トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)さて、私が片付けるから、麗奈は座敷童と遊んでくるといい。
座敷童)麗ー奈、あーそーぼー。
座敷童は待ってましたと言わんばかりに麗奈に抱き着いてきた。
美月)皆、待ちきれんようだしな。
美月はその光景を見て笑った。
美月)まぁ、広間の手前で待っていたのは知っていたんだがな。
美月は一人、片付けながら言った。姿を消していなければ、座敷童の気配に気づく美月。広間の手前でスタンバっていたのはお見通しだったようだ。
美月)おやおや、随分と愛されているな。
美月は、片付けを終え、戻ってきて、麗奈が抱き付かれている光景を見て言った。
美月)良かったな、麗奈。
座敷童)すー。
座敷童は、麗奈に抱き付いたまま寝てしまった。
美月)麗奈に抱き着いて寝るとは、座敷童にとって、麗奈は一番安心出来て大切な存在なのだな。
美月)私だって、麗奈を抱き締めたいからな。後ろから抱き締めてやろう。
美月は麗奈を後ろから、抱き締めた。そして、眠っている麗奈に
美月)私の腕の中で眠るとよい。
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