々と追い詰められる)
「結・善勝懲悪」
その後正義が悪を打ち倒し懲らしめる(ここにて勝負が正義側の勝ちとして勝負が決する)
このようにシナリオ通りに事が進んでしまう途轍もない力だが、逃れるすべがないわけでもなく対象となってしまう距離(発動者を中心として半径200m)を出る。
承の段にて能力発動もままならないまでに追い詰める。など
二つ目の劇は相手を「女」自分を「男」として最終的に心中未遂となり殺人までに至る悲恋劇を行うといういわゆるまるで大人向けのドロドロとした恋愛劇。こちらも起承転結にて進行する。
「起・男病失女」
まず、男と女は愛し合っていたが、男が不治の病に罹り女はその事実に絶望する。(互いに体力の衰微などのデメリットが与えられる)
「承・決死両恋」
男女は互いに絶望から心中を決断し、しるしとして互いに傷をつけ合って最後の分かち合いを行う(自らのダメージを相手にも共有する)
「転・炎絶未死」
行った焼身自殺による心中は女の心境の変化により失敗に終わる(互いの魔力が燃焼するようにゼロになるまで減り続ける)
「結・憎心殺女」
女に自分と共に死ぬつもりがないと悟った男は恨み、女を刀で刺し殺し幕を下ろす(これにより女役の人物は胴体に深手を負って勝負が決する)
という流れ、これも結に至るまで効果範囲内から外に逃げるなどで対処可能だが、何らかの能力を使用してこの能力自体を効果範囲内でなかったことにするなどの無効かは不可能(現実改変などを禁止される)
このように非常に強力な力だが、身体への負荷も大きいため戦闘でこの力を使用することはほとんどない。
次に武器【熟幼二流游経刀】は、上記の能力を発動する際に必要なトリガーとなっておりこの刀がないと能力の使用が不可能。普段は渋い灰色を基調に金の装飾が入った高級感のある太刀と脇差大小二振りだが、能力発動と同時にサイズや形が変化し青龍刀のような大きさの同じ二刀流に変化する。
能力を発動してない際は、この刀から魔力を影とも墨絵の墨のようにもとれる強力な斬撃などを繰り出して攻撃する。
剣の腕前は歴戦人切の極地といってもいいほどの実力であるため普段は能力を発動せず刀や尋常でない身体能力と膂力、そして未来予知といってもいいほどの予測能力を有する。
それに加え縮地、瞬歩などの体術から基本的な攻撃魔法なども高い水準で使用する。
*その他備考欄 都市から少し離れた山の上に建つ子宝や学業祈願、子供の無病息災、勝負事の願掛けなどの御利益から七五三などで古くから親しまれる神社「童樂神社」に祀られる「神」であり仮として神主のような立場にある。管理の職務は基本、正体を知っている巫女に任せており神事を行う神主も別にいるため基本は利益を与えつつふらふらと散歩をしたり神社にある年中見事に咲き乱れる不思議な桜である「万年桜」の下の縁側で花見がてら和菓子と酒を楽しんでいる。
都市にでることもしょっちゅうで正義側、ホクシチのボスとは知り合いであり何かあった時に頼れと伝えていたりする。 先ほど、童に対する利益とは話したものの「勝負事」にも利益を与えるため賭博や童の象徴である「遊び」の延長で大人を模したような能力を持つ。
(/できました!かなりややこしい能力を持つキャラですがよろしくお願いします!このキャラを書くのにかなり体力を使ったので二体目はもう少し後で出します!しばらくはこれで。)
>禁忌さん 黄泉さん
「……………!……先言わんかァ!!!」
頭がぐちゃぐちゃだ…先程からよく分からない事ばかり起き続けている…。
取り敢えず深呼吸をする…深く吸って…深く吐く…段々落ち着いてきた知佳は真っ直ぐ上に両手を上げる…そして無音の呼吸とともにその手を禁忌さんと黄泉さんの頭に振りかざした。
無論力こそ込めていないが病み上がりのような状態の黄泉さんには少しだけ痛いかもしれない。
その行動をとった理由は表情からもわかるであろうほど明白だ…怒っている…そして泣いてもいる。
どうして力のあるものはまず初めに戦闘をするのか…なぜ先に言わないのかという感情が大きかった。
黄泉さんへの怒りは言わずもがな何も言わずに戦闘を始めたことだ…知佳が戦闘態勢をとった時点で弁明はできるはずだ、それをここまで引き伸ばすのは危険であろう…下手したら殺してしまっていたかもしれない……………+また、知佳もしてあげた事のないお嬢様抱っこを先にやられた事への嫉妬心も1割……
理不尽に思われるかもしれないが禁忌さんも禁忌さんで悪い…口調の件や魔力と霊力が混ざる事についてもそうだ…せっかく番となれたのだ……言って欲しかった…
ひとまずの怒りが少しだけ収まった知佳は黄泉さんの問いに答える。
「ウチは如月知佳……ただのあやか…ちゃう、禁忌はんの「番」の妖や!
