奏歌 翔音 2020-08-14 23:38:38 ID:5762b1903 |
通報 |
>香ちゃん
……!(そう、普段ならそんな行動サッと避けれた。しかし…そう、「予想外」だったのだ。生まれて記憶がある頃から既に悪に染まり育った彼からすれば熟練の為、初心者に等しい人の行動は逆に読みにくい。…それは、黒髪の少女を彷彿もさせた。)
おい、バカ。なんのつもりや。(そう言って、いい加減にしろ。と言わんばかりだった。それは、「拒絶」こんな事して許せる相手、其れは黒髪の少女だけだ。そう自分に言い聞かせていた。しかし、香ちゃんの真剣な無垢の瞳をする横顔、黒髪の少女ーー「白雪ユリ」そのものだった。)
>研究所の皆様
刹那「いいの?でも、折角の振り袖を汚してしまったら……」
十夜「万が一のことがあったら、服の修繕費は私が受け持つよ。刹那、桐恵、それでいいね?」
振り袖を着てみないか、という提案に一瞬顔を輝かせる刹那だったが、不安を口にして顔を曇らせる。それを見ていた十夜は、刹那の方に手を置いて口を開いた。それと同時に、桐恵に対して視線を送る。
桐恵が刹那に対して、服の修繕費を求めることはないだろう。しかしそれを告げたところで、刹那が納得するとは思えない。自分の話に合わせてほしい、十夜の視線からはそんな意図が見えていた。
>蒼馬瑠璃男さん
香「なんのつもり……じゃないでしょう!?そんな怪我して服汚したまま、フラフラしてたら危ないじゃない!手当て出来て替えの服があるとこに案内するから着いてきて!」
ぱっと瑠璃男さんの手を掴むと、拒絶の言葉に対して強い口調で返す。それは怒りに満ちたものだが、瑠璃男さんを本気で案じた故の怒りだった。
例え彼が犯人だったとしても、今の状態で放置しておく訳にはいかない。傷の手当てと替えの服がある自宅に連れて行こうと、瑠璃男さんの手を引いたまま駆け出した。
>晶さん、シャロンさん
仁「ありがとう、なら早速頼もうか。シャロンさんは魔力増強の方を、晶は材質強化の方をデバイスの限界まで上げて欲しい。できるか?」
仁は晶さんとシャロンさんに感謝の言葉を伝えると早速頼もうかと言ってシャロンさんと晶さんに指示をするとできるか?と質問する。
>晶さん、ゴレンさん、栄基さん
舞華「おう!舞華、無事帰還ダ!…で、この娘って晶の事カ?さっきの仕事中に拾ってきた、ゴレンの主で仁の仲間だゾ!あ、仁って言うのは私の後輩で、というか前に会ったことがあるって仲間の誰かから聞いたことあるから栄基も仁のことは知ってるんじゃないのカ?」
栄基さんに無事帰還と一言挨拶をすると、晶さんのことについて拾ってきたゴレンの主で仁の仲間とまるで捨て猫を拾ったかのように説明すると、仁のことについて説明し、栄基さんに仁のことは知っているのではないか?と質問する。
>真空家の皆様
シャロン「分かった。今から取り掛かろう」
晶「デバイスの強化ね。……少し、やってみるわ。」
シャロンは頼まれるや否や、機具に手を添えて魔力を集中させていく。空気中の魔力をデバイスに集中させると、パチリパチリと火花が迸り始めた。一方晶も機具に杖を当て、少しずつ魔力を流す。やがて機具の内側から光が漏れ始め、バチバチという音も大きさを増していく。光が機具から滲み出たとき、一瞬部屋は白い光に包まれた。
シャロン「はあ、はあ……これで強化は出来た。しかし晶、力が暴走してなかったか?強化は出来ているし、問題はないと思うが」
晶「魔力の使い方が変わったからかしら……仁さん、この機器に万が一のことがあったらすぐ言ってね」
部屋が元に戻ったあと、シャロンは晶に苦言を呈する。晶は少し困惑した表情を浮かべ、機具にもしものことがあったらと仁さんに話した。
>スピカアジト
栄基「仁、か。栄作から聞いたよ。『剛毅木訥』
を体現したような人だとね。僕は仁君とあったことが無いけど、栄作と同じ感想を持ったよ」
ゴレン「『ごーきぼーとつ』ってなーに?」
栄基「自分を飾らず、決めたことをやり抜こうとする芯の強い人ってことだよ。名は体を表すって、本当だね」
晶「言われてみれば確かに……」
仲間から聞いた話を元に、自分なりの仁さんへの評価を述べていく栄基。ゴレンは説明されるまで意味が分かってないようだったが、晶は納得したように頷いていた。
>斑鳩刹那さん、十夜さん
「……ああ。それで構わんよ。」
十夜の視線からある程度の事を察した桐恵は敢えて余計な事は言わず十夜の提案をそのまま呑む。
……と、そんな時だった。
ギシッ、ギシッと軋む階段の音。
「おっ、どうやら着付けが終わったらしいな。どうだ振り袖を着てみた感s―――」
その音に意識を向けた桐恵は階段を降りてきているであろう禁忌に感想を聞こうとして………完全に固まった。
『……少々動きにくさに違和感を感じるが、新鮮な気分だ。』
足元があまり開けず不安定な為に片手で手すりを掴みながらゆっくりと降りてくる禁忌。
その全身に纏う振り袖は黒の背景に桜の花びらが刺繍されているデザイン。
しかも桜の花びらは白から桃色、少々赤みが濃い桃色のモノまで微妙な色の違いや花びらの配列が背景の黒と絶妙なコントラストを表現している。
