美月は、白いタキシードを脱ぐと、いつものラフな和装に着替えた。そして 美月)やっぱりこっちの方が楽だな。しかし、出陣する時に着るものは、自分の身体に馴染むのは何故だろう?
麗奈:…(疲れてうとうとしてしまい)
美月)麗奈、戻ったぞ...眠そうだな。 美月は、麗奈が眠そうにしているのを見ると、麗奈に膝枕をした。 美月)慣れぬ服と慣れぬ靴で、余計疲れたのだろう。ゆっくり休むとよい。傍にいるから。
麗奈:…すやすや(眠りについて)
美月)麗奈は、ほんに、ねむけがで来ると、寝るのが早いな。
麗奈:くう…くぅ…
美月)そして、愛らしい。 美月は、麗奈の眠る顔を見て、笑った。
麗奈:……う、ん(うなされて)
美月)(うなされてる?) 美月は、麗奈の頭を優しく撫で、手を握った。 美月)大丈夫だ。私がいるから。
麗奈:…すやすや…zzz
美月)落ち着いたようだな。
麗奈:……ん(起きて)
美月)起きたか?麗奈。
麗奈:いつの間に寝てたの…?(申し訳なさそうに)
美月)花嫁衣装を着て、疲れたらしく、膝枕をしたら、すぐ寝たぞ。
麗奈:あら、なんかごめんね
美月)踵が高くて、慣れていないし、花嫁衣装は重いようだからな。疲れるのも分かる。
麗奈:うん…
座敷童)二人とも、ハニーストロベリー作ったよ。 美月)ちょうどよいな。頂こう。
麗奈:ありがとう(ちゅー、と飲んで)