奏歌 翔音 2020-08-14 23:09:35 ID:5762b1903 |
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ゆっくりさん
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>all様
町中にある、大海原恵人さんの屋敷。何者かの手によって、デネブの訓練所兼アジトであるここの冷蔵庫には奇妙な液体が置かれた。
その液体の見た目は、派手なピンク色。一口飲めば、強烈な甘さが舌を襲うだろう。
しかしその液体の最大の特徴は、「飲んだ人を甘えん坊にする」ということである。人によって効果の差はあるが、飲んだ人は誰彼構わず甘えたくなる衝動に駆られること間違いなし。
そんな奇妙なジュース、もとい甘え薬が入った瓶は、訓練所の巨大な冷蔵庫に大量に置かれ、飲まれることを今か今かと待っていた。
余談だが、その甘え薬を置いた人物の髪は空色のメッシュが入った薄桃色で、ぶかぶかの白衣を纏った小さな天才である……かもしれない。
(/甘え薬イベント、開幕です。冷蔵庫内の甘え薬を飲むなり、飲んだ人に絡むなり、ご自由に楽しんでいってください!)
(/もう飲んでいる状態でいきます!)
>all
穂乃花:っ…んん…(恵人さんのお屋敷のリビングにて。穂乃花は、リビングのふかふかのソファーに横になるように眠っていた。しかし、少しだけ違和感を感じるだろう。テーブルにおかれた開かれたままのピンク色をした甘そうな謎の缶ジュース、いつものようにうなされている表情をしていない穂乃花、これらが…少しだけおかしいと思えるだろう。もちろんそのジュースは、甘えたくなるジュースなのだが。)
>all
ルカ「んー……汗かいた。なにか飲み物…飲み物……」
(恵人さんの屋敷に、訓練目的で来ていたルカ。休憩中のため、ジュースでも飲もうかと一人で冷蔵庫のなかを開けて、ピンク色の缶ジュースをみつけ、「果物系のジュースかな?」と思い、ちょっとだけ飲んでみる。)
ルカ「……ふあ……ぁ……?」
(ふらふら、と意識がぼんやりし始め、こてん、と床に尻餅をつき座り込むルカ。……飲んだものは、某天才さん作の、惚れ薬?、もしくは甘えたくなる飲み物。なぜそんなところにあるのかは知らないし、魔法生物であるルカにそんなものが通用するのか?とも思われるかもしれないが……流石某天才さん、ばっちり効果を受けたようだ。)
ルカ「……ほへ……?…………んくっ、んく…」
(と、大切そうに両手で持っていたジュース、もとい惚れ薬をさらにのみ始めるルカ。結構甘く美味しいもののため、味わうようにちびちびと飲んでいる。ジュースも尻餅をついた際に、缶だからか全然こぼれていないため……余計にルカは、惚れ薬の成分を接種してしまっている……。)
(/こちらも、飲んでしまった状態で待機させます!方針としましては、絡んできた人にめちゃくちゃ甘えにいきます!スキンシップ的にいつもの控えめな感じではなく、ぐいぐい来ますので絡む際はお覚悟を!)
>七草穂乃花さん
「ほのちゃん、どーしたの?こんなとこで寝てると風邪引くよ」
優しくそう言うと、毛布を持ってこようとする。しかし那由多は穂乃花さんのうなされ癖を知らない。変わったジュースを飲んだ後、睡魔に襲われてお昼寝をしているぐらいにしか思わなかった。
>斑鳩那由多さん
穂乃花:ん…うゆ…?(那由多さんにそう声を掛けられると、目を擦って起き出す。すると少し顔が赤いことに気が付くだろう。熱ではない。そう。これは甘えジュースの効果だ。少しうとうとすれば、那由多さんに抱き付くだろう。)
あのね、ほのね…那由多お姉ちゃんと…遊びたいんだ…ダメ…?(うるうるとさせた目で上目遣いして、ロリボイスでそう言う。那由多さんはどう思うか分からないが、一緒に遊べば喜ぶだろう。)
【ニシの組織 本部地下 疾風の研究室】
____被害者達が増えるその頃____
無造作に置かれた様々な設計図、計算式、ゴミ箱に入りきれなくなった部屋の主専用の食事の入ったからの袋に割れた試験管や部屋の主が気に食わなかったと思われる魔法具の数々。脱ぎ散らかされた衣服、衣服。
散々な部屋の中で蠢く小さい体は首を傾げながら大きな棚の前に脚立の上で腕を伸ばして硝子の瓶を漁っていく。濃硫酸なんてものも書かれているそれらは薬品棚なのだろうか。
……その入口でぷっちーんっと輪ゴムを引きちぎる音を立てたのはその部屋の主の部下の1人であり、その世話を不本意ながらしている少女だった。
