奏歌 翔音 2020-08-14 23:38:38 ID:5762b1903 |
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>キタアジト・外導さん
ナツ:
ん~、別にこれと言った難しい話はしてないよ~。でも悪巧みっていうのは面白そうだねぇ。少し違うけど、例えばキミ達が口にしてるお菓子が急に電化製品の端子になっちゃったりとか。
(と、投げ与えられたお菓子に群がる野次馬と化した団員達に対し、スナックを齧りながら冗談交じりにそんな事をしれっと呟く。…これが他人ならまだしも、ナツの場合は本気と冗談の境目が少々曖昧だったりする。"そういう事をするかもしれない"と、何の気無しに言ったとしても、ナツは時と場合によっては本当にそれを実行する事があるからだ。)
>教会跡地(雪原)・Ⅸさん
銀河:
(このイタクァは、厳密には"旧支配者の系譜"の「原本」とは違うね。邪神や旧支配者の類は、実に多面的と言っていい。彼らの行いは、傍から見れば善行に見えても、彼ら自身はそれを"善行"だと理解する事は無い。そして―――少年に必要なモノは、人としての全てを捨てる事ではない。選択肢が多いのは結構。だが、少年を構築している要素には必ず教会で生きてきたモノが入っている。旧支配者や邪神と同様の道を歩むという事は、即ち"自身と、自身の軌跡を完全に放棄する"と同義。……少年次第では、1つの答えなのは確かだろうさ。しかし、悩みも迷いも全て捨て去り、人ならざる道へ進むっていうのは……逃げとまでは言わない。ただ「人を捨てる」事が、本当に少年のためになっているのか?)
(イタクァとⅨさんを見守る銀河の視線は、イタクァの意図を理解した途端に、訝しげなモノへと変わる。
Ⅸさんにしてみれば、選択肢が増え、更に一切の悩みも持たずにいられる。具体性の無い人としての生きる道を模索する事よりも、酷く魅力的な話だろう。
だが、末席とはいえ「外なる神」の一端に据えている銀河は―――否、銀河だからこそ知っている。「人としての全てを捨てて、人ならざるモノとして生きる」という事は、"何も無い"。人としての全てを失って、では彼らと同様の存在になれば得るモノがあるかと言われれば「無い」。銀河の場合は、「原本」だった"物造りが大好きな女の子"という構成要素を失い、興味があるわけでもなかった"外なる神の末席"に加えられた。"白痴の魔王"に空白化した身体と知識、権能を与えられたものの、それは銀河にとって"欲しかったわけではなく、無理矢理纏わりついてきた"モノだった。
……故に、今の銀河は、Ⅸさんを"過去の己"と重ねてしまっている。
人としての全てを失う事が、どれだけ辛く、どれだけ虚しい事なのかを。)
>晶さん
仁「あぁ。大丈夫だ。……これは魔法石。召喚石の派生みたいなもので、召喚石のように召喚機にセットして使えばその魔法を使える…と学園で習った。だが、召喚石と違って簡単には作り出せないとも習った。……幻影が消え去った後にこれを受け取った。」
驚きの表情をしている晶さんに大丈夫と少し微笑んだような表情で応えると、晶さんの尋ねたことに今持っている石が魔法石というものであることを伝え、これがどこにあったのかを応える。
>晶さん
舞華「おー!その感じ仁から聞いたようだナ!刃はナー…」
ミロン「あ、待ってたください!何かがこちらへ近づいているようです!……敵対反応はないようですが……」
舞華は晶さんの言った「ブーメラン」という単語に反応し、嬉しそうに刃を知っているのかと言って思い出話を話そうとするが、耳を立てて、赤い目になったミロンが話を中断させ、何かが近づいてくることを知らせる。
>真空仁さん
晶「良かった、本当によかっ…………」
魔法石の正体を理解すると、安堵した表情で息を付く。そのまま表情を和らげたが、途端に何かを思い出したのか再び顔を強張らせた。
晶「えっと、その…………幻覚の世界で、何かに「抱きつかれた」り、「しがみつかれた」感触はなかったかしら?い、いや気のせいだったらいいんだけど…………」
幻覚の世界で、晶はもう一人の自分を抱きしめた。その後、幻覚の晶がいた場所には仁さんがいた。最悪の場合、自分は意図せず仁さんに抱き着いていたのではないか……幻覚世界が消えかかっているのにも気づかず、晶の表情は赤くなったり青くなったりを繰り返していた。
>楓元舞華さん
晶「刃という…………敵対反応はない何か?まさかそれって」
ゴレン「あーら、おむかえきたよー!あで?ほかのひといる。とーとたちとちょっとにてるけど、ちがう?」
