トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)(めずらしい・・・抱きついてきたのを抱きしめるのは、安心感を感じるが、自分が抱き付く側になると、こんなにも勇気がいるものなのか?)
美月は少し躊躇ったが、深呼吸すると、麗奈に思い切り抱きついた。
美月)今私は男の姿で、普通女子が男に抱き着くのは容易に想像できるんだが、男が女子に抱き着くのはおかしくないか?
美月は抱きついて嬉しそうにしたのも束の間、このことを思い、とても恥ずかしくなったのだ。
美月)そうさなぁ、耀さまは、誰とも契りを交わさなかったが、親戚は多かった。中には契りを既に交わしているもの、近々契りを交わす者、交わしたばかりの者もいた。その時見たのが、女子が男に甘えている様子だった。まぁ、男は夜が凄いからな。
美月)確かにそうだな。だが、私がもとから女子で良かったな。もとから男だったら、そう言われて、抱き締め返すだけでは、すまなかったぞ。
美月)うん・・・まぁ、間違ってないんだが・・・
美月は、ふぅっと息をつくと
美月)麗奈、平安時代はな、殿方が美しい姫君を娶ったら、必ずすることがあるんだ。それは今も契りを交わした者たちはやっている。私達は性別が同じな為、やってないだけだがな。
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