黄泉はん…神さんだがなんだが知らへんけど禁忌はんはウチのやから…手ぇ出さんといてや。」
少し怒った表情ながらも質問に答える。
その言葉の途中「番」という言葉を強調していた…正直に言えばこんな状況ながらも知佳は禁忌さんをお姫様抱っこした黄泉さんに少し嫉妬しているのだ。
>如月知佳さん
【ぬおっ!?キレのある鋭いツッコミ。流石関西弁という事か。】
『っ!……いや、それは関係ないと思うのは気のせいか……。済まない知佳。元はと言えば私の早とちりのせいでこんな事になってしまって……。』
【だがそうは言うが知佳よ。肝心の禁忌があの時点で決定的に勘違いをしていた以上敵と認知されていた我が幾ら弁明しても耳を傾けたとは思えんがな。………それに言った筈だが。【話を聞かせて欲しい】と。……だが、まぁ汝の言う事も一理ある、か。済まなかったな知佳。】
流石に申し訳無さを感じたのか。
禁忌も黄泉も甘んじて振りかざされた一撃を受け入れ、それぞれが知佳に謝罪を口にする。
が、次の知佳の言葉を聞いて黄泉は重要な一言をしっかりと聞き取っていた。
【ホー、禁忌の【番】の妖とは。……禁忌よ。随分と一途な運命の相手と巡り会えた様だな。】
『なっ!?な…何を言っているのだ黄泉っ!』
【それに………【私】の早とちり……とはな。】
『なっ!!?ち……ちちち……違う……あれは………その………う…うう………っ///』
【良かったな知佳よ。汝は気を許せる存在として相当禁忌から信頼されているらしい。……そして安心しろ。汝と禁忌の関係を邪魔するつもりも口出しするつもりも無い。寧ろ歓迎するぐらいだ。……知佳よ。禁忌の事を支えてやって欲しい。禁忌の事を……宜しく頼む。】
そう言うと黄泉は知佳の頭に片手を乗せ優しく撫でた。
果たして知佳は気付くだろうか。
黄泉の撫でる一連の仕草や雰囲気。
それが禁忌と非常に酷似している事に。
そんな黄泉とは別に禁忌は自分自身でも気付かない程にナチュラルに出ていた自分自身の本当の一人称に顔を真っ赤にしながら俯いていた。
>禁忌さん 黄泉さん
「んぐ………確かにそやけど……すんまへん…」
ペタンと耳が垂れる…確かに言っていた……。
色々と言い訳が思いつくが結局のところ話を聞かなかったのは知佳も一緒だった…これは反省しなければならない…。
「……ちゃうなぁ…やはり禁忌はんは禁忌はんや…」
小さい声でぼそりと呟く。
知佳は黄泉さんが頭を撫でるのに対し無抵抗でいた…しかし幸せそうな表情にもならず無反応…その目はじっと黄泉さんの胸辺りを見ている。
やはり「違う」のだ、動作や話し方は禁忌さんのそれと酷似している…しかし根本的な所から「違う」と感じている。
魂の色も似ているがやはり少し異なる気がした…
禁忌さんはとある大鎌をモチーフに作られた存在だと黄泉さんは言っていた…
ならば同じ様な存在なのだろうかと思ったがやはり何か違う気がしていた…まるで禁忌さんはオリジナルを演じようとしているような違和感を。
首を傾げた状態で唸り続けている知佳だがまるで甘えるようにしてその長めの尾は顔を真っ赤にしている禁忌さんに巻きついている。
ともかくとして知佳は尾を巻き付けたまま其方へ体重をかけながら口を開く。
「ウチは禁忌はんが「私」って言うんのも可愛ええくて好きやで、ウチの前では素でいて貰わんとなぁ」
……と微笑みながら口にした。
何はともあれ知佳は黄泉さんの言葉が素直に嬉しかった…。
>雪花さん 了さん 凛夏さん 神威さん 天音さん 月さん 瑠音さん 雪音さん
「………まぁこれくらいはええやろ…」
今だなお上に登ろうとしている雪花さんに手を貸すことにした。
と言っても物理的に貸すのではなく足元に札を滑り込ましたあと浮かせると言った方法であった。
気づくか否かは分からないが登ることに必死な雪花さんもしかしたら…という感じである。
とりあえずは雪花さんは上に登ることは出来るだろう。
>如月知佳さん
知佳に禁忌の事を託した黄泉は禁忌へと向き直る。
が、その顔は今までの顔とはまるで別物であり、途轍もない真剣味が漂っていた。
