トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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鶴丸)よし、結構深く掘ったぞ。あとは、クッションを敷き詰めて、軽く埋めれば・・・出来た!
鶴丸は、満足したようでシャベルを倉庫にしまいに行った。
麗奈:またあんなことして…(鶴丸が去ったのを確認するとシャベルを持ってきて穴を空け、クッションを出しては穴を埋めた。まるで最初から落とし穴などなかったかのように)
太郎太刀:麗奈殿、おはようございます
麗奈:あ、太郎太刀おはよう
太郎太刀:どこか行かれたのですか? 服が土まみれですが?
麗奈:何もしてないけど?
鶴丸)落とし穴がなくなってるーーー!
鶴丸は落とし穴を確認しに行って叫んだ。
美月)何事!
小狐丸)何じゃ!何じゃ!
今の声に起きた刀剣は襖を開けて辺りを見渡した。
鶴丸)おっ!任せろ、驚きに満ちた朝餉を用意してやろう。
美月)任せられるか。広間が阿鼻叫喚する未来しか見えん。
美月は、頭を抑えながら言った。
小狐丸)朝餉でしたら、燭台切殿が準備しておりますよ。
美月)私はもう少し横になってる。頭痛い。
美月は、そう言って、部屋に戻った。残された鶴丸は
鶴丸)もう一回掘るか。
めげていなかったか。
鶴丸は、もう一度シャベルで穴を掘った。どうしても誰か落ちる姿を見たいようだ。
鶴丸)よし、あとはクッションを入れて、軽く埋めれば・・・誰もいないな。つまりバレてない。さてと、片付けに行くか。
鶴丸は、上機嫌でシャベルを戻しに行った。
鶴丸)~~~♪
鶴丸は鼻歌を歌っている。誰かが落ちるのが今から、楽しみなのだろう。
燭台切)よし、あとは運ぶだけだね。悪いけど、手が空いてる人たちに、寝てる人を起こすように頼んでもらえる?
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