その上禁忌の高い身長とそこから綺麗に伸びるエメラルドグリーンの長髪も相まって非常に絵になっていたのだ。
「……我が生涯に一○の悔い無し……。」
【ホー、似合っているではないか。……ム、そういえば着付けを手伝いに行ったあとの二人が見えぬが?】
『紅葉とユーリならばまだ2階だ。何故か振り袖を着た我を見てから様子が変だったのでな。落ち着いたら降りてくる様に伝えて先に我が降りてきた次第だ。』
【様子が変……。具体的には?】
『視線を露骨に反らした上にモジモジしながら顔を赤くしていた。』
その説明で全てを察した黄泉は苦笑しながらヤレヤレ、と言わんばかりに頭を掻いていた。
そう、隣で立ったまま完全に気絶するという離れ業をやってのけている桐恵(変態)ほどではないが禁忌の外見にあてられた被害者が2名ほど増えたというだけの話なのだから。
『………どうだろうか、刹那。』
そして刹那の方へ向くと少し気恥ずかしそうに尋ねる禁忌。
どうやら刹那からの感想が気になっているらしい。
>雪音さん 天音さん 瑠音さん 月さん 雪花さん
>翼さん 神威さん 知佳さん 了さん
凛夏「多分…これなら大丈夫、うん」
(近くで神威さんを見つけたという声が聞こえたが、恐らくそこからは見えないだろう位置に隠れられている…はずなので今回も乗り切れた、と木に寄りかかり)
>雪花さん ルサルカさん 碧莉さん 由美さん 天音さん
聖良「商店街ってどんなお店があるのでしょう?お金に余裕があれば色んなお店に行ってみたいですね」
(商店街、どんなお店があるのだろうと想像しながら、せっかく出会えたのだから、この人達と一緒に色々なお店を巡ってみたいと口にして。あくまでも皆さんの財布を圧迫しない程度に、だが)
>天音さん 瑠音さん 雪花さん 翼さん 了さん月さん 凛夏さん 知佳さん
神威「あれま、見つかっちゃったか……じゃ、しゃーないけど鬼になったし見つけていくか」
と少し伸びをしてから木から降り
先程凜夏がいた所に歩いていく
>All(商店街)
「まあいい感じの売上だな」と東野グループの店や出資のお店を周り笑顔でいいながら「うちの持ってる空き店舗は無くなったから次は空き地をどうするかな」と自分の店の内包を眺めながら言う
>雪花さん、天音さん、ルサルカさん、聖良さん、由美さん
ふふっ、寿司とか中華とかカレーとか…とにかく色々あるよ!あ、私がさっき食べてた肉まんも商店街で買ったものなんだ
(雪花さん達と出会う少し前まで商店街の方を歩いていた碧莉は、とにかく色んなジャンルのお店が並んでいることを伝えると、これも商店街で購入したものだと肉まんを包んでいた袋を見せて)
>All(とりあえず絡めるようなのを置いておきます)
「社長、この後休みですので警備はつけますが買い物を楽しんでください」と黒服が頭を下げ商店街で肉まんを私ながら言うので「財布を持ってきてちょうだい、それと物々しいのはやめてよね」とにこやかに言う
>雪花さん 聖良さん 碧莉さん ルサルカさん
由美「んー何食おうか…その肉まんも美味そうだなぁ…食べ歩き?っちゅうもんもやってみてぇしなぁ」
(何を食べようか迷っているとグゥーと腹を鳴らしてしまう。金のことなら心配すんなと上着のポケットからなかなかの分厚さで数十万は入っているだろう茶封筒を取り出す。)
>香ちゃん
「…はぁ…ピンク髪バカに続くとんだ人や。」
(そう言って呆れていたが、香ちゃんが引っ張って先導しているからか、瞳は静かに捉えていた。虎視眈々と獲物を狙うようだった。正義と名乗る彼女。それなら、最大限に利用するつもりだ。)
>ルサルカさん 、碧莉ちゃん、由美ちゃん、聖良ちゃん
雪花「肉…まん?にく…まん…あ!分かりましたわ!ここに肉まんがあるなんて凄いですわね!」
天音「ゆーちゃん、肉まんは食べ物よ。ご飯だからね。」
雪花「え?そうなのですか?あれ?」
天音「何を思ったかわからないけど。お姉さん達、ごめんなさい。ゆーちゃんいろいろ知らない事ばかりなの」
>晶さん、シャロンさん
仁「ああ。デバイスに何かあったら晶に報告させてもらおう。……無理はしないでくれ。」
強化されたデバイスを見ながら、満足気な顔をすると、デバイスに何かあったら報告すると晶さんに告げると、呟くような声で無理はしないでくれと少し寂しそうに話す。
>スピカアジト
舞華「あはは!確かに仁の性格はその通りだナ!まぁこれで晶が怪しいヤツじゃないってことはわかったよナ?」
舞華は笑いながら栄作さんの例えた『剛毅木訥』という四字熟語に納得すると、栄基さんに晶さんが怪しいヤツでは無いことを理解したか問う。
>研究所の皆様
刹那「…………凄く綺麗」
十夜「ほら刹那、ぼうっとしてないで。初詣に行くんでしょう?」
振袖姿の禁忌を見て、うっとりとした様子でため息を漏らす刹那。このままでは二階にいる二人と同じような展開になりかねないと考えた十夜は、パンパンと手を叩き呆れた様子で口を開いた。そのまま「初詣に行く」と本来の目的を付け加えたが、声色から滲み出る圧は桐恵に向けたもので間違いないようだった。
(/知佳さんの神社に行くという話だったため、展開をスムーズにするためにも刹那の着付けシーンは飛ばしたほうが良いと思うのですが、いかがでしょうか?)
