トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)ほう、随分と大胆だな。
美月は、麗奈の頬を撫でながら言った。
中の人)マリカもいいですよね。3Dのやつなら持ってます。
美月)誘っているのか?いやぁ、嬉しいなぁ。だが・・・
美月は、言葉を切ると、麗奈の肩を持ってにっこり笑うとこう言った。
美月)生憎着替えとか持ってきてないぞ。一旦出なければならんし、先ほどから扉の前に誰かいるような気配がするんだ。札貼ったから開けられないんだけど。
美月)まぁ、取り敢えずここから出ようか?
美月は、札を剥がすと、扉を開けた。すると、目の前に座り込んでいる、和泉守を見つけた。
美月)あなや!びっくりした・・・何してるんだ、和泉守。もしや、女子の裸を見に来たわけではなかろうな。
美月)全く、全然懲りんの。鶴丸が驚きをやめないのといいとこ勝負じゃないか?
美月は、ため息をついた。そして
美月)さて、風呂の準備をして入るとするか。
と、麗奈に言った。
美月)そうだな、水や湯が掛かった部分は風の温度を感じやすくなる。初めて冬を知った時は、寒くて寒くて仕方なかった。
美月も肩まで浸かりながら言った。そして続ける。
美月)だが、冬の凍った空を貫く星の群れは美しかったな。麗奈がまだいなかった時、私が顕現して数日、まだまだ戸惑いの多い頃に見た。
美月)鶴と三日月が布団から出られん私を引っ張り出した。しっかり着込めば、何とか我慢出来た。そして空を見上げると無数の星の群れが出来ていて一等に綺麗だった。
美月は空を見ながら言った。
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