トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
通報 |
美月)ふう、美味しかった。
三日月)美味かったぞ。美月、腹ごなしにしないか?
三日月は美月に聞いた。美月はフッと笑うと
美月)構わんぞ、行くか。
そう言って、立ち上がり、二人は練習場へと向かった。
美月と三日月は、太刀の木刀を持つと数回素振りした。そして向かいに立つと、暫くの静寂が流れる。
美月)・・・・・・・・・・
三日月)・・・・・・・・・・
先に動いたのは美月だった。美月は思い切り木刀を振り上げた。三日月はそれをいともたやすく受け止める。
鶴丸)始まったなぁ。
小狐丸)三日月と本気でやり合える刀剣は限られますからね。
美月は、いつも木刀で三日月と対戦するが、今日は、いつもと違った。自分の小さい姿を活かし、三日月に、強烈な蹴りを食らわせようとした。三日月もこれには驚いたが、スレスレのところで避けた。そして、両者、ともに一歩下がり
美月)当たったと思ったんだが・・・
三日月)避けきれたと思ったんだが・・・
実は美月のつま先が軽く三日月の髪に触れたのだ。あと一瞬三日月が遅れたら、頬を掠めただろう。
次は両者、ともに動き、美月が攻撃を受け止めていた。姿は小さいが、美月は太刀。三日月の攻撃は簡単に受け止められていた。
美月)流石は天下五剣だな。
三日月)俺が負けるとでも?
トピック検索 |