麗奈:はい(ペットボトルの水)
美月）ありがとう・・・ 美月は少し飲むと、それを頭にかけた。 美月）あんなに寒かったのに、今は楽に感じるよ。
麗奈:お風呂上がりはあったかくしてね
美月）ああ、しかし逆上せるのを忘れていた。こたつと同じ感覚だった。 美月は、ようやく落ち着いたのか着替え始めた。
麗奈:気持ちよかった(着替えて)
美月）麗奈、ドライヤーお願い出来るか?
煉獄:はーい(スイッチ入れて乾かし)
美月）ふぅ。 美月は、じっとして、髪を乾かされていた。
麗奈：熱くない？（ちょっと離して）
美月）平気だ。逆上せた症状ももう収まっている。 美月は、笑って言った。
麗奈：よかった。はい。終わったよ（髪を整えて）
美月）ありがとう、麗奈。 美月はそう言ったが、目は眠そうだ。
麗奈：今日はもう寝ようか
美月）何だ、早く帰りたいのか？
麗奈:うん。おかしい？
美月）いや、全く。
麗奈:なんだか久しぶりに帰る気がする
美月）そら、あっちから閉じられていたからな。
麗奈:あと一ヶ月で今年終わるから、ちょっと片付けしよう
美月）片付けは座敷童たちがやると思うがな。私も最初はやっていたんだが、いつの間にか、自分達がやると言って聞かなくてなってなぁ。 美月は笑っていた。 美月）作ったのは私だが・・・どこで育て方・・・いや、作り方を間違えたと言ったほうがいいのだろうか？