ミロンさんの言葉に晶が警戒心を募らせたその時、何かがアルタイル支部の空いた穴(恐らくモブ悪役が開けたのだろう)から入ってくる。それは呑気な様子で晶に言葉を告げると、舞華さんとミロンさんに対して首を傾げた。
晶「とーと……ああ、『トード』ね。
…………この子はゴレン。私が作ったゴーレムよ。広義で言えば、貴女たちの言う使い魔になるのかしら。私を迎えに来てくれたみたいだけど、二人も乗せましょうか?」
ゴレン「うご?………おで、ひこーきなれるよ!のれるよ!」
言葉足らずなゴレンに付け加えるように説明すると、二人に対して送ると提案する。ゴレンはそれに対し、胸を張った様子で明るく返事をした。
>アリスさん
もふ「めっへっへー、だいじょーぶだよぉー。このケーキはねー、「フォークで刺されるまで倒れない魔法」がかかってるからー、ナイフで切っても倒そうとしても、崩れて落ちてこないんだよぉー。」
外導「なんすかその無駄な魔法の使い方!?つーか問題それだけじゃなくて、こんなのここにいる全員で食べようとしたら、おなかいっぱいになってほかの菓子とか料理くう余力ないじゃないっすかね?!腹をケーキだけでタプタプにさせるつもりっすか???」
もふ「あー…それに関しては考えてなかったよー、てへぺろ?♪」
外導「てへぺろじゃねーよ!!あーどうしよ……この際クロ呼んでくるか……あるいは半分をクロん所に送り付けるっすかね……あっち大食いらしいっし、その方がいいっすよね。もっちゃん、とりまそのケーキ半分は自分が言う送り先に送るっすよ。その量の半分ならまぁ……飯とか食う余力もあると思うんで。」
外導が呆れつつも指示を飛ばし、とりあえずゲーム機とコントローラーは避難させて、フォークもあえて遠くへ遠ざけて、台座やらを用意させてケーキを切り分けさせていく。なんというか、さながら工事現場の足場の解体作業を彷彿とさせる様子だが……切り分けられるケーキ自体は美味しそうではある。無駄に三層もあったあのケーキは、それぞれ中に入っているソースや果物やらが異なっているようで、飽きさせない工夫が凝らされているようだ。……ケーキに倒れないための保護魔法かけたり、そもそもあんな大きさのものを作ったり……このケーキを作った人は、間違いなく変人だろう。
>銀河さん、キタアジト
モブ達「ぶぉっ!?ごほっごほっ」「ちょっ、ナツさんが言うとシャレになんないんですが!?」「マジで有り得そうだから実際困る。」「人が食べていいものでは無いな!」
モブ達は一様に動揺し、ツッコミを入れたりむせたりしている。
>銀河さん、教会跡地(雪原)
IX「………正直混乱しているし、全てを投げ出せるならどれだけ楽かとは思っているけど……今は、待ってくれないか?……俺にも分からないんだ。生憎、人のことを簡単に信用できるほど素直な性格ではない……ただ、指摘されて心が揺れ動いているのは………たぶん、確かな事だと思う。かみさまの提案なら乗っておきたいけど……簡単には、俺が殺してしまった皆のことを忘れられることも出来ない。…………分からないんだよ、俺にも。誰を信じればいいか、どうすればいいか……俺でさえ、どうしたいのか。………だから、「今は放っておいて」くれよ。」
IXが葛藤しているそぶりを見せた末に……静かに、それでも激情らしきものを押し殺すように呟くと、途端にイタクァが唸り声を上げる。すると、IXの身体が吹雪を伴う暴風に包まれて……宙へ浮かび、どこかへ飛ばされようとしている。
これを引き起こしているのは、IXではなくイタクァだ。ただ……IXを傷つけたり、無理矢理でやっていることではない。IXの要望通り、「IXが1人で静かにできるように」、どこかへ飛ばせようとしているのだろう。恐らくは……契約先のキタのアジトだろう。一応は捕まり、敗北はしたものの……目的自体は威力偵察なので、果たしてはいる。そして……あの様子のIXでは、おそらく当分は戦えず、大人しくしていることだろう。
イタクァ「…………」
イタクァは力を行使しながら、じっと銀河さんのことを見ている。まるで、「彼をそっとしてあげてくれ」と言っているような…懇願の意思だ。
>もふさん
……良かった。まぁ…分かっていたけれど、やっぱり「敬語の方が好き」って言われたらどうしようかと思ったから…その言葉を聞いて安心したわ
(敬語抜きの方が良いと言われることは予想済みだったが、実際にもふさんの口からそう聞くと安心したように「ふぅ…」と息を吐いて。星奈本人も敬語で堅苦しく話すのではなく、敬語抜きで気楽に話せる方が良いようだ)
>桜さん、アリスタさん
……!?
