トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)暑い~
美月は、軽く熱中症気味だった。何時間も手合わせで体を動かし汗だくになったせいで、ふらふらだった。
太鼓鐘)まずい!美月を急いで扇風機のある部屋に連れてくぞ。美月、片貸すから掴まれ。
美月)すまんな。
三日月)俺も流石に疲れたし、暑い。涼みに行こう。
三日月)俺だ。
美月)ほんの一瞬の隙を突かれてな。
美月は未だに悔しそうだ。
鶴丸)でも、結構面白かったぜ。ここまでかかるとも思ってなかったしな。
太鼓鐘)途中から離脱する奴もいたしな。
燭台切)そうだね。一人だけ抜け駆けした人もいるけど。
燭台切はちらっと和泉守を見た。まだ寝ている。
和泉守のその言葉を聞いて、三日月と美月は怖い笑顔でこう言った。
三日月)ほう、麗奈と寝るのは手合わせで決めるはずだったよな。
美月)相も変わらず、抜け駆けがほんに好きよのう、和泉守。
二人は、手合わせが長かったせいで和泉守が麗奈と寝ているのを知らなかった。そして三日月と美月は続ける。
三日月)そんなお前とは一緒にいたい者がおるぞ。
美月)堀川、後は頼んだ。
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