奏歌 翔音 2020-08-14 23:38:38 ID:5762b1903 |
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>ナナさん 神威さん
華「まぁ、別に良いけど、これから特に面白いことにしないわよ?」
かなり広くて迷路のようになっているせいで迷ってしまいそうなホクシチアジトの廊下を歩きながら、付いてくると言った神威さんに対して振り返らずに返答する。
華「…私に足りないもの…どうやって見つけよう……。」
>遠藤香さん
『いや、違うが……フム、こうしてユーリが興味を示したのも何かの縁。汝にはユーリの事を紹介しておくとしよう。』
ユーリが己の身を挺してまで庇った彼女に禁忌も興味が湧いたのか。
禁忌はユーリの事が気になる香にユーリの事を話し始めた。
自分が元々ユーリと同一人物でありAIとして生み出された事。
最凶の禁忌と恐れられ魔を殺す為の存在である事。
自分の創造主である烏丸桐恵、家族の紅紅葉、恋人の斑鳩刹那について。
ニシの組織に所属している事。
内に秘めた圧倒的な力。
『…………と、こんなところだ。………あと一つだけ確認させてもらおう。汝との戦闘中でユーリは何か魔法を使わなかったか?』
先程の香の回答には禁忌の疑問を払拭するモノは存在していなかった。
と、なれば必ず別の要因がある筈と些かしつこいと感じられるぐらいに問い質す。
だがそのしつこさも驚く程の真剣な表情が全てを掻き消すであろう。
それぐらいに問い質す禁忌は険しい表情をしていたのだ。
>天音さん
未唯「協力って、なるほどな。」
天音さんの考えを理解できたかのようにニヤリと笑って、任せろという風に自分の胸をドンと叩く。
未唯「先手必勝でぶっ潰すってことだな!やってやろうぜ!」
>晶さん、シャロンさん
紅音「あぁ、愛というのは人それぞれだ。レディのの答えも悪くはなかったぜ?…んで、リーダーの愛は、俺から見ると『妹と自分の仲間を心から愛している』と言うのが1番あってるだろうな」
シャロンさんの意見に同意するように愛は人それぞれだと言い、晶さんの意見についても悪くなかったとすまし顔で答える。
そして仁の愛に関する考えについて紅音なりの答えを仁に1番あってると伝える。
仁「……なんというか、そう言われると照れるものだな。」
紅音の考えを聞かされると少し照れた表情でそう言われると照れると言う。すると紅音がその顔を見て笑った。
>晶さん
舞華「これっぽっちの酒の臭いじゃノックダウンしないゾ!……にしても君、刀を作ったりするのは器用だが、肝心の攻撃がなってない、ゾッ!」
あまりの酒の臭さに一瞬鼻を塞ごうと腕を鼻の近くに持ってくるが、これっぽっちと言って気合いで乗り切り、晶さんの刀の攻撃を弾こうと太刀を構えるが、思っていたよりも刀の使い方が素人だったのでアドバイスするような言葉を付け足して刀を弾こうとする。
>龍さん、繭さん
維吹「伊吹の姉御?俺と同じ名前の女性がいるんですか?生憎俺の家族は全員亡くなっているので…その人も知りませんね。」
(維吹は少し落ち込んだような声でそう言った後「ん?誰か来ましたね」と繭さんを見てから龍さんへ言った。)
>禁忌さん
香「なるほどね。いくら敵とはいえ、家族や恋人がいる子をむやみに傷つける趣味はないわ。勿論、それは貴女に対しても例外じゃない」
禁忌の話を聞き、ユーリがニシにいることに対しても動ずることなく答える。実際彼女の本心としては、「だからデネブに来れないのか、残念だなー」ぐらいのものだった。どんな事情があっても、正義の魔法少女として困っている者なら助ける、その考えが揺らぐことはない。
禁忌に魔法について聞かれると、首を傾げながら答えた。
香「魔法ね……ユーリちゃんが私に使ったのは、多分『自分の受けたダメージと同じものを与える』感じかしら。あの子が蔦に首を絞められたり棘で怪我した時、私も同じように首が苦しくなったし痛かったから」
