トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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鶴丸)ここだ!
美月)甘いぞ!
鶴丸の木刀を美月は簡単に受け止めた。
美月)この程度ではなかろう、もっとかかってくるがよい。
鶴丸)じゃあ、遠慮なく行かせてもらうぜ。
美月と鶴丸は長く戦い、息が上がっていた。しかも、全然勝敗がつかないから、目つきも完全に敵と戦うときの目つきになっている。
鶴丸)そろそろ降参したらどうだ?
美月)そっくりお返しするぞ。
鶴丸)まだ続きそうだな。俺と戦っても負けるのに。
美月)侮るな。負けるのは貴様だ。
鶴丸)前はお前が勝ったんだから譲ってくれたっていいじゃないか?
美月)知れたことを。長く戦い勝ったときの気持ちほど嬉しい事はない。それこそ、刀の性だ。
鶴丸)確かにな。
美月)鶴がさっさと負けを認めれば良かったのに。
鶴丸)誰が認めるか!お前だって認めなかったじゃねぇか?
美月)この私が認めるわけがなかろう。
美月と鶴丸は言い合いを始めていたが、何だか楽しそうだ。
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