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美月)しかし、この傷が完治するのは、少しかかるな。
美月)そう怒るな。確かに時間はかかるが、命に関わる傷ではなかったのだから。ただ、敵ではなく、自身でつけた傷は手入れ、札では治らんのだ。
美月)そう落ち込むな。一生治らん傷と違うのだから。それに、いつもならすぐ治ってしまうが、人と同じ早さで治るには、どのくらい経過するのかを知るのもまた一興だ。だから、安心しろ。
美月)大事に考えてくれてありがとうな。
美月は、麗奈の頭を撫でた。
美月)大事に考えてくれてありがとうな。
美月は、麗奈の頭を撫でた。
美月)今夜は戻るだろう?二日間、戻らなかったし、最高の心地好さを感じていないのだ。うずうずしているのではないか?
美月)図星か。だが、夜まで待とうな。それとも今すぐ、したいなら人形に現世を任せることも出来るぞ?
美月)まさか。そんなわけがなかろう。私が麗奈に駄目と言ったことが今まであるか?
美月)なら、大丈夫だろう。
美月は麗奈を抱き締めた。
美月)帰ったら、沢山私の名を呼んで、触れてくれ。