トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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燭台切)僕も辞退しようかな。流石に残っても2人に勝てる気はしないし。
燭台切は、美月と三日月の手合わせを見て言った。美月と三日月は周りに目もくれず、相手だけを見て、ずっと戦っている。両方とも一歩も引かず、ずっと戦っている。しかし、かれこれ2時間経っているのに、全然勝敗がわからない。
鶴丸)ここまで、続くなんて、こりゃ驚いた。
太鼓鐘)敵じゃねぇから、強さも互角だもんな。
燭台切)夕餉はそうめんにするね。これからどんどん暑くなるし、皆もクールダウンした方がいいでしょ?
石切丸:いいね
大倶利伽羅:あの2人はどっちが麗奈と一緒に寝るか争ってるんだよな?(違う戦いをやっているように見えてしまい)
三日月)別に今日くらい譲ってくれても良いだろう?
美月)断る!
三日月と美月は、言い合いをしながらずっと木刀を交える。二人とも、疲れているはずなのに、全く勝負をやめないのだ。
鶴丸)どうだろうな。ここまで続いているのも初めてだ。出陣や夜戦でもここまで掛かったことはないからな。
鶴丸は、二人を見ながら言った。
美月と三日月は暫く木刀を交えていたが、限界が来たのか、構えたまま、見つめ合っている。
美月)そろそろ、引いてくれてもいいんじゃないのか?
三日月)そっくり返すぞ。
太鼓鐘)そうだったな。
太鼓鐘が笑って言うと
美月)ぐっ!
美月が三日月の一撃を食らい、膝を着いた。
三日月)これで俺の勝ちだな。
三日月は勝ち誇った顔で言った。美月は少し悔しそうな顔をしていたが、フッと口を緩めると
美月)流石は天下五剣だな。
そう言って負けを認めた。
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