トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)うわ!
美月は、今剣に足を掴まれ、うつ伏せに倒れそうになった。
美月)(まずい!このままじゃ、麗奈が下敷きに!)
美月は床に倒れる寸前、自分が下で麗奈が上になるように体を横に180度回転させた。
ガンッ
美月)っつう...
美月は、自分が下になったため、頭を強く打った。
美月)そうか、それならよか...た?
美月は、頭を少しさすった時に、ぬるっとした感触に違和感を感じた。感触を感じた手を見てみると、手のひらには、血がべっとり付いていた。美月の後頭部は血で真っ赤になり、首にまで血が垂れていた。
美月)ありがとう、麗奈。しかし、暫く頭はどうすればよいのだ?特に湯浴みの時に傷口に水や泡が入ったら激痛がはしるだろう。この血の量を見る限り、傷口は少々大きそうだ。美月は、今だ手にべったりと付いている血見て言った。
美月)洗わなかったら、穢れるし難しいところだな。まぁ、私が我慢すればいいだけなんだかなぁ。
美月は、困った笑顔で笑う。美月は、痛覚に鋭く、消毒液など、傷が沁みる物が苦手なのだ。我慢すると言って、毎回痛くて泣き叫んでいる。
美月)う~ん、そうしたいのはやまやまだが、こう寒いとな。
美月は、外を見る。冷たい風が吹き少し身震いする。
美月)確か、熱を出した時は、湯に浸けた手拭いで体を吹いたが、髪は手拭いだけで出来るものでは無いし。
小狐丸)髪の保湿だけでもしてはどうですか?それだけでも、違うと思います。翌朝、もつれはしないと思いますよ。
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