トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月は、麗奈をゆっくり押し倒すと、ネクタイを緩めた。
美月)ねくたいで、腕を縛り、足と目は何で縛り隠そうか?
美月は、クスッと笑った。
美月)せっかく夜の王が質問しているのに、顔を背けるとは、いけない花嫁だな。
美月は、麗奈の顔を無理やり自分の方に向かせ両手で頬に触れると、背けることが出来ないように、押さえた。
美月)ほれ、これで私から顔を背けることは出来ん。今の姿の私に慣れるのだな。
美月)しばらく見てたら、慣れるだろう。絶対に顔を背けることが出来ないのだから。そうだ、目を逸らしたら、少しずつ顔を近づけることにしよう。嫌なら、目を逸らすなよ。
美月)(結構、耐えられるな。あまりにも静かだと普通は、沈黙に耐えきれず、口を開くものなのだが...私は沈黙には慣れているが)
美月は、今までの出陣や敵襲で敵がいつどこから現れるか静かに待つことがあった。だから慣れているのだ。もちろん、敵も息を潜めるため、とても静かだったことは今までに幾度とあった。
美月は、流石にこれ以上沈黙が続いても進展がないように感じ、口を開いた。
美月)これは驚いたな。かなりの沈黙が続いたというのに、麗奈から、口を開かないとは。
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