("色々あった"ことについて適当に誤魔化そうとしていたメールだったが、アリスタさんの言葉を聞き口を止める。友達になったとはいえど、こんなことを話すべきなのだろうか。話してもいいのだろうか。そんな不安が頭を過ぎったが、それ以上に今まで抱えていた思いが溢れ出し、気がつけば無意識に過去のことを話していた)
……………私の住んでいた国は、ある日"人間達"に襲われたの。全ての人外を排除しようと企む集団に。もちろん、私達は対抗したよ。国を、人魚達を守るために。……でも、守れなかった。だから国は滅んだ。お母様も、他の人魚達もみんな命を落とした。私や一部の人魚達は偶然助かったけど…
>月さん
東ヶ丘小学校?どこかで聞いたことあるような…あ、私は……如月中学校って場所に通ってるよ
(仲良くなりたいと告げた月さんに「ありがとう」と優しく微笑むと、その直後に月さんが自分の通う小学校の名前を出したため、こっそり魔力探知を使い第三者にこの会話を聞かれていないか警戒する。周辺に反応がないことを確認すると自身が通う中学校を明かして)
>メールさん 東野さん
「………!……はァ……やはり人間か…奴ら自分らと似て非になる姿の生物を嫌うからね…
あちらこちらの種族を襲ってるのは知っていたけど滅ぼすまで言っていたとは……正直とても驚いたよ。」
メールさんの話を聞いた途端へらへらとしていた表情が険しくなる。
暫く険しい表情でじっとメールさんを見ていたが首を振って若干険しさが残っているがいつもの表情に戻る。
メールさんの言うような事をする存在を聞いたことはあった、しかし国を滅ぼすほど戦力を蓄えているとは思わなかった。
この事は人魚だけの問題ではなくほかの種族にとっても大きな問題になると考えた、国を滅ぼすほどになればもはやテロの集団とも言えないほどの危険さを持っていた、森が故郷のアリスタにとっても他人事ではなかった。
>外導サマ、もふ、ヒノネ
だ、大丈夫かしら...。
私、クリームで真っ白にはなりたくないわよ...。
(倒れないようになってると聞いても
服装にこだわりがあるアリスは不安そうだ)
>メールさん アリスタさん
「森周辺の宅地開発、計画変更検討した方が良さそうだな」と携帯を出してメモをしだして「一定の確認して。文化がありそうな場所は禁足地にでもするか」とボソボソ言う
>メールさん アリスタさん
「森周辺の宅地開発、計画変更検討した方が良さそうだな」と携帯を出してメモをしだして「一定の確認して。文化がありそうな場所は禁足地にでもするか」とボソボソ言う
>アリスさん
外導「んまぁ、念の為離れててもいいんじゃないっすかね?一応は今見えてるとおり、ほんとにバランス的に崩れそうな状態でも倒れなさそうっすし。まぁ問題は無いと思うっすよ。…というか、ちょっと意外っすかね。てっきりアリスっちはでっかいケーキを目にしたらダイブしかねないかな?と思ったっす。」
身の丈以上のケーキってある意味メルヘン的なロマンみたいなもんだと思うんすよねー、と訳の分からないことを呟く外導。少なくとも外導の認識の中では、「巨大なケーキを前にはしゃぐアリスさん」の様子を脳内で予測していたらしい。それこそ絵面的にはヘンゼルとグレーテルみたいなのを。
>月宮さん
もふ「めへへや。星奈ちゃんやっぱ気を使ってたんだねー。星奈ちゃん地震も気楽ならー、もふも安心かなー。んー……めへへー♪そっかー、もふにもついに春が訪れたんだねー…これで、もふもいわゆる「リア充」なんだねー♪」
