孤爪 研磨 2020-08-13 18:24:20 |
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>153 孤爪さん
…孤爪さんって結構小悪魔ですね。嫌いじゃないですけど。
(相手の幼馴染である黒尾さんと比べると確実に信憑性は高く、だからこそ照れる気持ちがさらに膨れ上がれば、ズレてもいない眼鏡をかけ直しひとつ深呼吸をしてから素直に感じた感想をそのまま口にし。予想外の感想が耳に届けば小さく肩を揺らし「黒尾さんや木兎さんと一緒にいたからですかね。何か移ったのかも」相手の感想をさりげなく人のせいにしつつ、クスクスと笑っている相手の姿に釣られるように小さく笑って。見上げられている視線に気付きながらも視線を落とすことはできず、手を繋いだことで離れた視線に互いに照れているのだということを実感し。こうして手を繋げることが嬉しいと思う自分は可笑しいのだろうか、と考えていたところで浴衣の裾が引っ張られればそちらに視線を向け「林檎飴ですか。僕一人じゃ食べきれないんで、孤爪さんの分、一口もらってもいいですか?」屋台へと視線を向けてから相手に視線を向けると予想外にキラキラと瞳を輝かせているので思わず小さく笑ってはそう提案してから林檎飴の屋台までいき一つ注文しては此方が支払い林檎飴をひとつ手に取って)
>155 黒尾さん
…黒尾さんが両手を広げたんでしょ。
(自分が抱きついたことが意外だと言いたげな様子の相手に不服そうな様子で言い返すも可愛いを連呼されたことで気恥ずかしさが増し僅かに頬を赤らめて。頭を撫でる手にわ、と小さく声を漏らしてから何度目かわからない可愛いとの言葉に耳まで紅くなりつつ「怖がりなんで、黒尾さんが守ってください」ヤケクソだと思いながら少し顔を離し至近距離で見詰めては口振りは冷静なものの照れくささの雰囲気は隠せずにいて。改めて深く考えている様子を僅かに首を傾げながら眺めやがて結論に辿り着いた答えを真顔で語る姿に思わず吹き出せば「僕も、黒尾さんと触れあえる存在になりたいです」可笑しさから自然と柔らかな笑みを浮かべ無意識に本心を口にして。ニヤニヤしている姿に絶対後々木兎さん辺りに伝わる…、なんて考えていたところで、自分の言葉を真剣に考えてくれている姿に瞳を丸くさせ思わず笑ってしまい「そうですね。屋台を見終わったらコンビニでショートケーキを買って、人気のないところで食べて帰りましょう」夏祭りに来た醍醐味であろう花火を楽しむつもりがないと言わんばかりの発言をしてはさっさと回ってしまおうと相手の手を引いては意地悪い笑みを浮かべ鳥居をくぐり屋台の方へ歩き出して)
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