【禁忌。もう充分であろう。汝はこれまで【最凶】であり続けた。……だが、それは汝が宿命に縛られていたから。【最凶】を演じるのは……ここまでだ。これからは自らを練磨し知佳と共に頂を目指せ。もう汝は挑戦を受ける【最凶の禁忌】では無い。強さを求め挑戦する【禁忌】に他ならん。禁忌よ。【最凶】の二つ名と余が与えた魔の力は汝が余に土をつけるその時まで………預かっておこう。】
『っ!!??』
黄泉の言葉に羞恥心から一転、絶望の表情へと変わる禁忌。
それは事実上敗者の烙印。
自分は最凶でいる事が出来なかった、そう言われているのと同義なのだから。
元々は与えられた他者の力だとは分かっている。
だが、力を失う事への恐怖が禁忌の足を後退させようとしていた。
だが
【余を失望させるなっ!!!】
その場に響き渡る黄泉の怒声がそれをすんでの所で阻んだ。
【ALL OR NOTHING。それが戦場の掟だと言う事を他ならぬ汝なら身に沁みている筈。今宵汝は余に敗北した。それが全てだ。その結果を受け入れ、全てから目を背け逃げ出すか。……それともその結果を受け入れ、それでも尚不屈の精神を持って頂を目指すのか。………全ては汝次第だ。】
『……………………っ…………!!』
何も出来なかった自分自身に気が狂いそうだった。
完膚なきまでの初めての敗北感。
初めて味わう弱者の気持ち。
それらが刃となり禁忌の心を容赦無く切り刻んでいく。
……それでも、禁忌は力を返す事を受け入れる。
悔しさがまるで噴火前の活火山の様に溢れ返る。
そんな今にも爆発しそうな感情を禁忌は必死に押さえつけていた。
勝者は手に入れ、敗者は失う。
それは今まで自らと挑戦者の間に課してきた絶対不変のルール。
それを捻じ曲げる事だけは絶対に出来なかったのだ。
黄泉の手が禁忌の身体に触れる。
すると触れた部分から光が発され、禁忌の中から何かが抜かれていった。
光魔、黒魔、無魔、極光魔、極黒魔、虚無魔
禁忌の中に確かに存在していたそれらの魔が禁忌の中から一瞬にして消え失せたのだ。
まるで最初から存在しなかったかの様に。
力を禁忌から抽出した黄泉はもう用は無い、と言わんばかりに禁忌の横をすれ違い立ち去ろうとする。
だがすれ違いざま………その足が止まり、決して振り向く事なく背中越しに黄泉は禁忌に語り掛ける。
【禁忌。………今汝が押し潰される程に感じているモノ。それが【敗北感】だ。その悔しさを身に刻め。そして忘れるな。本当の強さとは……敗北を糧にして生まれるという事を。】
その言葉は果たして禁忌の心にどれだけ届いたのだろうか。
それだけを呟き、黄泉は今度こそ………この場から姿を消していった。
黄泉が去り静寂が訪れる。
それと同時に禁忌は覚束ない足取りで知佳へと歩み寄った。
『………済まない。………今だけでいい………胸を貸して……欲しい……。』
それだけを言い、知佳の返事を聞く事はしなかった。
その言葉と同時に禁忌は知佳の胸に顔を埋める。
そして遂に………限界を迎えたのだ。。
『……………う………くっ………あああ………うわあああああああああああああああああああっ!!!!!』
悔しさ、情けなさ、敗北感、無力感。
ありとあらゆる感情が敗北したという事実を容赦無く禁忌に突き付ける。
それは今まで最凶であり続けた禁忌にとって…………想像を絶する苦痛であった事だろう。
禁忌の慟哭の涙
それは禁忌が今まで生きてきた全ての辛さ、苦しみがどれ程のモノであったかを……表しているかの様に彼女の頬を際限無く流れていく。
『…………私は…………何も……何も出来なかった………くっ………うあああ……あああああああああああああああっ!!!』
感情を爆発させ唯只管に涙を流し知佳の胸の内で慟哭する禁忌。
知佳の服を握る手には力が入り、その服に出来たシワは彼女がどれだけ悔しさを感じているかを明確に物語っていた。
>All
「暇だし街中ぶらぶらするかな」と街中を歩いているとあちらこちらから黄色い悲鳴が時々聞こえるため、その度笑顔で手を振りながら「社長以外の女性に興味無いんだけどな」とぼやく
>禁忌さん
「………よしよし…いくらでも泣いてええんやで…ここにゃもうウチと禁忌しかおらんのやから…。
…1度も負けんもんなんて普通おらんのや……
…禁忌は優しい子や…酷い言い方やもしれへんけど「最凶」は合わんかったんや、向き不向きがある以上なァ…?
