トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)そうか、ならもう寝よう。
美月は脱衣所の戸を開けた。すると、座敷童と会った。
座敷童)あ、美月と麗奈。丁度良かった。ミルクムース作ったの。蜂蜜も掛けてみたんだ。風呂上がりに食べない?
美月)美味そうだな、喉も乾いていたし。しかし麗奈、食べれるか?
美月と麗奈は縁側まで来た。
美月)少し待っててくれ。
美月は部屋に入り、羽織を二つ出すと、一つを麗奈に掛けた。
美月)私の神域は過ごしやすい気候にしているが念のためにな。
美月)たんさん?
美月は首を傾げたが、試しに一口飲んでみた。突然、口一杯に炭酸の刺激が来て、思わず口を押さえた。
美月)何だ!急に口の中がぱちぱちと痺れたぞ。座敷童、何か変なものを入れたのか?そんなこと、教えた覚えはないぞ。
座敷童)僕らを作り出した、本人がそれ言っちゃう?
美月)口の中がぱちぱちする飲み物なのか。
美月は、もう一度飲んでみた。再び強い刺激が口一杯に広がるがマスカットの甘酸っぱさもあり、美味しい。
美月)初めは驚くが、美味しいな。
美月は、フッと笑った。
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