あの短い戦闘で、ユーリが使った魔法は香が知る限り一つだけ。果たして禁忌の思い当たる節はあるのだろうか、疑問に思いながら話していた。
>真空家の皆様
シャロン「ああ、いい答えだな。仲間への愛情と妹への愛情……随分と尊いものだよ。晶、そうは思わないか?」
晶「………………っ!え、ええ」
ふふっと柔らかな笑みを浮かべ、シャロンも紅音さんに同意する。それは計画側の人間として仁さんの過去を微かに知っている……いや、その過去に関わらざるを得なかった者として、その答えを心底喜んでいるように見えた。
シャロンはそのまま晶に同意を求めるが、彼女は同意こそしたものの浮かない顔をしている。シャロンが疑問に思って口を開こうとした途端、突如爆弾は投下された。
晶「…………ね、ねえ紅音さん。……その、『守りたい』って気持ちとは別に『一緒にいると胸が痛い』とか『傍にいると離れたくなくなる』って気持ちがあるのは……これも『愛』なの?」
かなり気恥ずかしいのか、顔を紅くして尋ねる晶。それを見たシャロンは言葉こそ発しなかったものの、「駄目だこいつ…早くなんとかしないと」と某新世界の神を思わせる表情を浮かべている。そして紅音さんには、「私の孫がすまない。ここまで馬鹿とは思わなかった」という半ば執念によるテレパシーが届いているだろう。
>楓元舞華さん
晶「……やっぱり」
舞華さんのアドバイスに思う所があったのか、どこか納得したような表情を浮かべる。それと同時に太刀を受けようとするが、力や技術の差からあっという間に持っていた刀は弾かれてしまった。
弾かれた刀に体重を乗せていたせいか、手から刀が離れると同時にバランスを崩して倒れ込む。どしり、と壁に体を叩きつけられながらしゃがみ込むと、痛みに顔を顰めながら口を開いた。
晶「……負けたわ。もうここからは立ち去るし、貴女のお仲間様を傷つけることはしない。ただ願いを言うならば、その太刀について聞かせてほしいの。………………私も武器商人としてそこそこやってるけど、貴女の持っている太刀に似たものを見たことがないわ」
武器の製造に携わるものとして、量産品の武器なら製造元やその特徴を言い当てるぐらいは出来る。しかし舞華さんの武器に、自分の思い当たる節はない……もしや無名の傑作なのではないかと考え、駄目もとで尋ねた。
>雪音、華さん
神威「そうやって迷って道を踏み間違えた奴を見てきたからな、基本的にはあんたに任せるが道を踏み外しそうになったら助けてやる」
とケラケラ笑いながらそう言い、背中を軽く叩く
>キタアジト・外導さん
ナツ:
心配しなくてもそこまではやんないって。まぁ、死なない程度の怪我の範疇ならボクの方でも治せるけど……ガチャの確率変動に関しては、流石にやんないよ。確かにやろうと思えば出来るっちゃ出来る。けれど、ああいうのってゲームを運営している側がいるわけじゃん?黒幻ならともかく、ボクはそこまで節操無しってワケじゃないんだよ。
……まあ、ちょっとそれ繋がりで"バイト先"で失敗しちゃったんだけど。
(外導さんの話に出てきた「ガチャの確率」については流石に手を出さないと言いつつ、その辺に関しては自身よりも黒幻が黒寄りグレーゾーンであると話すナツ。…ただし、そうした確率変動に関するモノに関しては、キタでの仕事以外にも裏でこなしている"アルバイト"で少し失敗してしまった事をボソッと明かした。)
>アルタイル支部・Ⅸさん
銀河:
随分と怖い目つきで怖い事言ってくれるじゃあないの。このローブ百均で買った安物だけど、これでも結構気に入ってるんだゼ?…ま、どの道戦う事は避けられないみたいだけど。
