トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)作ったものが、作られた者の霊力を感じないわけがなかろう。確かに、お主らの姿が見えなければ、霊力も感じられんが、姿を消していなければ、霊力で、お主らがどこにいるかは手に取るように分かるぞ。
座敷童)体が冷えたら大変だからね。
美月)もう少ししたら、こたつでも出すか。その時、また麗奈にどんなこたつがいいか、決めてもらおう。
美月は、麗奈に微笑んだ。
美月)ほう、そんな便利なものがあるのだな。
座敷童)加湿器は任せて。作るから。
美月)作ると言っても、霊力で出すのだろう。
座敷童)そうだけど、何か問題でも?
美月)いや、作るなんて言ったら、一から作るのかと麗奈が思うのかもしれんと思っただけだ。
美月)ほう、まぁ金は関係ないからな。あいわかった。出してやろう。
美月は麗奈が指さした加湿器を見て、目を閉じた。霊力を使うと美月の手に加湿器が出て来た。
美月)ほれ、出したぞ。
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