トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)私だけではない。三日月もだぞ。同じように体温が低い。よく二人で炬燵に入っていた。
【回想】
三日月)炬燵はよいなぁ。
美月)そうだなぁ。
三日月)出られなくなってしまうなぁ。
美月)もう炬燵を布団にしたいのぅ。
二人が炬燵でほっこりしていると
小狐丸)美月殿、三日月!今日は、二人で畑当番だと昨日散々言いましたよね。いつまで、炬燵でのんびりしているのですか。ほら、出てください。
小狐丸は、美月と三日月の襟首を掴んで無理矢理引きずり出そうとする。しかし
三日月)すまん、小狐。今日は、一段と冷えるようでな。炬燵がないとやってられんのだ。だから、今日は、休ませておくれ。
美月)頼む、小狐!見逃してくれ。炬燵なしでは、畑当番なんて無理だ!
二人は何が何でも外に出たくなくて、炬燵の机を掴んでいた。そして、そのせいで、炬燵の机が壊れ、そして、美月と三日月は毛布を掴んたが、その毛布も破れてしまい、炬燵が使い物にならなくなってしまった。
【回想終了】
美月)今使っている炬燵は、2つ目なのだ。金は私と三日月の二人で払ったけどな。しかし、今でも炬燵に入ると出られなくなる。
美月)俗に言う人をダメにするなんとやらか。
美月は、ふふふと笑う。
美月)しかし、あれは人だけではなく、刀さえもダメにするぞ。なかなかの強敵だ。
美月)聞いた話だと、伊達の刀と繋がりがあったらしい。他は聞いておらぬ。だから、伊達派とは普通に接することが出来るのだろう。かと言って我々を敵対視してるわけでは無い。時間は掛かるが、いずれは気兼ねなくに話せるようになれればと思っているよ。刀も仲良くしないとな。
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