美月)そうか?
麗奈:うん(肩を叩いて)
美月)だが、戦うために鍛えているし、力も強い。ガタイもしっかりしてると思うんだが? 美月は、麗奈の言う自分の肌がもちもちだというのを上手く理解出来なかった。自分で触れてみたが感じなかったようだ。
麗奈:普通の人より筋肉もある。戦いや訓練の賜物だね
美月)普通の武器では、太刀打ち出来ぬ。我ら付喪神の力だこそ、ねじ伏せ、倒すことが出来る。そして、守ることも。 美月は、空を見て言った。
麗奈:月が見えるね
美月)今宵は満月か・・・月見酒の準備も必要だな。燭台切につまみを頼もう。
麗奈:うん。髪洗ってあげる
美月)ああ、頼んだ。
麗奈:(いつものはちみつ成分の入ったシャンプーを使用し洗っていき)
美月)良い香りだ。
麗奈:よかった。髪つやつやになるよ
美月)今日は、また一段と汗かいたからなぁ。
麗奈:まだ暑くなるからね…夏は長い
美月)まだ先だが、残暑もあるからな。 美月は、やれやれと言った感じだった。
麗奈:まだ水遊びできるし半袖着れる
美月)麗奈は夏が好きなのか?
麗奈:暑すぎるのは嫌だけど、動きやすい服で過ごせたり、アイスや冷たいものたくさん食べれるから好き
美月)そうか。私も1番ではないが夏は嫌いではない。
麗奈:夏が終わったらすぐに冬になるからね