麗奈:これから私たちお風呂に入るの
堀川:兼さん、僕たちは最後だよ(背中押して)
和泉守:あー、最後かぁ~…
美月)全く、全然懲りんの。鶴丸が驚きをやめないのといいとこ勝負じゃないか?
美月は、ため息をついた。そして
美月)さて、風呂の準備をして入るとするか。
と、麗奈に言った。
麗奈:うん
堀川:兼さん、麗奈さんにそんなに執着してると嫌われるよ!?(ガミガミ)
美月は風呂の準備をして、再び脱衣所に向かった。
美月)今頃、和泉守は説教を受けている最中かな。
美月)すまん、間違えた。風呂の温かさがホッとすると言いたかったんだ。
美月は、うっかり言い間違えてしまい、顔を赤くした。
美月)あなやっ!
美月は、仕返ししようと、小さい桶で風呂の湯を汲むと、麗奈が後ろを向いた途端、頭からぶっ掛けた。
中の人)トピ主、名前が変わってるけど、トピ主さん本人なの?
中の人:あ、ごめんなさい。私です。なんか、誤作動でこうなりました
美月)温まったか?
美月はクスッと笑った。
中の人)良かった。また成りすましかと思っちゃった。
美月)麗奈、笑い過ぎだぞ。
美月は麗奈の頬に触れながら言った。
美月)そうだな、水や湯が掛かった部分は風の温度を感じやすくなる。初めて冬を知った時は、寒くて寒くて仕方なかった。
美月も肩まで浸かりながら言った。そして続ける。
美月)だが、冬の凍った空を貫く星の群れは美しかったな。麗奈がまだいなかった時、私が顕現して数日、まだまだ戸惑いの多い頃に見た。
美月)鶴と三日月が布団から出られん私を引っ張り出した。しっかり着込めば、何とか我慢出来た。そして空を見上げると無数の星の群れが出来ていて一等に綺麗だった。
美月は空を見ながら言った。
麗奈:ここは遮るものがないから、綺麗な空が見れるね
美月)縁側から見る景色も良いぞ。
美月は、昼間は短刀達が遊んでいる様子をよく見る。
美月)ああ、屋根から見る景色も良いからな。ただし、過ごしやすい気温の日に限る。
麗奈:今日はジャスミンの香りのスクラブを用意したよ
麗奈:うん。暖かいところに咲くいい香りの花なんだよ(スクラブで顔を洗っていき)
美月)ほんに甘い香りがするなぁ。
美月は、頭を洗ってもらいながら言った。
麗奈:(綺麗にしてシャワーで流していき)できたよー
麗奈:髪もツヤツヤだよ。美月、いつも綺麗な髪しているけど、もっと綺麗だよ
美月)ほう、髪だけか?
美月は麗奈の頬を撫でながら言った。
美月)そうかそうか、全部か。
美月は笑った。そして
美月)まぁ、刀剣男士も凄いけどな。
美月)私達が守りたいから、そうしているのだ。無理に鍛えようとしなくていいぞ。それでもしたいと言うなら、短刀たちの相手をするといい。彼らはよく遊ぶ。走り回ったりするから、運動にはちょうどいいだろう。
美月)私はこっちが好みだ。
美月は、麗奈の頬に触れ、そして口吸いした。