中の人)ありがとう。
麗奈:よしよし(あやすように背中叩いて)
美月)マッサージか?
美月)麗奈にトントンされるとホッとする。
麗奈:そう?私もして欲しいな
美月)あいわかった。軽く叩く感じでいいのか?
麗奈:うん。赤ちゃんをあやすみたいな感じ
美月)(一度だけしたことあるなぁ) 美月は、麗奈が赤ちゃんになったときを思い出しながら思った。そして、その時と同じように背中を優しく叩いた。
麗奈:えへへ(赤ちゃんみたいに嬉しそうにして)
美月)痛くはないか?
麗奈:うん(安心して)
美月)まぁ、こんなの半分も力入れてないがな。
麗奈:私もしてあげる(背中トントンして)
美月)麗奈も力は入れてないのか?
麗奈:入れてないよ~(トントン)
美月)そうか、私はほんの少し力をいれるだけでも、麗奈の骨にヒビが入りそうでな。 美月は、困った笑顔で言った。
麗奈:(ぐー、とお腹が鳴って)
美月)腹が減ったか。 美月は、麗奈の目を見た。 美月)完全に正気に戻っているな。なら、歩けるか?
麗奈:うん(よたよた)
美月)無理そうだから、運ぼう。 美月は麗奈の様子を見て言った。