「____何アルかこの惨状ーっ!?」
少女、蘭花が叫べば不快そうに音の発生源に顔を向けてあー。と声を出す疾風が薬品棚から取り出していた瓶を戻す。
「おーランランちょうど良かったー。あのさ、僕の部屋にあったビビットピンクの液体が入った瓶入れた段ボールどっか持ってたかい?」
「ピンクよりこの部屋アルヨ!どぉーして昨日片付けたのにすぐこうなるアルか!?魔窟アルか!?」
「失礼だなぁ、ぼかぁまだ人間なんだから魔物じゃないし、ここは地下なだけだよ。」
「ハヤテの体が1番弱い分かってるアルよね!?こんな部屋にいたら余計早死にするネ!」
「んじゃランラン片付けといてー。あと段ボール。」
「もぉぉぉぉっ!!段ボール?もしかしてハヤテが郵送して置いてって書いてたアレあるか?あれならもう送ったアルヨ。」
天才でありながらがさつを極めるボスの傲慢な態度に頭を掻き回しながらも蘭花は手際よく散らばった書類から拾い上げ、質問に答える。返答を聞けば疾風はあー、と袖で口元を抑えるようにして少し考える振りをすると両腕を下ろしてニヤニヤと笑った。
「おっけー。んじゃ、今頃可愛い僕のbrotherは苦労しているだろうねぇ。んふふっ。」
「まぁた変な薬つくってたアルか?そんな暇があるなら片付けなり仕事するなりして欲しいアル。」
「ランラン、ぼかぁ仕事はしてたのさ。まさにその仕事の依頼品が間違ってmybrotherの家に運ばれちゃった訳だけどね?ま、すぐ作れるから支障はないよ。だって僕は天才だからねぇ。」
「………………。」
「いやぁ今取引してるロから始まる国のちょぉっと【偉い】男がさ、この僕様に懇願してきてねぇ。その国で人気のアイドルを恋人にしたい!だってさ。笑っちゃうよねー。でもま、これも事業拡大って事で引き受けてそれなりに出来た試作品を作ったんだよ。ま、君らからすれば完成品に近いかもしれないけど、僕から見ればまだまだってやつ。
興奮剤と脳のアドレナリンの分泌量を増やす薬にアルコールに近い成分を組み合わせて脳の理性と言われる機能を弱めて人間が普段保つストレスの許容範囲を狭める事で視界に入った人間に対して本能的にストレスを解消する為に甘えたり、さり気ない行為に一時的な好意を抱く……勿論天才の僕様が作ったものだから時間が経てば成分は検査されても発見されないし内蔵等の遜色被害、薬物依存も現れない。凡人達からいえば惚れ薬、甘え薬なんて呼ばれる代物さ。1本●●●で買うって言うから凡人には難しかったろうけど僕の手にかかればちょちょっと大量生産。そんで一括で送ろうと思ったわけだよ。____まぁランランが誤送したんだけどねっ!!」
「____アイヤァァァァァッッ!!!!」
つらつらと言葉を述べこれ以上ないほどの笑顔を見せつけた疾風に対して、ニシの組織の中では慟哭がひとつ響き渡った……。
>七草穂乃花さん、夢見ルカさん
「もちろん!……那由多お姉ちゃん?……やったー、あたしお姉ちゃんだ!」
普通なら、穂乃花さんの側にある缶ジュースを疑うだろう。しかし穂乃花さんの上目遣いとロリボイス、「那由多お姉ちゃん」呼びのスリーコンボにメロメロになった那由多の辞書に、疑うという言葉はなかった。
周りに花を飛ばす幻覚まで漂っている姿は、那由多こそ薬を飲んだのかと疑うかもしれない。しかし残念、彼女はしらふだ。脳内お花畑状態の那由多の標的は、冷蔵庫の側でジュースを飲んでいるルカさんにも向けられた。
「あっ、ルカさんじゃん!久しぶりー!今からほのちゃんと遊ぶんだけどさー、ルカさんもジュース飲んだら来ない?」
>那由多さん
ルカ「んく、んく……ぷはぁ…………ふへぇ……」
(と、那由多さんが来るまでに、持っていた惚れ薬をすべて飲んでしまったルカ。如何にもいつものルカとは違う様子…顔がゆるけきっている、警戒心の欠片もなさそうな表情である。)
ルカ「……?…………なゆ…お姉ちゃん……?」
(と、那由多さんを発見すると、薬特有の効果で「~お姉ちゃん」と、ルカが使わないような呼び方をし始め、とててとその場からはなれ那由多さんに近づき…ぎゅむっ、とあまり力をいれずに那由多さんの首もとに抱きついてきた。)
ルカ「んふ~♪なゆお姉ちゃん久しぶりー♪元気そうでよかったよぉ~。んふー、人の温もりって良いねぇ~♪」
(と、異性相手への気恥ずかしさなどどこへやったのか、普通に抱きついてきて(セクハラ的な箇所には意図的に触れてはいない)、あまつさえゆるけきった声で話しながら、にこぉ、と屈託のない笑顔を浮かべる。)
>斑鳩那由多さん
穂乃花:やった~!ほの…すっごく嬉しいよ…!
