奏歌 翔音 2020-08-14 23:38:38 ID:5762b1903 |
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>アリスさん
外導「ん?あー、外が騒がしくなったっすね。ってことは…」
モブたち「おっす、お邪魔するぜボス!」「仕事終わったぁー。へへ、派手にやってくれるじゃん。」「あー重労働は体に応えるわァ。あ、お嬢(アリスさんの呼び名)じゃんお疲れ。今回も大手柄だったんだろ?」
わらっ、と室内へ入ってきたのはちょうどいまさっき仕事を終えたキタの隊員の面々だ。大体のキタ隊員は現代のグレた若者、ないしは気だるげやら緩い感じの面子が多い。
もふ「めへーやー、お祭り騒ぎと聞いてー、もふもひょっこり顔を出しに来たーよー。」
そしてそんなモブーずの中で1人浮いている感じの青年、常に目を閉じている白髪の優しそうでゆるっとした青年は、キタの工作部隊の1人の白雲模符。主に隊員たちが身につけている防護用のお守りを制作していて、特に幹部という訳では無いが外導と仲がいいと言われている。
アリスさんは…もふと会うのは数度か、あるいはそもそもあったことが無いかもしれない。彼は大抵自室にひきこもっているか、ここ最近だとアジトからは引っ越して駅近くの一戸建ての家に住んでいるらしい。
>月宮さん
もふ「…よかったぁ、月宮さんもそう思ってくれて……安心したよぉ♪…もふもずっと、月宮さんの隣にいたかったんだ…わがままは、お互い様だったね。……それじゃあ、もふは別に強くもなくて、ドラマの男の人みたいにかっこよくないかもしれないけど……これからも、宜しくね。」
もふが恥ずかしそうにしつつも、にっこりと笑顔を向ける。
>ナツさん
モブたち「うわぁ…」「それは…出禁にもなるわ」「確率操作……大儲け……完全にカジノ殺しです、ありがとうございます。」「…カジノって言い方ひっかかるんだけど、これまさか有名なところとかその辺の本格的なやつ?」
モブたちが思いも思いにその様子を想像して、顔を青ざめる。流石に「羨ましい」とはならないらしい……彼らの中でカジノとは、なにやらあまりいい想像のできるものではないっぽいようだ。
外導「まぁ、確率絡みの商売とかはそれを稼ぎの元にしてる迄あるっすからね…そりゃあかんっすよね。ところで、アルバイトって他になんかしてたりするんすか?あ、自分は実は同人誌のサークル?とかそんなのもやってるっすよ。主に売る側、のバイトというか……副業?っすかね。」
>アルタイル支部、銀河さん
IX(避ける、じゃなくて相殺込の迎撃!…この人目が良いし、冷静……なら次!)
銀河さんのカウンター、蹴りと連動して伸びてきた帯を避けるために、風の魔法と無理な体の動かし方で攻撃を中断、跳ねるように後方斜め上へ飛びあがり、前方へ横一直線のかまいたちを放つ。もしあの帯が防御も兼ねているなら防がれる…ないしは、あの判断力なら正面の攻撃は防ぐ。だから…
正面へのかまいたちと同タイミング、位置的には銀河さんの後頭部から1m離れた座標に…風力の塊を発生させ、後頭部目掛けて射出。当たればそれは風の質量のハンマーとなって、軽度で脳にショックを、重症なら意識を刈り取る一撃となるものを放った。
2方向からの攻撃、そして初見で予測出来ないであろう「IXからかなり離れた場所からの遠隔魔法」。本来なら殺害・暗殺の用途でしか使わない初見殺しの札だが、IXの本能では戦いは「殺るか殺られるか」…だから、戦いで使う手段は惜しまない。
>斑鳩刹那さん
『4か5が妥当だと推測する。………無難に4で。』
経験者、それも腕に覚えのある2名であれば全体的にレベルが高いとはいえどうにかならないものでもない。
そして何より二人プレイでは互いが互いをカバーし合える。
だがそれぞれのプレイヤーの腕がソロプレイ時よりも問われるともいえる。
それこそがガンシューティングゲームの面白さでもあるのだから。
難易度の選択が終わるとオープニングムービーが流れていく。
どうやらシナリオはゾンビで溢れ返るまるでラ○ーンシティの様な街を主人公2人が協力して脱出を試みる、とそんな内容の様だ。
『始まるよ刹那。』
オープニングムービーもラストに差し掛かりいよいよゲームが開始される。
ユーリは構えるガンを前に突き出し何時でもゾンビを撃ち抜く準備は出来ている。
そして
【ゲームスタート】のマークが表示された。
>外導サマ、もふ、モブズ
めへーやーが聞こえたわ、もふがいるわね。
それはともかく、楽しんでちょうだい!
