美月)すぅ 美月は何か感じたのか、少し麗奈を強く抱きしめた。
麗奈:ん、すやすや
美月)すやすや
和泉守:おい、美月、麗奈、そろそろ起きろ
美月)ほぁ・・・? 美月は寝ぼけ眼をこすりながら言った。
和泉守:もう夕方だ
美月)結構寝てたな。麗奈、そろそろ起きたほうが良いぞ。
麗奈:すぅ…すぅ… 和泉守:おい、起きろ~ 麗奈:はっ(目を覚まし)
美月)よく眠るなぁ、麗奈は。
麗奈:おはよう~
美月)おはよう、麗奈。と言っても夕方だがな。 美月は笑った。そして 美月)和泉守が起こしてくれなかったら、きっと夕餉まで眠っていただろう。 と、苦笑した。
和泉守:麗奈は今日は俺と寝るからな。約束だぞ 麗奈:うん。またあとで
美月)元気な刀だな。年寄りは、ゆっくりせんと体がもたぬわ。
和泉守:俺だって麗奈からすれば年寄りだぞ
美月)今から数えて、一番最初に作られた刀が何を言っておる。私達は、とうに1000を超えておるのだぞ。その分、お主は300ではないか。十分若いわ。 美月は、やれやれと言った。
和泉守:ま、とりあえず晩飯にするぞ~
美月)行こうか。遅れては悪いからな。
麗奈:うん 堀川:(今日は彼が炊事当番で料理を並べていて)
美月)いい匂いがしてきたな。
堀川:今日はしょうが焼きです