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大倶利伽羅:寒暖差でやられないようにな
五虎退:あ、虎くん、ダメだよ
小虎:にゃ(大倶利伽羅の足の間に入り)
大倶利伽羅:?
太鼓鐘)伽羅って動物に好かれるよな。
太鼓鐘は、小虎を見ながら言った。
大倶利伽羅:馴れ合うつもりはない(って言いながらも撫でて)
小虎:にゃ(お腹見せてゴロゴロ)
太鼓鐘)伽羅、言ってることとやってることは統一しようぜ。
太鼓鐘は、困った笑顔で言った。
太鼓鐘)なんだ、俺とも遊びたいのか?
太鼓鐘は小虎を抱きかかえて言った。
太鼓鐘)はははっ!そうか、何して遊ぼうか。
太鼓鐘は、小虎を撫でながら言った。
五虎退:虎くん、あまり迷惑しちゃだめだよ
小虎:にゃ(貞の頬をしっぽで撫で)
太鼓鐘)芸があるなぁ。尻尾で撫でるなんて。
太鼓鐘は、小虎の頭を撫でながら言った。
その頃、馬小屋では
美月)やっと終わった。馬当番も結構力仕事だな。
ちょうど、内番が終わったところだった。
小虎:にゃ(1匹紛れて馬小屋に来ていて)
堀川:あれ、五虎退くんの小虎?
小虎:にゃあ(寝ている馬に頬擦りして)
美月)珍しいな。だが、動物同士惹かれ合うものがあるのかもしれぬな。なんとも微笑ましい光景だ。
美月は、馬と小虎の様子を見て言った。
美月)そしてどちらも出陣に供する仲間だ。
小狐丸)お二人共、手拭いを濡らしてきました。顔など拭いてはどうですか?
小狐丸は手拭いを持ってきた。
美月)おや、これは助かるな。礼を言うぞ、小狐。
堀川:ありがとうございます(顔を拭いて)
小虎:すやすや(馬のとなりで寝て)
堀川:かわいいですね
美月)気持ちよさそうだな。
美月も顔を拭きながら言う。
美月)そうだな。馬も繊細な性格だから驚くと暴れるものな。
美月は、フッと笑った。
堀川:お茶にしましょう。よろず屋で美味しそうな饅頭を買ってきたんです
美月)ほう、それは楽しみだな。
美月は、目を輝かせた。
美月)あいわかった。小狐、待っていよう。
小狐丸)はい。
美月と小狐丸は、縁側に座って、お茶を待った。