トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)麗奈?
美月は、軽く目を開けた。体を起こそうとするが、二日酔いのせいか、なかなか起き上がれない。
美月)動けん・・・
美月は、それでも必死に体を起こそうとしていた。
美月)起きたいけど、体がうまく・・・
美月はプルプルしながら、ようやく体を起こした。
小狐丸)三日月、早く起きないと、朝餉に遅れます。
三日月)まだ良いだろう
小狐丸)非番だからといって、寝ていいわけではないですよ。
美月は水を受け取ると、一口飲んだ。
美月)酔いは覚めてるけど、体をシャキッとさせんとな。
美月はそう言って、残っていた水を頭からぶっかけた。
美月)いや、今日は内番があるからな。さっさと用意せんと。今日は布団を干すんだ。だから、濡れても心配ない。美月はフッと笑った。
美月)梅雨もまだだというのに初夏のような暑さが来るとはな。
美月は、困った笑顔で言った。すると、太鼓鐘がやって来た。
太鼓鐘)そろそろ来いよ。朝餉冷めちまうぜ。
美月)あいわかった。すぐに行こう。
美月は立ち上がった。どうやら、しびれはなくなったようだ。
美月は麗奈の様子を見ながら
美月)麗奈は、本当に元気だなぁ。まぁ、平和な時に元気なのは良いことか。これも刀と人の違いだな。
美月はクスッと笑うと立ち上がって部屋を出た。
美月)おはよう。
小狐丸)おはようございます、美月殿。昨夜はあのまま潰れてましたよ。
美月)君が運んでくれたのかい?ありがとう。
三日月)俺も途中で寝てしまったな。
美月)話して5秒後にぐっすりだったから、こっちはびっくりしたよ。
美月は笑いながら言った。
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