トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)時間はたっぷりあるからじっくり考えて良いからな。頭で想像するのが難しいのなら...
美月は文机の引き出しから、紙と筆を取った。そして
美月)紙に箇条書きでも良いから、書き出してみると良い。
美月は麗奈の手から、想像しているものを感じ取り、部屋に手をかざす。すると、部屋の姿が段々と変わっていき、麗奈の想像通りになった。
美月)こんな感じか?
美月)さぁな、そもそも私は自分の部屋は、現世と前の主と過ごした記憶を組み合わせて作ったからな。どうなものが好きかと聞かれると難しい。昔は、今のように壁に模様はなく、畳み、箪笥、障子、押入れと貴重品だけの部屋だったからな。麗奈の言うしんぷるの中のしんぷると言ったところか?
麗奈:なるほど。でも私の時代ではそういう畳とかタンス、障子や押し入れが揃っている家って少なくなっているんだよね。そもそも一軒家自体が珍しくなっているから
美月)私が物だった頃は、ここよりももう少し大きな屋敷だった。しかし、一軒家が珍しくなっているのなら、麗奈の時代の人は、どこに住んでたのだ?まさか、野宿していたのか?
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