……まだ禁忌は生きとる…その事を喜ぶべきや…」
禁忌さんの言葉に知佳は何も言わずに両手を広げて受け入れる。
自身の胸の中で涙を流す禁忌さんの頭をゆっくりと慰めるようにして撫でる…そして尻尾をまきつける。
仕方ないのだ…禁忌さんよりも黄泉さんの方が強かった…ただそれだけなのだ。
負けた者は何かを失う…自然界よりかは優しいそれは受け入れなければならないことだ…
知佳も悲しくもあり悔しくもあった、しかし涙は流さずあくまで微笑みながら撫で続ける。
最初から薄々わかっていた、禁忌さんは優しい存在である…とてもじゃないが「最凶」…最も凶悪な存在とはどうしても思えなかった。
禁忌さんには酷な話だろうが知佳はこれで良いと思っている。
禁忌さんに向いているのは「最凶」ではなく「最強」である方が向いていると思うのだ。
それだけ言うとあとは無言で撫で続けた、魔力が使えなくなった影響を無くそうと霊力を注ぎ続けた…ただ無言で…。
>桜ちゃん、碧莉ちゃん、由美さん、聖良ちゃん、ルサルカくん
天音「あ…私はもう十分お腹いっぱいだから…ありがとうございます。」
(そう言ってやんわりと桜ちゃんがいろいろ用意して勧めてくれた食べ物を断った。小学1年生だからか、元から少食なのか、それとも、やはりお返しが出来ないからと遠慮なのか、其れは分からないが、箸を置いた。)
雪花「いいですわよー!ゆーちゃんは気にしないです!ふむ…確かに…美味しいですわね!口の中でじゅわっと広がって、いい気晴らしになりますわ!」
(謝ってきても、特に気にしなかったのか、にこにこと満面の笑みだった。満たされる、ではなく、気晴らし。にこにこと楽しんでいるが、其れはまるで、水たまりに飛び込むような楽しそうな感じに似ていた。)
>如月知佳さん
敗北
禁忌が幾多の挑戦者に与えてきた結末。
それがよもやこれ程に痛く苦しいものだったとは思わなかった。
どれ程の涙を流したのだろうか。
今まで溜まり続けた心の中の葛藤。
それが全て吐き出される程に泣き続けた気がする。
『……………っ…っ……。……済まない。もう大丈夫だ。』
色々な事があった。
初めての敗北。
初めて人に見せた涙。
初めて晒した……自らの弱さ。
惨めであり情けなく感じた。
自分自身が酷く醜い存在に思えた。
他者の力を振るい、最凶の名を轟かせ仮初の強さに酔いしれていた自分自身が………滑稽で仕方なかった。
だが………今は違う。
凄く清々しい気分だった。
背負っていたモノ全てを下ろし、自由になった様に。
黄泉が教えてくれた事だ。
強さに酔い高みを目指す事を放棄すればそこにあるのは限界という苦渋の未来だけ。
だが諦めず高みを目指す限り限界など存在しない。
ならば目指せばいい。
黄泉という最高の頂を。
【個体.禁忌の魔力消失を確認。尚、個体.如月知佳の霊力との適合性を確認。固有能力【魔力吸収能力】が【霊脈の集い】に変化しました。】
AI音声と共に禁忌の中の能力がカスタマイズされていく。
知佳との霊力に適合性を示した事で禁忌の所持能力に変化が生じた様だ。
『………知佳。私はいつか絶対に黄泉に勝ってみせる。だから知佳。……………手伝って欲しい。私は知佳を守れる存在になりたい。知佳と共に歩んでいきたいからな。』
知佳に向き合う禁忌にはもう先程の弱さは微塵も感じられない。
いや、というよりはどこか吹っ切れた様にも見えた。
>ひかりちゃん
デネブ「じゃー、片っ端から聞いてみよう!」
アルタイル「やれやれ…焦らずに待っていれば大丈夫ですのに。」
デネブ「いーの!じゃー行くよ!ひかりちゃん!」
(そう言って、ひかりちゃんの手を引き、外に出た。)
>all様
(デネブ、ひかりちゃんが話しかけていい方がいれば、>デネブ、ひかりちゃんに送ってください!)