あ、オバ○イドロで外導サマと
フレンドマッチやるけど誰かやるかしら?
(もふの「めへーやー」を合図に
もふの存在を確認する。
そして楽しめと大声で言う。
その後、オバ○イドロをフレンドマッチ
で誰かやらないかと声をかける)
>ユーリさん
「うん、よろしくねユーリ」
ゲームスタートのマークが消えた瞬間、おびただしい数のゾンビが画面を埋め尽くす。ゲーマー殺しと名高いそれは、プレイヤーの手元が少しでも狂えば即座に襲い掛かってくることを容易に想像させられた。
ユーリに倣って予め銃を突き出していた刹那も一瞬それに動揺したのか、最初に出てきたゾンビにあと僅かでワンミスという所まで迫られる。しかし辛うじてそれにヘッドショットを食らわせることに成功し、その後やってくるゾンビも落ち着いた手つきで撃ち抜いていった。
ゲーマーとしては中々の腕前だが、次々と現れる残酷描写に動揺することなく銃を撃つさまは普通の女子高生としては異様なものである。その証拠に、女子二人を目当てで見ていた一部の観客は「うわないわ……」とドン引いた視線を刹那に送り去って行った。
>外導さん
ナツ:
ん~?カジノ以外は特にしていないよ。それにラス〇ベガスみたいな大手のカジノってわけでもないし、週1深夜勤務の緩いバイトだよ。まぁでも給料はカジノでの収益歩合制だから、程よく手加減とかしてりゃそんじょそこらへんのアルバイトよか沢山貰える辺り、結構気に入ってるよ~。
>アルタイル支部・Ⅸさん
銀河:
(おっと……こりゃもしかするとかなり厄介な相手だったりするのかね。正面からはかまいたち、それにこの感じ…私の後頭部辺りに何か仕掛けたな?ふむ……現段階で対処出来そうなのは片方だけ。致命となりえる一撃はいずれにしても避けたい。とすると―――ちょいとばかし我慢しなきゃならんワケだなぁ。)
(正面から迫りくるかまいたち、そしてⅨさんが自身の後頭部より少し離れた位置に発生させた風力の塊を、頭部付近を流れる空気の変化で察知した銀河は、自身が取るべき行動を移した。
取捨選択を迫られた銀河は、前方のかまいたちに対する迎撃に入る。まず、先ほどカウンターとして発生させた光の帯を今度は左手から砂埃を巻き上げるような動作で発生させ、かまいたち目掛けて突き伸ばす。しかし、その動作ではどうあっても後頭部に設置されたであろう風力の塊を対処する事は出来ない。だからこそ、"風力の塊への対処は捨てた"。あくまでもかまいたちの迎撃を最優先としたため"ゴッ"という鈍い音と共に、銀河は光の帯を巻き上げた体勢のまま後頭部を塊で殴りつけられた。)
>斑鳩刹那さん
『ACTION』
スタートの表示が出た瞬間ユーリの口から微かに聞こえた言葉。
その言葉がスイッチとなったのか、ユーリの纏う雰囲気の何かが変わった。
圧倒的集中力は前に突き出している銃に僅かなブレも生じさせず狙いは非常に正確である。
何よりもガンのカーソルアイコンの動きが異常であった。
並のプレイヤーであればカーソルアイコンは通常敵が現れてから滑らかに移動しながらガンを連射するもの。
ならばユーリのカーソルアイコンはといえば…………まるでフルオートでロックオン機能でも付いているのか、と勘違いしてしまう様な明らかにおかしい動きをしているのだ。