(言いながら、銀河はローブの端を千切って切り傷を負った右手の傷が拡がらないように包帯代わりにテーピングを施す。銀河には自身を回復させる魔法手段は無いが、これくらいの傷ならテーピング程度ですぐ治るからだ。…ただし、テーピングしている最中にも殺気を微塵も隠そうとしないⅨさんの様子からして、最早戦闘は絶対に避ける事は出来ないと悟る。渋々と眼鏡を外し、それを左手で握り砕いた。瞬間、それが切り替えるスイッチもしくはキッカケでもあるのか、銀河の衣装が赤と黒の入り混じったコートが特徴の戦闘服になり、髪型もボサボサロングから大きなポニーテールに切り替わった。)
>アリスさん
外導「ほーん………なるほどぉ。そりゃ子供ってことを考えると凄いことっすけど。…自分の印象だったんすけど、アリスっちってあんまし色んなことに疎い子供なのかと思ってたっす。でもまぁ、実際こうして話したりして見て思ったのは……大人より大人らしい考え方もしてるように見えるかなー、とか。」
>月宮さん
もふ「……そうだね。じゃあ、言うよ?……もふにとっても、月宮さんと一緒にいるのは楽しくて、心が安らいで、色々と応援したくなるって言うか……支えたいって思うんだ。きっとこのままでも、もふ達は仲のいいままこの先もいられるかもしれないんだけど………。できれば、ね?もふはもっと近い距離感で居たいというか……んー…。…………もふを、隣にいさせてくれないかな?その……心的な意味でも、物理的な意味でも……できれば、この先の未来も………だってもふは、月宮さんのこと…………す………好き……だから…。」
>ナツさん、キタアジト
外導「それを聞いて安心したっす。というか黒っちはともかくとか言わんでやってくれっす。そんなこと言うと黒っちの嫌がらせの規模大きくなるっすよ。……というか、バイト先?失敗?…なんかやらかしたんすね。」
>銀河さん、アルタイル支部
IX『……行くぞ。』
銀河さんが戦闘服に変わったことを確認すると、IXは仕掛けた。風の魔法で自分の体にブーストをかけ、間合いを詰めてナイフの一刺し、狙いは首元。正面からの強襲に対応出来るか、その見定めだ。
>晶さん、シャロンさん
紅音「(あぁ、大丈夫だ。この愛の伝道師にこの質問のアンサーは任せておけ)あぁ、それも愛だ。それも相手を強く思っている証拠だ。だが、その2つはある意味デメリットだ。その2つを克服しないと真の愛はその相手には届けられないぜ?」
紅音はシャロンさんにテレパシーを返すように脳内で大丈夫と言って、質問のアンサーは任せておけと自信満々で言うと、晶さんの質問の答えをキザな口調と表情で答える。
隣で聞いている仁は心理カウンセリング的な何かと思いながら聞いていた。
>晶さん
舞華「少し物足りなかったが、そもそも戦いに来たわけじゃないからこっちとしては諦めてくれて助かるゾ!……それで武器のことだったナ?これは私の両親が作った世界に一つだけの武器ダ!」
晶さんから負けたと言われると舞華は物足りなさそうな口調で初めは言っていたが、そもそも戦いに来たわけじゃないことを考え、諦めてくれて助かるゾ!と最後には元気そうに答える。
そして武器に関しては嫌がることなく自分の両親が作ってくれた世界に一つだけの武器と自慢げに話す。
舞華「しかし武器商人カ?!私も学生時代は良く手入れでお世話になったゾ!オーナー元気にしてるかナー」
そして舞華は武器商人に関して昔を思い出すようにお世話になったと語ると『オーナー』と言うどこかで聞き覚えのある呼び名で元気にしてるかなと呟くように言う。
>遠藤香さん
『…………………そういう事か。』
盛大な溜め息と共に何か思い当たったのか、禁忌は香に心当たりを話し始める。
尤もその表情には多少の申し訳無さが含まれていたのだが……。
『【ペイン.アバター】。それがユーリが汝に使用した魔法だ。汝の言う通りのダメージ共有魔法………だけの筈だったのだがな。この魔法には一つ副作用の様なモノが存在する。それは魔法対象者に対して感情が昂るとある感覚を共有するというものだ。』
