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美月はそれを聞くと、暗い顔をして
美月)つまり、明日元に戻るとは限らないということか?
石切丸:ああ、そうなるね。でも、なんだろう…葛藤しているような気配がある?
美月)ならば、何故朝に明日には戻ると言い切ったのだ?
美月は静かに怒っていた。
美月)どういうことだ?
美月は、麗奈に食べさせながら聞いた。
石切丸:麗奈さん、君は元の姿に戻りたい?
麗奈:…(じーっと石切丸を見て)
美月)つまり、麗奈が赤子に戻りたいと思い、その魂を呼んだ。戻りたいと思ったら、魂も出ていく。そういうことか?
石切丸:そういうことだ
麗奈:……ぐすっ(突然泣き出し)
美月)麗奈、どうした!
美月は、突然麗奈が泣き出して驚いた。
美月)(どうすれば...そもそも、私子守りなどやったことないんだが...三日月は何故か手慣れてるけど...こういう時は...)三日月、どうしたらいい?
三日月)すまぬが分からん。
美月は、それを聞いて項垂れた。
石切丸:私に任せて(麗奈を抱っこし)
麗奈:ふぇ…っ(泣き止んで)
美月)な、泣き止んだ?
美月は、麗奈を見て言う。そして
美月)良かった。しかし、赤子の気持ちとは難しいものだな。
鶴丸)美月、声と顔が一致してねぇぞ。器用だな。
太鼓鐘)声は普通だが、顔凄く落ち込んでるぞ。気づいてるか?
燭台切)あの、美月ちゃん。好きなお菓子作ってあげるから元気出して。
美月)どうした?麗奈。
美月は、少し元気のない笑顔で麗奈を見た。
麗奈:(ぐぅ、とお腹鳴って)
岩融:まだ食べてる最中だったな
美月)確かに、残っておるな。ほれ、また食べさせてやるぞ。
美月)いいこだな。
美月は、麗奈に食べさせながら笑った。