トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)そうかそうか、ならもう少し頑張ってくれよ。
美月は、麗奈を抱き締めた。そして
美月)何がどう気持ちいいのか教えてくれるか?
と、麗奈に聞いた。
美月)ん?
美月は目を開けた。時刻は午前四時。
美月)(妙な時間に起きてしまったな。しかし、今頃、現世はどうだろう?)
美月はそっと布団から出て音を立てずに外へ出ると、庭の池に手をかざした。すると、今の現世の様子が映し出された。人形の美月は極力、人形の麗奈から離れないようにしている。人形の麗奈も美月と離れないようにしている。三条の方を見ると、未だ、目がギラついている。諦める気配は微塵も感じられない。
美月)(やはり、そう簡単に諦めるわけがないな。)
美月はため息をついて、再び池に手をかざすと水面を元に戻した。
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