あのね、あのね…ほの…那由多お姉ちゃんに…絵本読んでほしいの…那由多お姉ちゃんのお膝に座って…読んでほしいんだ…(ロリボイスで、またもやそんなことをいう。ルカさんに負けず劣らず甘えてみせて)
>七草穂乃花さん、夢見ルカさん
「おールカさーん。おいでおいでー!……ほのちゃん絵本何にするー?」
抱きついたルカさんの背中を左手で優しくトントンとたたき、右手で自分の膝を叩いて穂乃花さんを呼ぶ。どう見ても可愛らしいショタであるルカさん(しかも甘えモードMAX)は、那由多にとって異性というよりかわいい弟、いや小動物状態だった。穂乃花さんにも庇護欲をがんがんに掻き立てられ、脳内お花畑状態である。
もともと村で子供の遊び相手をしていたほどの子供好きだ。満面の笑みを浮かべて、那由多はご満悦だった。
>那由多さん、穂乃花さん
ルカ「んふー、おちつくー♪穂乃花お姉ちゃん、ボクも絵本読むの聞いてもいいかなー?」
(と、子供同士の譲合いのごとく、那由多さんの邪魔にならないように後ろ側に回り込んで本を読めるようにし、穂乃花さんに対して自分も一緒に読み聞かせを聞いていいかと、さながら仲良しな小学生がしそうな感じで話す。が、薬の影響かやはりお姉ちゃん呼びになるらしい。)
>斑鳩那由多さん
穂乃花:えっとね…ほのはね…この絵本を読んでほしいの…!(「わはー!」という謎の鳴き声とともに、那由多さんの膝に飛び込み座る。穂乃花の体重はヒノネさんと2kgしか違わないのだ。那由多さんには、膝に幼女が乗っているような感覚だろう。すると、小脇に抱えていた絵本を差し出す。それは、穂乃花が小さい頃からのお気に入りである一冊…シンデレラだった。)
このシンデレラを、那由多お姉ちゃんに読んでほしいんだ…!(満面の笑みでそう言えば、「読んで読んで!」というように目をぱぁっとキラキラ輝かせていて)
>夢見ルカさん
穂乃花:うにゅ?ルカお兄ちゃんもききたいの?ほのはいいよー!(ルカさんのほうをみれば、澄んだ瞳でそういう。こちらもお兄ちゃん呼びなので、那由多さんはちょっとだけ違和感を感じるかもしれない。)
>穂乃花さん、那由多さん
ルカ「やったぁ!ありがとー穂乃花お姉ちゃん!んふ、那由多お姉ちゃんの読み聞かせ、たのしみだなー♪」
(と、屈託のない笑顔でお礼を言うルカ。完全に子供と言うか……いっそ精神年齢ごと幼児退行している可能性まである。)
>七草穂乃花さん、夢見ルカさん
「うんー!えっと……こほん。
むかしむかしあるところに、シンデレラという美しい女の子がいました。
シンデレラは、継母とその二人のむすめにいじめられていました……」
穂乃花さんの「ルカお兄ちゃん」呼びに少し違和感を覚えるが、それもすぐに消える。絵本を二人が見えるように持ち、読み聞かせを始めた。
那由多は普段から本を読む方ではないため、かなりたどたどしい読み方になっているが、懸命に読んでいるのは伝わってくるだろう。
>那由多さん、ルカさん
穂乃花:…♪(無邪気な笑顔で、足を交互に控えめに上げ下げを繰り返しながら真剣に聞く。そうしながらポケットのイチゴ味のあめを口に入れコロコロさせると、もっと満足そうな顔になり)
>穂乃花さん、那由多さん
ルカ「……!」
(と、ルカは無言で、だが目のキラキラ具合からだいぶ夢中になって話を聞いている。というのも……ルカは一般的な童話を知らない。ヒーローものの特撮なら、親がいた頃に見ていたのだが、知ってるのはそのぐらいで……シンデレラの話も、全然知らないのだ。そのため……完全に童心に帰ったかの如く、とても子供な感じで聞いている。)
>七種穂乃花さん、夢見ルカさん
二人が喜んでくれるか内心不安だったが、喜んでくれていることが分かってホッとする。読み聞かせにも少しずつ慣れた様子を見せ、話を進めていく。
「ある日お城は舞踏会をひらき、国じゅうのむすめをまねきました。
シンデレラのお姉さん二人はおおよろこび。きれいなドレスやくつをよういしました。
しかし、シンデレラのドレスはなし。舞踏会に行くこともゆるされませんでした。
そして舞踏会の夜。二人のお姉さんを見送ったあと、シンデレラはしくしくと泣いていました。
『ああ、わたしも舞踏会にいきたいわ』
その時です。シンデレラのうしろから、声がきこえました。
『だいじょうぶだよ、シンデレラ。わたしがあんたを、舞踏会につれてってあげるから』」
>那由多さん、ルカさん
穂乃花:魔法使いさんの格好してる!魔法使いさんかな?(時々「シンデレラさん可愛いね!」「魔法使いさんだ!」等、読み聞かせの邪魔にならない程度にそう思ったことを言う。穂乃花自身、昔恵人さんによく読んでもらっていたのだが…やはり何度聞いても変わらず楽しいようで)
シンデレラさん…舞踏会に行けるのかな…(小さい声でそんなことを呟きつつ、「次は次は!?」とワクワクさせていて)
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