キルティはゆっくり泡を洗い流していった。
キルティ)熱くないか?
美月)ちゃんと出来て良かった。
美月は、ニコッと笑った。
美月)待て麗奈、最後に湯に浸からないか?
美月は、麗奈の手を掴んで言った。
美月)いくらシャワーを掛けて冷えないようにしていても、冷えるもんは冷える。最後はちゃんと温まりたい。
美月)あなや、本当だ。
美月も上を見て言った。そして
美月)風邪をひいてはマズイな。そろそろ上がろう。
そう言って風呂から出た。
美月)髪が凍っておる。急いで脱衣所に行くぞ。
美月はそう言って、足早に脱衣所に向かった。
美月)ここに来れば、安心だな。
美月は、ホッとしていた。
麗奈:はぁ、あったまった…(もこもこのパジャマ着て)
美月)暖かそうだな。
美月は、麗奈のパジャマを見て言った。
美月)確かに、私は寒がりだが・・・いかんせんこっちの寝間着の方が性に合ってなぁ。一度試したが、寝苦しくしてやめたのだ。温まるのは布団や湯たんぽで良い。
美月は和装の寝間着に着替えながら言った。
美月)そうか?緩いんじゃないか?
美月は腰の紐をしっかり締めた。
美月)まぁ、解けたら刀剣男士が理性を保てるか分からないから、安全ではあるか。
美月は服を見て言った。
麗奈:今日も楽しいことたくさんしたね(あくびして)
美月)望月に人参を食べさせたり、久しぶりに琴を弾いたりしたな。
美月は笑って言った。
美月)大晦日までに掃除を終わらせんといかんな。
美月は困った笑顔で言った。
麗奈:ちょっともの増えちゃったから何個か誰かに譲ろうかな
麗奈:ガチャで獲ったやつとか(ガシャポンを回しすぎた結果、棚がカオスになっていて)
麗奈:これは●●キュアの変身アイテム。これは●リエールの洗剤キーホルダー。これは●プラのロッカー
麗奈:私の時代で誰もが知ってるものだよ。でも欲しいものが確実にあたるわけではないわ。ただ私の場合、いずれも一発で当ててしまうからちょっと怖い
美月)(もはや才能)
美月は、びっくりした。そして
美月)麗奈は凄いなぁ。
っと褒めた。
麗奈:小さいけど確実にスペースが狭くなってるから、いくつかあげようかなって
美月)気に入るかは分からんが、確かにこのままでは、置く場所に困るな。
美月は大量のガシャポンを見て言った。
美月)座布団と猫のぬいぐるみ・・・座布団は構わんがこんな可愛い猫のぬいぐるみもらってよいのか?可愛いもの好きだろう?
美月は座布団に座り猫のぬいぐるみを抱きながら言った。
麗奈:色ちがいのやつあるの(美月のは三毛猫、麗奈のは白猫)
美月)そうか。なら、お言葉に甘えよう。
美月は、猫を撫でながら言った。
美月)生憎、縁がないなぁ。だが、その入れ物と同じ形、大きさの物で遊んだことはある。実際はもっと色鮮やかな柄をしているがな。
美月が言っているのは蹴毬の事だ。