トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)お待たせー、早速準備していくから、待っててね。岩融は、長方形の椅子を持ってきてくれる?
美月はシートをいくつか持ってきて言った。
美月)うん。後は傘を立てて、暗くない様に電気をつければ・・・簡易的な縁日風の酒飲み場の出来上が・・・
太鼓鐘)すげー!
美月が言い終わる前に、太鼓鐘が興奮した。
美月)いいでしょう?大広間のテレビで特集やっていたのを見たんだ。
美月は得意げに言った。
美月)夜だから、そこまで暑くないし、流しそうめんは立ち食いだけど、それ以上立つのは疲れるだろう?平安時代の刀剣よ。
美月は、ちょっと不敵に笑った。しかし、美月も同じく平安時代の刀剣である。
美月)勿論、年寄りというのは自分も分かっている。だから、自分の事も含めているよ。そろそろ座る物が欲しいと思っていたところだった。
美月は笑った。すると
三日月)これは、良いな。足を休められる。
小狐丸)そうですね。ちょうど良いです。
美月は、未だにツボが収まらないのか、ぷるぷる震えながら笑っている。
鶴丸)美月、まだ収まらねぇのか?
鶴丸はそう言いながら、美月の脇に手をいれると思い切り擽った。
美月)ちょっ!鶴っ、やめっ!あはははは!脇はムリ!ムリだって!あはははは
美月は、笑いながらも、鶴から離れようともがいた。しかし、鶴丸が全く離れようとしない為、逃れることが出来ない。
美月)やめっ!やめてって!あははははっ、無理無理!あはははは!
鶴丸は、気が済むまで擽ると美月から離れた。
鶴丸)どうだ?十分笑っただろ?
美月)はぁ~、それ以上だよ。何するんだ、急に。
鶴丸)でも収まったじゃねぇか。
美月)それに関しては、感謝してる。ありがとう。
美月が息を整えていると、隣にいた三日月が
三日月)流し果物・・・
そういった途端、美月は吹き出し、うずくまって笑い出した。
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