ある感覚。
その様に暈した表現からあまり良い事では無いという事は察しの良い者であれば気付くに違いない。
そう、正にその通り。
ユーリが使用したペイン.アバターはとある吸血鬼が好んで使用した魔法であり、厄介な悪癖と共に押し付けられた負の遺産の様なモノなのだから。
>禁忌さん
「感情が昂るととある感覚を共有する……?どういうことかしら?」
香が暈された表現を察せているかどうか、それは分からない。しかしその表情は好奇心に満ち溢れており、純粋に暈されたものを知りたいといった様子だった。そもそも、禁忌の暈しを推し量って敢えて触れないという選択が出来るほど、香の空気を読む力はなかった。
>真空家の皆様
晶「………どうすれば、そのデメリットを克服できるの?」
紅音さんの言葉に対し、真剣な表情で尋ねる。その様子は今までよりかなり素直であり、怪しげな水を勧められたとしても買ってしまうのではないかと思わせるものだった。
シャロンはそれをただただ見ていたが、心のうちはぽつりと呟かれた言葉で表現されていた。
シャロン「愛の伝道師か……『治療』を喜んで受けてた時は内心不安だったが、結構真剣に答えてくれてるな。…………ありがとう」
>楓元舞華さん
晶「その点は、ご期待に沿えなくてごめんなさい。……戦闘だったら仁さんとかの方が余程向いていると思うわ」
物足りないという発言に対し、苦笑交じりに返す晶。それは皮肉ではなく、戦闘に不向きな自分と出会ってしまった舞華さんの不運を労わっているようだ。しかし個人の依頼で来た晶は、仁さんが支部にいることを知らないのだが。そして太刀の話になると、ゆっくりと起き上がり興味深げに舞華さんの方へと近づいた。
晶「……道理で私が知らなかったわけだわ。それ、本当にいい武器よ。性能も勿論だけど、何より『想い』が込められてる。私が言うのもなんだけど、大事にしてね。
……それにしても、『オーナー』?……まさかと思うけど、ペストマスクを付けた髪の長い、背の高い男性に見覚えはないかしら。武器にすごく愛情を注いでいる人よ」
武器の由来について聞かれると、満足げに柔らかな笑みを浮かべる。そして、自分の知っている「オーナー」について名前は出さず提示した。
今の所、舞華さんと晶の言う「オーナー」が同じである保証はない。しかし舞華さんは、晶が先ほどポロリと零した「仁さん」という言葉もあり彼女が言う「オーナー」が誰かは理解できるだろう。
>遠藤香さん
暈した部分に興味津々といった感じの彼女に禁忌は僅かに躊躇いを覚えた。
少々刺激が強すぎるのではないか、と。
だがここまで関わってしまった以上何れは知ってしまう事でもあるのだ。
腹を括った禁忌は観念しその暈した部分を明確に話し始めた。
『共有するある感覚とは…………【性的な感覚】だ。この魔法は元々とある吸血鬼が吸血対象に対しての拘束魔法として用いていた。性的な感覚を共有する事により吸血という概念への性的快楽がリンクする。つまり吸血される者は吸血される事に性的な興奮を認識する様になり対象者の抵抗力の抑止に使われていたのだ。万が一魔法防御によりレジストされてもダメージがリンクしている以上吸血鬼を傷付ければ自らも傷付く為に上記の効果に相乗して抵抗力の抑止となる。その上感覚及びダメージリンクは一方的に行われる為にダメージリンクを利用した相打ちを対象者から試みる事も不可能。そしてユーリは過去に吸血鬼にこの魔法を使われ吸血された際にその………吸血に対して性的な快楽を覚えてしまってな。』
かなりヘビーな内容が暴露されていく。
しかもその内容は香にとっても無関係ではない。
そう、何しろ香も既にユーリにペイン.アバターを使用された上で吸血されているのだから。
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