トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)白無垢姿の麗奈はほんに美しかったぞ。もう一度、見たいぐらいだ。
座敷童)そう言うと思って、美月と麗奈の二人が映った写真と、一人一人が映った写真現像したよ。
座敷童は、写真を見せた。
美月)よく撮れているな。やはり、美しい。麗奈は私に相応しいな。
座敷童)そうだよ。麗奈にはこれもあげる。
座敷童は、麗奈に写真を渡した。その写真は美月と麗奈が誓いの口づけをしているところが映っていた。神気を流す美月と口づけして、麗奈はとても幸せそうな顔をしていた。
美月)あなや、随分と神気を流され、ここの者になっていく感覚が心地好かったのか?徐々に現世のことを忘れ、数日たてば何一つ覚えておらず、自分は元からここの者と思う感覚が。
美月)おや、少々刺激が強すぎたか。座敷童、一旦写真はしまっておいてくれ。
座敷童)は~い。
座敷童は、写真をすべて、持っていった。
美月)あいわかった。
美月は手を庭にかざす。すると、庭は形を変え、目の前に大きな三条大橋が現れた。
美月)やはり、いつ見てもいいのう。
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