めへやー、となんとも腑抜けた様子で嬉しそうになっているもふ。リア充という事実に関していえば……ぶっちゃけ月宮さんを家に招いて一緒に遊んでいる時期から該当しているとは思うが。
>邪聖さん
シド「1、2、3……よしよし、今日も良く稼げれたな。はぁー、人のためになることやって金貰えんのは、やっぱいいことだなぁー。最近は戦いも特にねぇし…それはそれで体が鈍るが、まぁ戦いとかはないに越したことはないか。」
とある公園のベンチに座り、残金を確認して満足気に呟くシド。今日は何を食べようか、何をしようかとこれからの予定に思いを馳せ、ぼーっと座っていると………視線の先、公園の一角にある木の枝上に光る何かを捉える。
シド「……?木の上に光り物……なんだ?鳥がどこかから持ってきたのか?………一応覗いては見るか。」
シドは木の幹にしがみついてよじ登り、木の枝の上にある鳥の巣を見ると……雛鳥も親鳥も折らず、そこにいくつか貯められている光り物を見つける。
シド「んー、結構溜まってんなぁ。ガラスの玉……ビー玉だっけか?それと…何だったかな、このたまが連なってる感じのやつ。髪の毛ない奴が持ってた気がするけど……ん?これに関しては……宝石か?」
シドはその光り物の中に、明らかに一つだけ高そうなもの……龍の装飾が施された銀色のフレームに、小さな紫色の宝石がはめ込まれてるものを見つける。それをおもむろに指で丁寧につまんで取る。
シド「はぁーこりゃまた、なんとも高そうな物っつーか……絶対探してるやついるだろ。……拾ったからには、持ち主探すしかねーか。今度依頼主の中に失せ物探し得意そうなやついたら、聞いてみるかー。」
木下へ飛び降りながら、その小さな紫色の宝石を上質な布で包んで保護しつつ、とりあえずご飯を食べるために、どこへ向かうかを考えるシド。
>邪聖さん
シド「うおぉっ!??!?」
いつの間にか後ろにいた邪聖さんにびっくりし、情けない声がでてきたシド。
シド「え、な、何時から居た!?気配を察知できなかった……腹減りすぎてて油断したのか、平和**しすぎたのか、俺が…。いや、それよりも「新しいご主人様」?それはどーいうことなんだ??………あ、としかしてこれか?これ、嬢ちゃんのものだったりするのか??」
と、シドは先程布に包んでおいた紫色の宝石を邪聖さんに見せる。
>シド様
...うん。それは私のです...。
でも、ご主人様が持っててください...。
それを持ってる間、貴方様は
私を自由に扱う権利があります...。
意思は、ありません...。
(うなずき、シド様に自分のことを説明する。
意志はないとも伝える)
>邪聖さん
シド「???…んーーーと、つまりは……あれか。要は一緒に飯食う相手ができたってことか!」
…おそらく用途としてはそれも出来なくはないが、とりあえず「お腹がすいた」と考えているシドはその考えに至った。この宝石を持っていれば、目の前の少女は多分一緒に飯を食ってくれるのだろう、と。
シド「いやぁ、最近飯も1人で食うことばっかだしな!それも悪くはねぇんだけど、やっぱ飯は誰かと食う方が美味いに決まってる!そんな訳で、えーっと名前聞いてなかったな。俺はシド、シド・ランページだ。気軽にシドって呼んでくれや。んで嬢ちゃんの名前と、なんか食べたいものがあったら教えてくんねーか?」
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