トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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岩融:熱も少し下がったのか。よかった
小虎:にゃ(相変わらずそばにいて)
岩融:五虎退の虎じゃないか。お主たちが美月を見ていたのか
小虎:にゃっ
(その頃、麗奈と五虎退は)
五虎退:今年も雪が積もりましたね
麗奈:私の地域は例年より雪が少なくて、雪まつりは今年できないかもって言ってるわ
五虎退:それは残念ですね…
麗奈:ふぅ…さむっ
五虎退:そうだ、どこかお店によって温かいものを飲みましょう
麗奈:賛成~!
美月は眠っていたが、昼間のせいか目が覚めてしまった。
美月)喉乾いた。
美月はのそっと起き上がり、障子の戸を開けた。
そして、縁側に行こうとしたとき滑って頭を思い切り床にぶつけた。
ガンッ
美月はそのままうつ伏せで気絶した。
今剣:なにかへんなおとが……ああ、美月さん!! ダメじゃないですか! またかぜをひいてしまいます!(布団に戻して) ああ! しかもどこかぶつけたんですか!?
美月)喉乾いたから、水飲みたくて・・・でも縁側の手前で滑って床に頭ぶつけた。
美月は、頭を抑えながら言った。そして
美月)でも頭冷やしてるから、丁度いい。
美月)出迎えてあげたらどうだ?いつもは私が相手しているが、今日は相手できぬのでな。其方らが目一杯可愛がってやるといい。
美月は笑顔で今剣に言った。
今剣:では、いってきます(パタパタと走って)
五虎退:おみやげ買ってきました。猫の耳がついたドーナツです
麗奈:五虎退と選んだんだよ~
今剣:かわいいです~!
小狐丸)そうですね。おやつの時間に食べることにします。まだ、早いので。
小狐丸は、ニッと笑うと、部屋に戻って三日月に撫でられていた。
美月)そうか、良かったな。
美月は頭を撫でようと手をのばしたが、手を止めた。
美月)いや、今はやめておこう。
美月は、そう言って手を引っ込めた。
美月)いつものクセで、麗奈を撫でたかったが、今は私は熱があるからな。こういうのは触れるだけでも伝染るらしいから、だから撫でるのをやめただけだ。
美月は、ちょっと寂しそうな笑顔を浮かべて言った。
美月)ほう、撫でる以上とな。
美月はそれを聞いて不敵に笑った。そして
美月)体調を崩してなければ、顔を近づけていたぞ。命拾いしたな。
美月は、そう言って、ココアを一口飲むと
美月)自分から言ったのだから、取り消すのは無しだ。治ったら楽しみにしておけ。
美月は不敵な笑みを浮かべたまま言った。そして、いつもの笑顔に戻ると
美月)これ以上、部屋にいると伝染るかもしれんから、そろそろ出たほうがいいぞ。手洗いとうがいを忘れずにな。ココアは少しずついただくことにするよ。
美月はそう言って、横になった。
小狐丸)ええ、大変美味しいですよ。
小狐丸は、嬉しそうに食べていた。
燭台切)ドーナツに合うように、紅茶作ってきたよ。
燭台切は、紅茶を用意してきた。
三日月)紅茶か。確かに、ドーナツに合うな。
麗奈:けど部屋にいるとうつるからって言われて…
五虎退:部屋の前で渡してみては?
麗奈:そうする(お皿にドーナツを乗せて)
燭台切)美月ちゃーん、ちょっといいかな?
燭台切は障子越しに聞いた。
美月)燭台切か?どうした?
燭台切)麗奈ちゃんが買ってきたドーナツと僕が作った紅茶があるんだ。食べれる?
燭台切の言葉に美月は考えた。
美月)(別にさっきみたいに食べさせてもらわないと無理な程ではないし、喉も痛くない。なら、食べても大丈夫だよな)そうだな、いただこう。ドーナツは何かな?
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