多分出現場所を記憶しているのだろう。
ゾンビの出現する位置にカーソルアイコンが先駆けしユーリ側の画面から出てきたゾンビは攻撃判定が出た瞬間に腹部を撃たれ怯んだと思いきや脳天を連射で撃ち抜かれ次々に倒れていく。
その惨状はまるで早撃ちガンマンのフルオート射撃でも見せられているかの様だった。
「相変わらずスゲエぞあの娘。」
「流れる様なあのガン捌きは中々出来ないよな。」
ユーリの腕前を知る常連のゲーマーはそのプレイングがどれほどのものなのか直ぐに理解出来たのだろう。
モニター画面に目を向けながら素直にユーリのプレイに称賛の言葉を送っていた。
『刹那。私がヘッドショットで仕留めていく。刹那は出現したゾンビの腹部を撃ち抜いて動きを止めて欲しい。』
プレイしながらもユーリは刹那のカーソルアイコンの動きや状況判断から今提案した連携プレイが可能と判断していた。
そう提案するユーリは話しながらもそのプレイングに微塵の乱れも無い。
アリスさん
モブたち「おっ?ひょっとしてお嬢が用意したのか?」「ひゃっはー!お嬢の、女子の手作り料理だぁー!」「いや料理ではないだろ?でも、この状況的に兎のリンゴはお嬢がやったってことか?ボスは料理からっきしだし。」「なんでもいい!パーティだ!騒げや踊れやぁ!」
わいわいがやがやと騒ぎ出すキタのアホで愉快な連中。別段強いわけでも優れている訳でもない連中だが、こと賑やかしにおいてはきちんと機能している、というかしすぎているくらいだ。
もふ「めっへっへー。もふでよければ相手になるよー。」
アリスさんのオバ○イドロの誘いには、もふが乗った。そしてあとは何人かのモブがやったことがあるようで、そこは順番入れ替えということでじゃんけんで決め、その3人の間で交代するつもりらしい。
>ナツさん、キタアジト
外導「おー、なんなら普通に任務やってるより儲かるまであるっすねー。」
モブたち「敵だと恐ろしいけど味方だと頼もしい、よなー。」「俺もなんか特技あればなぁー。」「我ながら芸人力あると思うんだけどどうよ?」「いや、これ仲間内のノリで傍から見ればそんな面白くないと思うぞ?」
外導「なんならその**というかキラーパスはなっちゃんあっての賜物では?」
モブたち「「「「たしかに。」」」」
>アルタイル支部、銀河さん
IX『貰った。』
後詰の風の塊が当たったのを確認すると、その機を逃さんと言わんばかりに空中で転進、猛追するように空から風の魔法のブーストで距離を詰め、狙うは首をはねとばすナイフの一閃。
IXの経験則上、あれは当たれば「隙ができる」、「気絶する」ものであり、それはIXから見れば「ノーリスクで仕留めるチャンス」だ。その一撃で仕留めると決めた以上は、余計なことはしない。「念の為の後詰」としてなにか仕掛けるわけでもなく、ただ命を刈り取るためのルートを辿るだけ。例えば目的が相手の戦力を探る命令でも、そこに殺せる隙があるなら飛び込むのは、IXが育てられた際に仕込まれた「癖」だ。
……だからこそ、銀河さんがそれでも無事なら。最短効率で無駄なく命を取ろうとするIXの行動は容易に読め、対処できるだろう。
>外導サマ
ふっふっふ!
私に買ったらあーんしてあげるわよっ!