>神威くん、知佳ちゃん、了さん、凛夏ちゃん
雪音「じゃー!リンちゃん行こー!」(天音探すぞー!見つけてやるー!と凛夏ちゃんの手を取り。どうやら、自分一人じゃ見つけられそうにないから、凛夏ちゃんの力を借りるようだ。)
雪花「おお!こ、これがっ!マジックハンドの真の力!?」
(そう言って、ほわー!と目を輝かせた。とんでもない誤解だ。そして、はっ!と今更ながら誰か(知佳ちゃん)が近くにいる気配を察知してサッと身を隠したが、今更ながら…だ。)
>デネブさん ひかりさん
「しかしこの街は人が多いな」とボヤきながら街を歩いていると「な、なんだあの二人魔力持ちか」と驚いて隠れるが女性たちの熱い視線で隠れてる意味はなくなってはいる
>禁忌さん
向き合う禁忌さんの顔にはもう先程の悔しさや悲しみに打ちひしがれる姿は面影もなくどこか一皮むけたような雰囲気を感じれた。
…其れでこそ禁忌さんだ……
「ふふ…当たり前やろ、ウチは禁忌の番や。
何をするにしても…誰と戦うにしてもウチはずっと禁忌の隣におるからな?」
崩れるようなほほ笑みを浮かべる。
正直に言えば禁忌さんの中の弱さを見たことでより近付けた気がしたのだ。
コテンと頭を禁忌さんに当てる、そして甘えるようにして擦り付ける…
「いつまでも一緒や、あと何回負けるんか分からへん。
でも何度負けようとウチはついて行くで、そうして黄泉はんにも負けへんくらい強ォなったらウチを守ってな?」
禁忌さんの言葉が嬉しかった。
いつまでも一緒共に歩んでいける…そう考えるだけで幸せが溢れてくる。
あと何回黄泉さんに負けるのか、1回で勝てるようになるのかは分からない……
だがどんなに時間が掛かろうと共に研鑽し続けるということは幸せな事なのだ…だからついていける。
>ドルガさん デネブさん ヒカリさん
ドルガさんの背後より、低くも穏やかな声がかかる。
後ろには、覗きのように隠れて少し離れた場所にいる人物二人を注意深く観察する男に対して少し困惑したような笑みを浮かべる穏やかそうな派手な和服を着た長身のである。
羽織っている着物は女物だがそれが逆に風流で、経験豊富な大人の男。
といったような雰囲気と同時にお気楽そうな穏やかな雰囲気を醸し出す不思議な男性である。
「...男前君何してんの。君のような子は、覗きなんかしなくてもやっていけるでしょうに」
そう声を掛けた男、「童樂」はドルガさんに何をしているのか?と問い掛ける。
大きな竹笠で顔は良く見えないが、おそらく眼帯らしきものを付けているようで...。
>もふさん
渡し物…?
(一体何を自分に渡すのだろうと首を傾げると、何が入っているのかこっそり覗こうとじーっと目を凝らし、途中でぬいぐるみを発見して「かわいい…」と小声で呟きつつも棚の方を見つめて)
>デネブさん、(アルタイルさん)
えぇえ!?い、行ってきまーす!
(デネブさんに突然手を引かれたことに驚きながらも後ろに振り返りアルタイルさんに向けて「行ってきます」と声をかけると、変身を解除し手を引かれるままアルタイルアジトを後にして)
>デネブさん、ドルガさん、童樂さん
(しばらくして、街にやってくるとキョロキョロと辺りを見回して声をかけられそうな人を探し始める。その途中で周りの女性達が向いている方向が気になりそちらのほうを向けば、こちらの方を見ていると思われるドルガさんの姿を発見して)
デネブさん、あの人…こちらを見ているみたいですけど……
トピック検索 |