トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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三日月)麗奈の塩むすびも美味いぞ。
三日月は塩むすびを食べながら言った。そして
三日月)このことは二人だけの秘密だぞ。
と、人差し指を立てて言った。
三日月)また、たまに二人とも起きた時は、一緒に食べよう。
三日月は、笑った。その時、誰かが縁側を歩く音が聞こえた。
美月)厠・・・
美月だった。しかし、美月はフラフラして視界も安定しておらず、三日月と麗奈には気づいていなかった。
厠を済ました美月は、またフラフラと歩いていた。水の音が聞こえ、広間に入ると三日月と麗奈を見つけた。
美月)こんな時間に何をしているのだ?
美月は水を受け取り、食器を見た。まだ水が乾いてない皿があった。
美月)(大方、夜食でもしたのだろうけど、まぁ、聞かないでおくか)
美月は、そう思いながら水を飲んだ。
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