>蒼馬瑠璃男さん
(瑠璃男さんの手を引いて、走ること数十分。香は閑静な住宅街の中の、一軒の小さな家に飛び込んだ。香がガチャリと扉を開けると、小さなリビングから一人の女性が現れる。)
香母「あら香、早かったわ……あら貴方、もしかして香の彼s」
香「そんなんじゃないから!怪我してたから連れてきたの!ちょっと服取りに行ってくるわ!」
香母「っ貴方、怪我してるじゃない!すぐ治療してあげるから!」
(香はそう言うと、ドタドタと自室に駆けていく。その後香の母は瑠璃男さんを見て、すぐに救急セットを取って戻ってきた。
香の母は香によく似た、お人よしを体現した女性である。しかし、瑠璃男さんは気づくかもしれない。彼女の顔立ちが、ヒガシのボスである「東風梅薫」によく似ていることに。)
>真空家の皆様
シャロン「そうだな、体調管理も実力のうちだ。そっちこそ、無理するなよ?」
晶「ふふ、こっちは大丈夫よ。……療養している使い魔さんが完治すれば、デバイスも完成するのかしら」
仁さんの言葉に対し、シャロンはにやりと笑いながら、晶は苦笑交じりに返す。さらに晶は強化されたばかりのデバイスを軽く撫でながら、ふっと呟いた。
>スピカアジト
栄基「そうだね。……正直舞華が連れてきた時点で、怪しい子じゃない気はしてたよ」
スピカモブ「とか言いつつ、栄基さんは悪側の奴でもアジトに入れちまうからなー。俺たちが言える立場じゃねえけど、危なっかしいぜ。……あ、紅茶入ったぜ」
舞華さんの問いに笑いながら答える栄基に、団員の一人が突っ込みを入れる。口を尖らせながら軽口を叩いていたが、やがて教会奥にあるテーブルを指さした。そこには先ほど栄基が焼いたクッキーが入れられた籠と、素朴なデザインのティーカップと深紅の紅茶の入ったガラスのポッドがあった。
>斑鳩刹那さん、十夜さん
『そうだな。グズグズしていると混み始めてしまうからな。』
いそいそと出発の準備をする禁忌。
だが黄泉は相変わらず料理を貪りながら酒を煽っている。
『黄泉は初詣に行かないのか?』
【神である余が初詣というのも可笑しな話であろう。それに気が昇天しておる奴らをそのままにしておけんのでな。気にせずソナタらだけで行って来い。】
どうやら桐恵、ユーリ、紅葉の後始末を担当してくれる様だ。
『ちょ、ちょっと待ってーっ!』
と、出発する矢先。
再び階段を忙しなく降りてくる一つの足音が響いてくる。
そこには慌てて階段を降りてくるユーリの姿があった。
そんなユーリの姿は禁忌と同じ黒の背景になんとオーロラが刺繍されたこれまた神秘的なデザインの振り袖であった。
『エヘヘ、お待たせ刹那。』
刹那に駆け寄るとなんの躊躇いも無く刹那の手を握るユーリは禁忌とは違い可愛らしさが強調され禁忌とは別の意味で破壊力抜群であった。
『十夜はどうする?良かったら一緒に初詣に行かない?』
そんなユーリは十夜も笑顔で誘う。
十夜は黄泉と同じ神であるが十夜とも話してみたいのか、少々期待に満ちた瞳で十夜を見つめていた。
(それでも構いませんよ。こちらは禁忌、ユーリの二人が初詣に行きます。)
トピック検索 |