美月)嬉しいことを言ってくれるな。 美月はそう言って麗奈を抱き上げると、そのまま口吸いした。
麗奈:んー!?
美月は、落ち着くように背中を撫でた。 美月)(不意打ちすると、こうだな)
麗奈:…ッ///
美月は、口を離すと妖艶な笑みを見せ 美月)不意打ちされると、驚いた顔でされるが、背中を撫でてやると、抱き締めてくるな。 そう言いながら、背中を撫でた。
麗奈:…不意打ちはずるい///(ぎゅーとして)
美月)だが、喜んでいるな。
麗奈:…(甘えるように抱き締めて)
美月)よしよし、ここでは現世のことは忘れて、存分に甘えるといい。
麗奈:うんっ。そうだ、今晩私がご飯作っていい?
美月)それは構わんぞ。 美月は、笑った。そして 美月)麗奈、今言った言葉の中に、現世のことを忘れてと言ったな。忘れてみるか?麗奈には、私だけなのだがら。
麗奈:…どういうこと??
美月)なに、一時的に忘却の術を掛けるだけだ。数日すれば思い出す。それまでは、麗奈は、ここの者になるだけだ。
麗奈:わ、わかった…
美月)嫌なら、嫌と言ってくれて構わない。
麗奈:……。
美月)言ってくれんと分からんぞ?麗奈。
麗奈:忘れるのは怖いからやめて?
美月)あいわかった。まぁ、忘れても忘れなくても麗奈は、ここの花嫁だがな。 美月は、クスッと笑った。
麗奈:花嫁……あ、ありがとう…///