トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月と三日月は、未だ勝敗が着かず、木刀で攻撃や受けを止めていた。二人とも、負けたくないのか完全に敵と戦う目つきになっている。一旦離れると
三日月)そろそろ限界なんじゃないのか?
美月)そのままお返しするぞ。
三日月)遊びは終わりだ。覚悟することだ。
美月)ふざけたことを・・・終わるのはお前だ。
三日月と美月は、また木刀を交えた。
燭台切)二人とも大丈夫?
太鼓鐘)なんか様子が変だぜ?
美月と三日月は、二人ともかなり疲れを感じていた。今は夏、暑さにより、余計体力を奪われていたのだ。三日月と美月は一歩踏み出したが、暑さが限界なのかうつ伏せに倒れ
三日月)暑い・・・床が冷たい。
美月)ひんやり・・・ここは天国か。
と、いつもの声で言った。そして
三日月)なかなか楽しめたぞ。今回は引き分けだ。
美月)そうだな、また手合わせを頼むぞ。
と、仲良く話していた。本当に戯れだったようだ。
三日月)少々熱くなりすぎた。
美月)だが、久々に楽しめた。手合わせは最高だな。
太鼓鐘)いつもと同じだな。本当に遊びだったのか。
小狐丸)手合わせは手を抜かないことが肝心です。一瞬の隙が敵に命を奪われますからね。
鶴丸)まぁ、何に関しても三日月達は本気を出すからな。特にこういうことは手を抜かない。刀の性だろう。
鶴丸)まぁ、一番の神の端くれ同士だしな。あの強さだからこそ、出陣でも途中から本気を出すのだろう。敵を一撃で仕留めるための体力の温存、そして、大きく動くための体制の立て直しと言ったところだ。
鶴丸はポカリを飲む二人を見ながら言った。
三日月)次も楽しみにしているぞ。
美月)私もだよ。
三日月と美月は木刀を片付けながら話していた。
燭台切)お疲れ様、凄い白熱としてたねぇ。
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