(ゲームをスタートさせる。
アリスがオバケ側のようだ)
>ユーリさん
「……分かった。信じるよ」
信じる、というのはユーリの腕前か。そんなことをわざわざ説明するのも野暮、刹那は指示通りに出てきたゾンビの腹部を次々と撃ち抜いていく。銃の動きからは、彼女がこのゲームを殆どプレイしたことがないことが分かるだろう。そしてそれを感じさせないプレイングは、ヒガシで叩きこまれた銃の腕前や実践で鍛えた胆力、何よりユーリへの信頼によるものであった。
もはや残った観客たちに、引いたような視線を向ける者はいない。会場全体が二人のプレイングを称賛し応援する空気に包まれたとき、今までより一際大きなゾンビが現れる。どうやらボスなのだろう、通常ゾンビより耐久力のあるそれを見たとき、刹那は口を開いた。
「動きは私が止める。ユーリは変わらずに、頭を撃ち続けて」
>天音さん
未唯「あ、魔法使えねえのか…まぁ、目的は良く分かったが、守るために戦うってどう戦えばいいんだ?」
魔法が使えないことに軽い親近感を覚えるも、それよりどう戦うのか作戦を聞く。自分では作戦を立てるのは苦手な上に、誰かを守るために戦うということはあまり意識したことが無かったのでかなり悩む。
>神威さん 雪音さん ALL
家に帰った後は夕飯を食べてお風呂に入ってと何気ない日常を送りながらも意識には常に自分に足りないものについて考えていた。そして夜も更けた頃に、自室で変装替わりの変身をして窓から夜の街に跳び出る。
華「ワンダーヒーロー参上!って言っても誰もいないけど………ハァ、本当になんなんだろう…。」
勢い良く飛び出したはいいものも方針は決まらず、高めに鉄塔の頂点まで登って街を見下ろしてみる。
>真田 雪菜ちゃん
だめ!いい?まだ闘いは終わって無いの。悪いけど、最悪の場合僕は自分だけしか守らないから。そりゃあ、兄さんなら守ってくれるかもしれないけどさ。自分の身は自分で守る。その為に万全の対策と持ち直しをしなきゃいけないよ。君、今のままじゃ自分自身も守れないでしょ。いい?万全の状態で全力で闘って死ぬなら、仕方ない。だけど、「無駄死」は僕は許さないよ。万が一の時にはまだまだ君にもバンバン闘ってもらわないといけないからね。
(そう言って、ずいっと水色の液体を差し出した。飲まなきゃ許さないよ?と言うように)
>凛夏ちゃん
いいよー!リンちゃんは何か買うのー?
アタシはー!漫画買うの!
(そう言って、家にランドセル置いてから行こー!と言って、凛夏ちゃんと手を繋いで歩く)
>華ちゃん
本当になんだよ…夜中に大声出しやがって…
(そう言って舌打ちした彼。栗色の髪と瞳。買い物袋抱えていた。見た目からして…中学生だろう)
>キタアジト・外導さん
ナツ:
まあ、その辺は実際にやってみたりした方が早いんじゃないかな~。何なら思い切ってコンテストか何かに出てみたら?ボクらが思ってるよりも他の人からウケ良かったりするかもしれないじゃんか。ボクは客席で観ててあげるから。
>アルタイル支部・Ⅸさん
銀河:
(こりゃ…最初からそうだったけど、「殺しに来てる」目つきだねぇ。先の刺突は戦力の分析が目的だったんだろうけど、こっちに明らかな隙が出来た途端、見るからに動きが変わった。しかも、一瞬の隙すら見逃さないって感じ…なるほどなるほど、そういう仕事を覚えて叩き込まれた感じかな?育てた人がどんな人かは知らないけど、よく訓練してあるじゃあないの。)
(Ⅸさんの作り出した風力の塊が後頭部で炸裂し、一瞬だけ視界が揺らぎながらも、Ⅸさんの動きを朧気な視界の端に捉えていた銀河は、これから彼が行おうとする動作について分析、その所作が寸分違わぬ迅速なモノである事から、よく訓練された人物である事が伺える。そして、その「仕留め」のタイミングからしてトドメを刺そうというのだろう。
…しかし、それは銀河が"只の人"であれば、その動作を完遂する事が出来ただろう。後頭部を風の塊で殴りつけられた銀河であったが、そのまま卒倒するでも転倒するでもなく、倒れ伏しそうになった身体を右手で支えるよう地面に着けた瞬間、銀河のいる位置の地面がまるで"宇宙"のような円状の地形へと変化した。そして、その地面に現れた"宇宙"から小石程度ではあるが幾個もの隕石がⅨさんへと向けて打ち出された。)
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